
「Thronebreaker: The Witcher Tales(ウィッチャーテイルズ 奪われし玉座)」、
第二十回やっていきまーす。もうパート20なのか。
プレイ日は2020/1/29です。今回はほぼストーリー進行のみです。

ドワーフの最長老の助力を得るために、艱難の末ついに山頂にたどりついたメーヴさん。
案内人の指示を受け、怪物退治に精を出したメーヴさんだったが、
その行動は最長老の怒りを買っていた。

16の息子の居る女王を小娘扱いする最長老様。
まあベース寿命がもう違うよな。

最長老は敢えて怪物を野放しにして、同族同士の虐殺の真相を追っていたのだ。
ここでメーヴは、真相を話すか否かの選択に迫られる。
言い換えると、案内人をしてくれたガボールを見殺しにするか否か。
ガボールも決して、虐殺を許していたわけではない。
心ならずも――のことではあったろう。

だが、奴をかばうためにドワーフの助力を得られなくなるのは困る。
つーかそもそもガボールにそんな思い入れないし。
ということで、女王は真相を最長老に伝える。

最長老の信頼をチョコッとは得られたようだ。

その後、長老と共に奥に向かうとエルフに襲撃を受ける。
とりたてて苦労せずに勝利。

この女戦士は、あの森で殺したエルフの敵討ちに来たようだった。
例によってブチ切れており、議論してもラチがあかない。
もうエルフ相手に詫びててもキリがないので開き直ることに。

エルフはドワーフの日和見も批判したが、最長老はそれを一蹴した。
このジジイはとにかくマハカムの平穏と掟が最優先らしい。
頑迷と言うほかないが、ある意味でそれは正しいのかも知れない。

予想に反して、連行されるエルフを見つめる最長老の眼には、
怒りでなく悲しみが浮かんでいた。
非人間達の運命について、何か思うところがあるのだろうか。

改めて、山頂にて会談を行う。
最長老は相変わらずの態度ではあったが、取り付く島もないというわけでもなかった。

彼は、帝国がエルフを送り込んできたことへの対抗策として、
メーヴ女王を利用してやろうという。
直接「戦争」をすることなくニルフガード帝国に圧をかける策があると。

ドワーフの「義勇兵」がメーヴ女王に力を貸す、と。
それも「最長老の意思に逆らって」という体裁で。

ドワーフがライリア軍に加わったことを帝国に伝えることで、
迂闊な動きが出来ないよう掣肘しようというわけだ。
ただの頑固ジジイと思いきや、長く生きてるだけあって、なかなかの策士だ。

どうあれ、これでライリア軍はドワーフの力を借りるという最大目標を果たすことが出来た。
思わず礼を言う女王様。
こういうトコは素直でいいよなメーヴ様。

なんだかんだで、コツコツとドワーフ達の支持を得ていたのは無駄ではなかったらしい。
苦労が報われるというのはいいものだ。
ホンットに苦労したからな~女王様。

なんだかんだで和解し、助力も得られた。
大変気持ちのいいやりとりである。
ただ、まあ当然……。

案内人ガボールさんは、宴に酔いしれている間に斬首されていた。
遺言すらも聴けなかったが、こればっかりは仕方がない。
そして、酔いもたけなわというところで、ライリアからの使者がやってくる。
使者の名はヴィレム。言うまでもなく女王様の息子である。

ヴィレムは、ゲーム開始直後に「相互協力しましょう」と手を結んだ北方諸国の
王達がスッコスコにされたことを改めて説明する。
いや、役に立たないとは思ってたけど、ホントに北方諸国同時に潰されてたんだな……。
こんだけ戦線拡大されて全戦全敗って、戦力差とんでもねえよな。
とんだ烏合の衆だったというわけだ。

ヴィレムは女王の戦いを「自尊心を癒すため」と斬り捨てる。
自己満足に臣民を巻き込んでいると。
知ったような口をききやがる、苦労知らずの若造め。

更にヴィレムは、王としての言葉を紡ぐ。
民の幸福を最優先に考え、戦争の早期終了を目指したと。
この一見、理屈が通ったような言葉をメーヴは一蹴する。

ニルフガードへの降伏が、どういう意味を持つか。
植民地化された国の悲惨と悲壮と悲憤はいかばかりか。

最後に、メーヴの居場所が身内から漏れたことを確認する。
内通者が居るのは間違いないらしい。

ヴィレムの明らかな成長に、複雑な想いを抱く女王。

その後、レイナードさんの提案で、アングレンを目指すことに。
ドワーフの戦力だけで巻き返しは到底難しいが、
「小規模ながら象徴的な勝利」を得ることで、北方諸国に希望を与え、立ち上がらせる。
現状を考えれば妥当と言えば妥当な選択肢だが、気が遠くなるような迂遠さだ。
だが、為すしか女王には道が残っていない。

敗走に次ぐ敗走、人助けに次ぐ人助け、と遠回りを重ね続けてきたメーヴに
ようやく反撃のチャンスが巡ってきた……。
というところで、第三章は終了!
今回ほぼストーリーの進捗のみでしたが、面白くてずっとワクワクしております。
しかしまだ中盤なのかな……思ってた以上にボリュームあるなこのゲーム。
御清聴ありがとうございました。