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「Thronebreaker: The Witcher Tales(ウィッチャーテイルズ 奪われし玉座)」、
第二十八回にして最終回で御座います。

プレイ日は前回に引き続き、2020/2/2です。
よろしくどうぞー。

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いよいよ、我らが故郷であり居城、リヴィア城に攻め込むときがきました。

恐らくこれが最後の戦いになろう。
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兵糧攻めにしてやれとレイナードの進言があった。

優位な包囲側なのだから、攻め急ぐ必要はどこにもないという言は理に適っている。
力攻めでは莫大な被害がでようことも念頭にあったメーヴはそれを受け入れる。
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ようやくクソッタレのデヒー将軍とナマで顔合わせ。

「君たち北方人は複雑な概念を介さない」というウィットに富んだ皮肉。
ヒゲむしりとってやろうか。
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だがデヒー将軍は「実はもう大軍の増援来てたりしてwwwwねえどんな気持ち?」と
更に煽ってきたのでブチ切れておきました。
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攻城戦前夜。

レイナードとガスコン、二人の信頼できる臣下と協議を始める。
ニルフガードの増援が来たら勝ち目はない。
増援が来る前にこの城を落とさねばならなくなった。

圧倒的優位から一気に劣勢になった状況を鑑み、レイナードがらしくもなく
強引な策を提案する。
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城内への単独潜入。
作戦実行者は高い確率で死ぬと思われる危険極まりない策である。

メーヴもガスコンもさすがに懸念を示すが……ほかに方法はない。
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ガスコンは、レイナードではなく俺が潜入すると言い出す。

う~む、嫌な予感がするな……。
選んだほう死んだりしねえよな……。
ここまで来たら、どっちにも死んで欲しくはない。

ともあれ、潜入任務ならガスコンに行かせるべきだろう、という
戦術的発想から、ガスコンに任命することに。
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メーヴはプレイヤーの想いを代弁するように命令を下す。
なんとしても生きて戻れ、と。

どうなるかな~? ワクワクするな。
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メーヴさん、白兵戦でバッキバキにニルフガード兵を斬り伏せていく。
いやアンタ、ホントにつええな!!

指揮官どころかマジで普通に武人じゃねーか。
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メーヴをそこまで駆り立てていたのは、復讐や憎悪以上に、
潜入させたガスコンの無事を願う気持ちだった。

それにしたって無双過ぎる。
ってか、潜入組よりよっぽど危ない仕事してないかアンタ。
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城内に踏み込んだメーヴが目にしたのは、死を目前にしたヴィレム王子だった。
ああ……王子様、ここで死ぬのか。

短い生涯の中でも、王としての器を芽吹かせていたが。
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城門を開けたのはヴィレムだったことが判明。
いつもなら礼儀を気にしないガスコンが、膝をついて語りだすのが悲しい。

人質になりうるヴィレムを斬ってしまったのは、ニルフガードにとっても大ミスではあろう。
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実子を目の前で死なせても、泣き崩れることもない。
メーヴを突き動かすのはどこまでも瞋恚の炎である。そうでなくちゃな。
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さあ、最終決戦だ!!!!
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どんな手で来るかな?!

とりあえず、いつもの感じで布陣して……とやってたら。
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敵将デヒーのスキルがクソほど強え!

「こっちと敵の山札一枚を比較して、向こうの戦闘値が上ならカード一枚を10ブースト」
……を、なんと毎ターンやってきやがる!

運にもよるけど、2~3ターンに一回ブーストされるよ!
いや、そんなの勝てるワケねーじゃんよ!
カードもクッソつええから、敵の手札が全然減らないし!
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アカンこれ……「頑張ればなんとかなる」感じじゃないわ。

えー、この感じで10連敗しまして。

恥ずかしながら、このゲームで初めて、攻略サイト見ました。
多分コレ、ノーヒントだとあと五時間とかかかる。
さすがにそれだと疲労で心が折れる。
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ということで、デッキをフルモデルチェンジ。

相手のカードを強奪することや戦闘値を入れ替えることだけを考えたデッキに再構築。
今まで一回も使ったことないカードだけで構成されました。

……最後の最後でそれもどうかなと思わなくも無いけども。
これまで一緒に肩を並べて戦ってきた奴らが一人もいねえ。
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いやまあ、それにしても強い!
なんてクセの強さだ!
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でも、どうにかこうにか、ギリギリのところまで押し込めてきた。
もうちょっとだ!
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180対161でリードだが、ここでパス!

敵のあと一枚で巻き返されなければ勝ち!!
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ウオオオオオオオーーーーーーーーーッ!!!!!!!

1の差で勝利!!!!

ちなみに、敵将デヒーのスキルが成功してたら負けてました。
紙一重っつーか、最後は運の勝負だった。
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なんとデヒーのクソ野郎は逃がしてしまったらしい。
しかし居城は見事奪い返した。
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サラリと増援も撃退するメーヴ。

勝ち目のない大軍ってハナシだったが、なにしろこっちゃ勝手知ったる居城やからな!
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北方諸国の軍はようやく団結し、拡大し過ぎた戦線の弊害がニルフガード帝国を蝕み始める。
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ロシア遠征時のナポレオンばりに会戦での勝利を望むニルフガードだったが、
そこで大敗し、戦の趨勢は決定した。
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帝国軍は皮肉にも、最初に奪い取ったアルダースバーグに引きこもるハメになったらしい。

「歴史と言うものは、若干の公平さかユーモア、あるいはその両方を持ち合わせているらしい」
田中芳樹みたいなことを言い始める語り部。
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息子を目の前で死なせたメーヴを気遣うレイナード。
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あっ、まだマップ移動あるのね! もうエンディングだと思ってたよ。

別れる前に仲間たちと会話するターンがあるらしい。
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アーンヨルフは、メーヴの誘いを断り、新たな戦いに身を投じる。
彼の望む死を手に入れるために。実にらしくてグッとくる。
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ガスコンは領土を与えられ、貴族として復権する。
なんとなく彼らしくない感じがするが……。

俺はオレで好きにやらせてもらうぜ的な感じで盗賊に戻るのかと思ってた。
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アイクは怪物退治の専門家として、後継者を探しに旅に出る。
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レイナードとはなんか臣下以上の関係になっちゃったり。
薄々そんな感じはあったが、ホントにそうなるのか。
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このおばちゃんもドサクサ紛れに正式に臣下となった。
しかし、カードとしては一度も使わなかったな……。

その後、ニルフガードとエルフの残党との戦闘が発生するも、消化試合でした。
さっきの戦闘が事実上のラスボス戦という認識で間違ってないらしい。
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ヘタレのデマヴェンド王が、自虐を交えながら親し気に話しかけてくる。

お気に入りの娼婦を宮廷に迎え入れたりしてたらしい。
人が死ぬ思いしてる間によろしくやってやがったのかコイツは。

しかもメーヴのトラウマである息子の話をズケズケしてきやがる。
デリカシーゼロかよ。
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彼は、ニルフガードが力を取り戻す前に徹底的に叩くべきと言い、
恐らくそれは事実であろうが、メーヴはこれ以上戦い続ける気力を失っていた。
さすがに、あんだけやりゃあな。
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デヒー将軍は、皇帝から直々に毒を送り付けられ自裁を命じられる。

往生際悪く逃げ出した挙句このオチかよ、と一瞬思ったが、滋味深いラストではある。
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そして、語り部は話し終える。
一晩中話してたらしい。お前も大変だな。
この語り部が実は――みたいな大オチがあるのかと思ったが、そういうことはなかった。

このあと、その後の女王達について話が出てくるが、
さすがにエンディング画像を貼るのもなんだし、やめとこう。
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ということで、「ウィッチャーテイルズ 奪われし玉座」終わりましたー!

プレイ時間トータル43時間!
いや、思ってたよりかなり長かったよ。20時間くらいかなと思ってた。
そのせいもあって、正直後半は疲労感もあったけど、最後まで飽きずに楽しめました。

レビュー的なものは別記事で書こうと思います。
いやー、メーヴさん達に感情移入しまくってたので、最後大団円になってホント良かった。
大満足!

「あのときああしてたらどうなってただろう」的な想いは山ほどあるけど、
さすがにもう一周遊ぶ気力はねえな! 半月くらいずっとコレやってたから疲れたぜ!

それでは御清聴ありがとうございました! おつかれ俺!


【追記(2021/1/30)】
ウィッチャーテイルズ日記、数だけは多くなったので更新のスキマ埋めみたいな
アップの仕方をしてきたんですが、まさか2020年の2月2日に書いた文章を、
2021年1月まで引っ張ることになるとは思いませんでしたね……。

この日記を全部読んだの、地球上に俺一人しか居ないかも知れないけど、
とにかく、お付き合いいただいて有難うございました。