
引き続き「Monster Sanctuary」、遊んでいこうと思います。
プレイしたのは2021年1月20日~21日でございます。
それではどうぞ。

えー、前回ラストはゾシモスさんにボッコボコにされたところまででした。
いや、かなりキツい予感がプンプンするぜ……。

ムスットルとムスットゥルフのバフ祭りが始まるのが相当キツい。
こちらにバフ解除手段がほとんどないので、バフがかっちり掛かった時点で
ほとんど詰んでしまう。

敵にリストア使いが二体居ると相当に面倒なことになる。
(恐らくシステム的に)1ターンに二回、回復されたりはしないみたいだけど、
どっちからも回復できるってだけで相当嫌な感じだ。
とりあえず、速攻でムスットルとムスットゥルフを落とす方向で戦術を調整することに。

相手のバフ解除スキルを取るため、初めてスキルリセッターを使用し、
スキルツリーをイチから再構築するなど。
実はウチの闇ムスットゥルフ、バフ剥がし取ってなかった。ダメだろそれ。

なんとか勝てた……!
といっても、戦術でどうこうというよりゴリ押しに近い。
最後「蘇生→デバフ入れる→殺される→蘇生→デバフ入れる→殺される」を
リピートしながらアーマーブレイクを重ねていくという、ひどいゾンビ戦法を
するハメになりました……。
まあ、ぼんじりのリバイブが生きたとも言える。
キッツかった……。

ゾシモスは諦めたように先に進むように促す。
しかし、倒した敵を殺すような展開にならないのも独特の風情であるな。

そして奥に行くと、今度はカイムスさんがお出迎え。
レオナルドの兄という割に全然キャラが似ておらず、なんか挑発的な男である。
錬金術師勢、小物キャラが何人もいて微妙にキャラ被ってるんだよな。
カイムスさんはそのニヤケ仮面のせいもあると思う。

スペクトル・ファミリアを奪い取り悪用する相手に激高するぼんじり。
まあこの手の議論が平行線になるのは分かりきってるので、口喧嘩してもしょうがない。

「なンだよ」という言い回し含め、松野キャラみたいな感じで知った口を叩くカイムス。
御高説尤もであるが、だから何だって感じだ。

敵戦力を分析する。
後列がスペクトルファミリアで埋まっており、かなり手強そうな予感。
実際戦ってみると、前線のうち一人を倒したあとに出てくるカエルが超面倒で、
ようやく倒したら次のライオンが超火力でクッソきつい。
個人的にはゾシモスより明らかにきつく感じた。五戦十戦と負けまくる。
ネットで攻略法探そうにも、なんかコイツに苦戦してるの俺くらいのようで
全然それらしいものがない(ゾシモス攻略は出てきても、カイムスは全然見当たらない)。
しょうがないので試行錯誤しながら連戦するが、光明が見えない。
ていうか、戦闘前の会話、飛ばせないのどうにかなりませんかね……!?
しょうがないので、色々打てる方法を探します。

まず、スキルポーションがダブついていることに気付いて、ふと
「最高レベルからでも、もう1ポイント振れるのでは?」と使ってみた。

素晴らしい!
ということで、全員1スキル分強化。
たった1ですが、このゲームのスキル一つは超デカいからな。
これはかなりの戦力増強になったはず。

更に耐久力を高めるため、食事を全部防御力アップに費やす。
ナッツ類ばかり食べさせられる可哀想な連中だが、これで死ににくくなるなら
否応もなかろう。
あと、装備の見直しも行った。
進化の樹の前の商人からヘビーメイス・弓・毒矢を買い込んでから、
チマチマ宝石を集めて+5まで強化し、キノコノコに弓と毒矢、
トロルにヘビーメイスを装備させる。また、ニンキに治療の杖を持たせた。
チマチマ宝石を集めて+5まで強化し、キノコノコに弓と毒矢、
トロルにヘビーメイスを装備させる。また、ニンキに治療の杖を持たせた。

ということで、オラアアアーーーーーッ!!!!
バフ乗りまくりのスペクトル・ライオンの攻撃が非常に痛かったが、
ムスットゥルフの必死のバフ剥がしが奏功し、なんとか余裕を持って撃破。
まあもう一人倒されてたら泥仕合確定でしたけどね……。
最後にぼんじりを控えさせてるのは、彼が出てくれば蘇生蘇生のゾンビ作戦で
土俵際の驚異の粘りが可能になるからです。
まあ、出来ずに沈んでいくことも多いんだけど。

潔い風のセリフを吐きつつも「ファミリアを返してやろう……とでも言うと思ったか!?」と
小賢しいフェイントをかけてファミリアを上司の元に送るカイムス。

例によってギャアギャア喚くだけで基本何も分かってない鳥。

しょうがないので上層まで登ると、マルドゥクさんがお出迎え。
動機をつらつら語ってくれたが、まあなんか復讐がどうこうって感じのようです。
ぶっちゃけテキストだけで語られるバックボーンなので、割とどうでもいい。

なかなかイカつい面子を揃えてらっしゃるな……。
スツネとマッドアイはバフ剥がしで、後ろのドラゴン連中が火力を出しそう。

初戦撃破でしたが、割と結構キツい戦闘でしたね……。
バフの乗ったドラコグランの火力がエグくて二人くらいワンパンKOされて、
大慌てで攻撃を集中してなんとか落として、あとはゾンビ戦法で勝利。

導師に見捨てられるマルドゥク。
さーて、果たしてその「導師」ってのはどんなもんかな。
このゲームでは珍しい連戦が始まる。

小さいしカッコ悪くて笑ってしまった。
体に目がついてるデザインでカッコ良くするのはなかなか難しいよね。
ということで、恐らくこのゲームのラスボスであるマッドロードさんだ!
ここで負けたら、また二連戦……と思うと、絶対負けたくないぜ。

「えっ!?」って声が出そうになった。
デバフてんこもりにしてポイズンイーター入れるとHP半分以上削れる……。
おいおい2ターンで終わっちゃうよ。
――そう思ったんですが……。

そのとおりになりました。
えっウソ、弱くね?

お、まだ負けてないっぽい雰囲気だ。
これは第二形態来るか……?

来ませんでした。
モンスターサンクチュアリ、完!

マルドゥクはなんかベラベラと「俺っち操られてたかも」みたいな話をして、
終身刑にされてました。

ドラクエのイベント後みたいなメッセージだ。
「そして、夜が明けた……」って続くやつ。
ていうか、百歩譲ってウィル達三人はいいとしても、スペクトル・ファミリアのうち三匹は
さらわれてただけで何も活躍してなくないですか。

えー、ということでモンスターサンクチュアリ、プレイ日記は以上になります。
総合的な感想・レビューは以下にまとめます。
■良かったところ
グリグリ動くドット絵は問答無用の美しさ。
モンスターデザインは可愛らしく魅力的。
モンスター集めて育てるゲームなんだからこれは超大事。
音楽は安定して品質が高く、かなり気に入った曲もあった。
適当に弱点を突いているだけだと中盤で詰むほどの戦闘難易度。
バフデバフやスキルツリーを見てかなり考える必要がある。
育成自由度は相当高く、スキルツリーフェチにはたまらないだろう。
どのモンスターも最後まで使うことが出来るバランス(多分)。
メトロイドヴァニア風マップはしっかりした探索の楽しさがある。
集めたモンスターは戦闘だけでなくアクションスキルも持っており、
乖離しそうなアクションとRPGをギリギリ繋ぎ止めている。
「次にどこに行けばいいか」は迷いにくい。
ファストトラベルが自在で「移動のダルさ」はほぼ感じなかった。
日本語の和訳はかなり丁寧な仕事だと思う。
■悪かったところ
敵味方共に「コイツいいキャラだな」と思う人間が一人もいなかったなー。
キツイ言い方をすると「魅力のないキャラの織りなす
割とどうでもいいストーリー」という感じ。
そのくせ妙に長文テキストで世界観説明をされるので鼻白む。
そのくせ妙に長文テキストで世界観説明をされるので鼻白む。
戦闘前の会話が妙に長いうえにスキップ出来ない(よね?)ので、
ボス戦のやり直しが割と億劫。
二段ジャンプやモンスタースキルで移動が快適なように見えて
しょっちゅう天井に頭を打つマップばかりなので移動に爽快感がない。
「RPGツクールで作ったアクションゲーム」を思い出すような
なんともいえないギクシャク感を操作時に感じた。
そのイマイチな操作性で、ギリジャン的なアクションだったり、
最短で移動しないと取れない宝箱とか出てきて相当なストレス。
このゲームで一番ダメなとこだと個人的には思った。
パズルなどで「ここは後回しにしたほうがいい」のか、
「上手くやればイケる」のか、分かりにくいシーンが結構あった。
ヘタすると無駄な努力に時間を費やすハメになるので、
こういう調整はメトロイドヴァニアでは大事なのではないかと思う。
一番多く聞くザコ戦BGMが割と微妙。聞き飽きたせいもあると思うが……。
という感じですかね~。
なんだかんだ32時間以上ミッチリ飽きずに遊べたのでいいゲームだったと思います。

それではまた次のゲームでお会いしましょう。
ご清聴有難うございました。さよなら、さよなら、さよなら。