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妖怪退治もの2D横スクロールアクション「斬妖行」、前回に引き続き
プレイしてみようと思います。

プレイしたのは2020/11/8で御座います。
そんなわけで、どうぞ~。

狐のお玉に連れられて、憎き狒々王の元へ旅を続ける陸さん。
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新ステージ入ると、いきなりザコは盾持ちで硬いわ、
後ろから弓がバンバン飛んでくるわでドッタンバッタン大騒ぎ。

まあメチャクチャきついってワケじゃないんだけど、正直その……
このゲーム、ザコ戦がボスに比べてあんまり面白くないんだよな。

ダークソウル的にスルスル回避出来るならいいんだけど、
全滅させないと進めない仕様だからかなり作業的になりがち。
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先に進むと、イカついけどどこか可愛くも見える化け虎がお出迎え。

この「へへ、まだ生き残りがいたか。捕まえて、狒々王から褒賞をもらうぜ!」という
小物丸出しのセリフが素晴らしいですね……。
北斗の拳のモヒカンザコ的な愛らしさがある。
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名前は「寅校尉」かな?

校尉は三國志とかで良く聴く官名やね。司隷校尉とか。
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で、コイツが小物っぽい正確の割に、結構強くてですね……。

久しぶりに「パリィ必須」系ボスなんですけど、
大ぶりで分かりやすい動きに逆に惑わされてパリィがスカりがち。
部下を呼ぶのも結構いやらしい。
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ただ負けるとヒントが出てくるのがこのゲームのいいところ。

部下のほうはガードすりゃなんてことない、と。
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七回目くらいで勝利。

「お許しください、おみそれしました」と命乞いを始める寅ちゃん。かわいい。
今どきこんな分かりやすい命乞いなかなか見れないぜ。
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狒々王の居場所を教えろと問われると、この対応である。

ウフフ、オッケー☆
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アタマの毛を斬り落として脅すと、ようやく答えてくれた。

脅しをかける陸さん、いいですね……。
やっぱ主人公は多少暴力的でないとな。
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一度口を開いたら、堰を切ったようにベラベラ喋り出す寅さん。
最初から最後まで一貫して小物な感じが実に良いぜ。

なんだその「肩のうしろの2本のツノのまんなかのトサカの下のウロコの右が弱点」
みたいな長い説明は。
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卑屈に「お願いですから命だけは」とすがる寅さんを不機嫌に追い払う陸さん。

逃しちゃっていいんだろうか。それでまたコイツに人間が殺されるんじゃないのか。
陸さん、その情け心のせいで弟弟子死なせたこと忘れんなよ。
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戻るとお玉は居なくなっていた。

陸さん的にお玉は「恐らく狒々王の部下だろうが、違うかも知れない」という
非常にグレーな存在のままなので、ここでも「狒々王の部下ならどうでもいいが、
もし違ったら大変だ!」って感じの複雑な焦りを浮かべる。
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先に進むと、お玉は捕まっていた。

ぬう……敵か味方かハッキリしてない状態でヒロインムーブしやがって。
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だが、お玉を人質にとった妖怪は、陸さんと敵対する気はないと語る。

妖怪の名は「赤天」
見た感じは蛇矛を持った孫悟空みたいなイメージだ。

赤天との交渉は要約すると

「狒々王は怨みを買いすぎて、このままじゃ長続きしない。
 俺がトップになれば人間との敵対をやめ共存出来る」
「俺らは崎山の戦いに関与してない(陸さんの弟弟子とか死なせてない)から
 争う必要はないし、罠ならわざわざ陸さんに会いに来る必要もない」
「狒々王は身を守る法具を持ってて、今の陸さんでは傷一つつけられない。
 手を組むなら、俺がその法具を盗んでやる」
「(陸さんに頼む理由は)リスク回避のため。保険のためお玉は人質にする」

という感じであった。

都合のいいロジックではあるが、陸さんにとっては断る理由もない話である。
ぶっちゃけ、お玉を人質にされても困らないし。
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そこから先に進むと、またしても村人達が妖怪に捕まっていた。
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助けを求めてくる太った道士。お前も捕まってんのかよ!
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今度の相手は「犀武侯」!

畜生の分際でイカす名前しやがって。
しかし見るからに重装備で手強そうである。
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負けたときのヒント文も、イマイチ攻略法的なことはわからない。

なんとなくだが、寅と違ってパリィメインで戦うのはキツそうな気がする。
裏回ってタメ斬りで削るほうが賢いか……?
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20回くらい死にましたが、なんとか勝利。

久々にちょっとムカつくボスでしたね……。
何回か「汚ったね!」って声が出たぜ。

パリィしてくるのと、突進連続でハメてくるのが嫌らしかった。
特にパリィ、ノーモーションでいきなり「シャキン!」って出してきて、
食らうとスタンにしっかりと追い打ちかけてくるの結構厄介でした。
まあ慣れたら反対側から斬るチャンスになるんだけど。

左右に攻撃をかわしながらチマチマとシールド削りつつ、突進後の隙に
タメ斬りを入れて一気に削り切る……という戦い方でなんとかなりました。
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太った道士さんは「ここの妖怪を祓おうとしたら強すぎて……」と言ってきて、
一瞬、素直に信じてしまったのだが、村人の嫌味で事実がバレる。
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このオッサン、ほぼコメディリリーフなんだけど、割と別れ際とかに
シリアスに助言してくれるので、なんだかんだいいキャラである。
陸さんも基本的に、敬意を払って接している。

なんだろ、こういうキャラにありがちな「助けたのに礼も言わない」とか、
「主人公の功績を横取りする」みたいなことが無いが大きいな。
キャラクターの印象って、ホントちょっとしたことで変わるもんだよな。
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「やましい行いをしないよう心がけること」。

なんかこの後の展開を示唆するような内容なのだろうか……?
気になるが、今日はこんなところで。

果たして狐のお玉は狒々王側の妖怪なのか?
協力を持ちかけてきた赤天は信頼のおける相手なのか?
陸さんの贖罪の旅路に果てはあるのか?
お玉のおっぱい強調はどういう意図なのか?

どうあれ、クリアまで走りきりたいと思います。
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プレイ時間も結構長くなってきたな……。さすがにもう終盤だと思うけども。

ご清聴有難うございました。