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「428~封鎖された渋谷で~」!

プレイしたのは2021年5月12日。初見プレイとなります。
感想を書いていきます。よろしくお願いいたします。

今回は12時~13時までプレイしました。
まあ、まだストーリー的には起承転結の「承」を出てない感じかな~。

そもそも全体のボリュームを知らないため、まだまだ序盤なのかどうかさえ分からない。
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視点人物は変わらずこの五人。
このまま最後までずっと行くのかな?
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刑事の加納さんはなんか、シュッとした見た目ながら実はかなり抜けているというか、
脳筋に近いメンタリティな気がしてきた。
ただ「そのギャップがキュート」というところまでは今のところ行ってない感じ。

「刑事」という職種なせいか、評価がカラくなってる部分があるかも知れないな……。
ギャグノリのときに「営利誘拐事件に対峙してる刑事なんだから真面目にやれよ」という
気持ちが芽生えてしまう。
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突然、農家に転職オチBADENDとかあって、爽やかな笑顔に笑ってしまったんだけど、
あの流れから転職はさすがに強引過ぎるぜ。

「かまいたちの夜2」とかでも結構あったけど、それまでの流れをぶった切る
シュールオチENDって結構複雑な気持ちにさせられるんだよな……。
メタネタを見せられたような気まずい気持ちになる。

似たテイストでも、初代「かまいたちの夜」の大阪行きオチは嫌いじゃなくて、
アレはアレで前後の流れがしっかりしてたと思う。
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亜智さんは終始追っかけられて逃げてるだけなんだけど、わかりやすくヒロインがいて
主人公ムーブが続くので見ていて疲れなくて良い。
ひとみさんがべらぼうに可愛いので絵的にも間が持つし。曇り顔が美しい。

「頭は悪いがケンカは強くて義に厚い」という超わかりやすいキャラが微笑ましいし、
頭が悪いといってもイライラするようなボケ方もあんましない。
ここまで裏の無いキャラ近年あんまり見ないから癒やされる。
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このシーン読んでてふと思ったんだけど、一般的な小説みたいに視点を固定してないんやね。
地の文が亜智目線になったり、ひとみの内面になったりする。

よく考えると、サウンドノベルゲーで視点固定する意味ないもんな。
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御法川さん、島本和彦作品調の物凄い身勝手な熱血男に見えたが、要所要所で
妙にクレバーなところが出てきて面白くなってきた感じがある。

テキスト面でも、意外とあんまりチョケたノリが出てこないし。
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明るいノリの中、バッドエンドでサラリと首吊りが出てきてドキリとさせられた。

なんというか、リアリティラインが最初からかなり低めに設定されてるぶん、
BADENDの放り投げたような終わらせ方でギャップを感じるんだよな。

というか、実写画像をベースに話が進むのに、リアリティラインめっちゃ低めな
このバランス、本当に独特だな~と思う。あんまり無いよねこのテイスト。
緊張感が霧散してる感もあるので、良くも悪くも、ではある。

タマの話はこのターン、ほとんど進捗してない気がするので割愛。
顔芸で引っ張る感じ、割と嫌いじゃない。

大沢さんはコロンボ的刑事やら身勝手な妻に翻弄されるしんどい話ではあるが、
メインである誘拐事件にガッツリ関与する立場なのでヒキは強い。

五人の視点人物中、一番「主人公の個人的事情」以外の部分に
興味深いディティールが仕込まれている気がする。

暗いトーンだけど、「街」の「シュレディンガーの手」とか「迷える外人部隊」的な
キリキリとした緊張感や沈み込むような陰鬱さとは無縁な印象。
個人的にはそれこそがサウンドノベルに求めるものだったので残念でもあるが……。
まあ作風の違いだろう。
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どうでもいいけど、TIPでこんな質問をされて、反射的に
「『時間が見る』という機能が満たされればなんでもいい」と思ったんですが。
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このオチで「ち、ちがうぞ!」ってなりました。違うぞ。
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この12~13時のターンで初めて、軽く行き詰まったりもして、
ただ物語を読んでいる感覚だったのが、少しずつ「ゲームを解いている」感が出てきました。
非常にパズル的で楽しい。

切り替えたい選択肢や読みたい場所への行き来も用意でUIが非常に優れていると感じる。
それゆえに、ほんの少し入るロードが気にはなるんだけども……。
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ということで、12~13時の感想でした。

物語が進んでいるような、まだまだ前フリだけなような……という感じでもどかしいぜ。
ということで、サクッと続きを遊ぼうと思います。ご清聴有難うございました。