「428~封鎖された渋谷で~」!
プレイしたのは2021年5月19日で御座います。
本編クリアした後になにをしたかザッと書きます。
宜しくお願いいたします。
まず、亜智の妹である鈴音編をプレイ。
たのしみたのしみ。
鈴音編ではあるが、最初は風間拓也という少年の目線で始まる。
最初の数ページ部分のしっかりした情景描写の時点で、
明らかにサウンドノベルというより「小説」の文章なのが伝わってきて、
いい意味で本編とのノリの違いを感じる。
画像や音楽が無くても内容がわかるように出来ている感じ。
変に凝った言い回しとか奇をてらった展開とかを使わず、平易な文章で
しっかりと読ませるあたり、熟練の業を感じるな。
単純に俺が我孫子武丸ファンということもあるが。
正直、最後まで読んでもこのタイトル、あんまりピンとこなかったな……。
「足が第二の心臓」のくだり、単純に「へえ、そうなんだ」と驚いた。
老人が、足腰がダメになると一気に弱っていく感じってそういう根拠なんかな。
途中、シームレスに視点が変わって驚いた。
でも考えてみたら428らしい転回ではある。
このシナリオで本編みたいにKEEPOUTで切り替えとかされても困るもんな。
というか、本編の「KEEPOUT」とかのシステムがそこまで面白さに
資してなかったことを逆説的に感じてしまったりしました。
で、視点が変わることで、太陽のような聖女みたいに描かれた鈴音の内面が描かれる。
鈴音の内面の吐露は、綺麗事じゃなくてとても良かった。
鈴音編を最後まで読んだ感想としては、凄くいい話ではあるけど短すぎるというか、
さすがにタメが足りないので大きな感動は無かったかな~という感じ。
物語が成立する最低限のパーツで構成されてる感じで、さすがに物足りなかった。
もうちょっと拓也の想いに寄り添えるエピソードがいくつかあったら
違ったんじゃないかと思うが、病人二人の話でこれ以上長くても退屈しそうだし
難しいバランスだったのではないかと思う。
えー、それからカナン編。
ごめんなさい、オートプレイでスキップしました。
なんだろ、「街」でも思ったんだけど、こういう風に
「実写ノベルの中にアニメが混ざる」のスゲー苦手で……。
ただでさえグラグラしてたリアリティラインがさらに揺らぐ気がする。
独立した物語として読めばいいじゃんって言われるかも知れんけど、
本編の時点でカナンにさほど興味が湧いてないので、そこ深堀りされても
全然読みたいと感じなかった。
あと俺、Fate/Zero好きだしFGOもやってたけど、TYPE-MOONのノリ自体はやや苦手。
ちゃんと読んだら面白いのかも知れない。
それからエコ吉編も読破。
缶キャラクターデザインが凝っててスゲーなと思った。
ここもっとチープでもいいだろうに、結構金かかってる感じがある。
ストーリー自体は特に思うところはないけど、オマケとしてはいいのではないでしょうか。
メイキングスタッフロールはやっぱりニヤニヤしちゃうね……。
加納役の人のヌケた感じとか、亜智役の人のカッコいい感じとか、役者さんの素の顔はいい。
ひとみ役の人も屈託がなくて可愛い。
しかしホントに制作、大変だったろうなあ。
そしてそこからバッドエンド埋めプレイを開始することにしたんですが、
ここまでの時点で、あと34個残っており気が遠くなりましたね……。
これはもう単純作業なので心を殺して淡々と。
有休の一日にノンビリとやりました。三時間くらいかかりました。
で、それからカルトクイズ埋め。
こんなもん、お前アレや、ネット頼みじゃ。
こういうときネットに縋ることには抵抗が無い。
ハァ……ハァ……長かった……。疲れた……。
でも最後の牧野卓のショートエピソードはちょっと好き。
それから隠しコマンドめぐり。
steam版だと何ボタンになるのか分からなかったが、Escでいいようだ。
これとショートエピソード埋めにまた数時間かかりましたね……。
一回BADEND経由させたりするのが最高にめんどいぜ。
有休が……俺の有休が428で溶けていく……。
オルルアアアアア!
なんだかんだでもうすっかり夜になってしまいました。
この記事を書き始めたのが14時半だったんですが、今21時で御座います。
陰謀編はまあ、いつものアレですわ。
チュンソフトのよくやるいつものアレ。キライじゃないぜ。
そう毎回入れるようなガジェットじゃない気はするけども。
というわけで、トロコン致しました~!
プレイ時間、なんだかんだで27時間とかになってたな……。
まあ放置時間とかもあると思うけど。
えー、まあ最後まで遊んだ感想としては、なんとなくやりはしたけど
基本的には本編クリア後は全部オマケやな! という気持ち。
「この世界にもっと浸っていたい」という人がやるためのものであって、
「これを見なければ428遊んだことにはならない」みたいなものではない。
でもまあ、やって後悔はなかったぜ。トロコン特有の達成感がある。疲れた……。
ということで、ダラダラした日記になりましたが、ご清聴有難うございました!