「Kenshi」プレイ日記で御座います。
書いている本日は2021年9月9日でございます。
宜しくお願いいたします。
前回、永遠に続くかのように思われた旅路の果てに、ついに一行は
灰白色の世界のなかに静かに佇む廃墟にたどり着いた。
アッシュランドの奥地「不吉な場所」――。
果たして中には一体何が待っているのか……!
ですよね!!!!!!
エンジェル伝説の北野くんみたいなテンションで斬りかかってくるスケルトン兵達!
いや、多い! 多すぎるだろ!
「Days gone」で見たぞこのビジュアル!
もしくは無双シリーズの新作!
しかも言うほどこっちも無双できねえし!
「第二帝国の亡命者」とやらは数は多い反面、一体ごとの戦闘能力はそこまででもない様子。
いやまあ、こないだのリヴァイアサン育成前に来てたら即死レベルだっただろうけど。
ていうか第二帝国ってなんだよ。ナチスドイツかよ。
と言いつつ、なんだかんだで味方は誰もダウンせずに殲滅完了。
見た目のインパクトだけで、大したことはなかった。
というか、パーティを育成し過ぎたのかも知れない。
全然戦闘に苦労しなくなってしまったぜ。
二階にベッドを敷いて体力を回復し、もう一つの建物に挑むことに。
しかし序盤から終盤まで、敵陣のど真ん中にベッド敷いて回復する機会が多い……。
ホント、色んな意味でヘンテコなゲームだよな……今更だけど。
似たようなゲームが世に全然ないもんな。
作り手の「作家性」がここまでバッキバキなゲームもなかなかない。
そして、奥の建物に入ると、突然玉座から男が語りかけてきた。
その名も「狂ったキャットロン」。
「狂える」とかのほうがカッコよかった気がするが、AIの親玉と考えると
「狂った」のほうがニュアンスとしては近いかも知れない。
一人でブツブツ喋りながらションボリしているキャットロンさん。
なんかすまんな……。
ともあれ、パラメータは圧倒的だが、耐久性は三桁であり絶望感は無い。
よし、コイツを倒したら、俺のなかの「Kenshi」はクリアということにしよう。
お前がラスボスだ!
いくぞ!
これまでの旅の集大成を見せてやれ、まつもと軍よ!
数多のリバイアサンを沈めた驍勇を今こそ振るうのだ!
全滅。
ちょっとまって、強すぎひん?
あれだけ白兵戦の鬼と化したタカさんやモリーさんやアキラの攻撃がキンキン弾かれて、
反撃で複数人がバサバサ斬り倒されていく。白兵戦の鬼は俺たちではなかった。
いや、久しぶりに全然勝てない相手に当たってビックリしてしまった。
勝てないとみるや姑息にステルスKOを狙いに行く男。
過去の誤った成功体験が人間性を大きく歪めている。
具体的に言うとバグマスターとかあのあたりのアレ。
1%くらいなら引ける! 俺なら!
すいませんでした!
勘弁してください!
その後、二階にベッドを敷いて、ちょこちょこと攻撃しては逃げてを繰り返したり、
それを咎められて二階が血と臓物の海になったり、色々ありました……。
でも基本的にキャットロンさん、そこまで好戦的でもない感じがある。
俺の気持ちを代弁するセリフが出た。
それと、射撃部隊がキャットロンさんに射撃しようとすると何故か棒立ちになるんだけど
コレは仕様なのかな? 遠距離攻撃当てられたらもうちょっとラクだったと思うのだが。
お前は第二次スーパーロボット大戦のシュウ・シラカワかよォ!
大激戦のすえ、なんとか昏倒させることに成功。
もうさすがに殴り合うのは怖いのでモツ抜きして殺害することにした。
ドヤ顔でキメセリフ吐いてるのは林さんだろうか。
キャットロンさんのCPUには、何か悲劇性を感じさせる経緯が刻まれていた。
頑張ってるウチにイカレちゃったAIという感じで切ない。
キャットロンよ……お前もまさしく戦友だった。あんま思い入れないけど。
ということで、俺の中で「Kenshi」はクリア! ということにさせていただきます。
思えば長い旅路であったな……。
初プレイは2020年4月でしたからね。
ていうか、今Kenshi日記第一回を読み返すと、なかなか理想的な楽しみ方してるな俺。
それから狂ったようにプレイして……で、2020年7月に一回ダレて終了。
一年余り間を空けて、ふと思い出したようにプレイを再開しました。
いやー楽しかった。実プレイ時間としては200時間弱くらいだろうか。
心残りは、皮剥ぎ盗賊への復讐だなー……!
ゲームを一旦やめるキッカケにすらなった宿敵。
今の戦力なら問題なく蹴散らせるはずなんだが……コイツらマジでどこへ行った?
「生身の兄弟!」って近づいてきたところをボコボコにしてやりたかったな。
このときの屈辱、晴らしたかったぜ……。改めて見てもなんてビジュアルだよ。
ということで「Kenshi」プレイ日記、これにて完!
ご清聴ありがとうございました。