
正式なタイトルは「Pathfinder: Kingmaker – Enhanced Plus Edition」!
パスファインダーキングメーカーエンハンスドプラスエディション! 長い!
どういうゲームかは良く知らないまま、名前だけは聞いたことがあって、
「ちょっと触ってみたいけど高いな~セールしてないな~、っていうか
steamでは出てないのか~」みたいなことを思ってまして。
で、ある日Epic Gamesを起動したら、なんか普通にライブラリに入っていて。
無料のときに落としてたのかよ! という。
いや「落としてたのかよ!」というか「それを忘れてるのかよ!」だわ。
そんなワケでちょっくら触ってみたいと思います。
プレイしたのは2022年1月18日で御座います。平日なので軽めのプレイです。
よろしくどうぞ。

まず、難易度設定画面から。
やろうと思えば細かくカスタム出来るらしいけど、初見でそんな調整するのは怖いので
プリセット難易度から選ぼうと思います。
下から「ストーリー・イージー・ノーマル・チャレンジ・ハード・アンフェア」と
六段階もありやがる。
まず前提として俺はヌルゲー好きです。なのでノーマルより上はやらない。
そしてこのゲーム、基本的に難しいと聞いております。

イージーはダメージ六割減、ストーリーはダメージ八割減という
相当にナメた設定ではあるが、多分デフォだと俺にはしんどい予感がある。
ただ、ストーリーの「キャラが死亡しない」というのはセーフティ過ぎて
さすがに緊張感を損なう予感がしたので、今回はイージーでやります。EZ DO DANCE。

それからキャラメイク。
種族に職業にと選ぶものが多くてパニックになりそうだったが、もとより指標ひとつないので
フィーリングでどんどん決めていくことにした。
とりあえず職業はファイターだ! 得意武器は両手武器使いとする。

パラメータ振り分けもコッテリとある。
これも「何の基準も俺の中にないけど、後々取り返しつかなくなりそう」って感じで
実に迷うが、最終的には雰囲気で振っていく。
まあファイターなので筋力耐久力多めにしておけばハズレはないだろう。
技能は「説得」と「知識」にちょびっと振ってみたり。
脳筋のくせにバカだと思われたくないという見栄がある。

更に戦闘スキルの選択もあった。
強打の説明が長過ぎるうえに、一行目から意味が分からない。
「近接ダメージロールに+2ボーナスを得るために、近接攻撃ロールと
戦技判定に-1ペナルティを受けることにしてもよい」?
ロールはTRPGのダイスみたいなもの?
あと、グレードソードと強打はともかく、なんで近距離射撃取ったんだろ俺?
今記事書きながら首を傾げている。

どうあれ、タカさん完成! これは嬉しい。
イラストだと武器モーニングスターだけど実際は剣士です。
しかしこうやってみると、ほとほとモーニングスターって扱いにくそうだな。

「この物語は、アルドーリのソードロードの邸宅で始まった。
とても危険な任務とそれに見合う莫大な報酬に引き寄せられ、あらゆる英雄がそこに集まった」
いきなり「アルドーリのソードロード」とダブル固有名詞で困惑するが、
「報酬に引き寄せられて様々な強者が集められた」って状況はどうしたってテンションが上がる。

腹筋バッキバキの女アミリさんが「いつまで待たせんだ!?」とブチ切れている。
アルドーリってのは何者かも分からず来たらしい。
ヤベー女のニオイしかしない。

ヤベー女を、これまた見るからに曲者の気配のする男が挑発混じりに嗜める。
タートゥチオってまた呼びにくい名前だな。
アルドーリってのは裕福で有力な集団らしい。

そこに、アルドーリが登場する。
固有名詞はクリックすることでTIPS的に説明文が出てくれるようで、親切で嬉しいですね。
「創始者のアルドーリ男爵が精鋭に剣術を教えたことで作られた組織」ってことかな。
で「ソードロード」はまあ文字通り剣の主的な感じで、ロストランドの支配者として
君臨しているが、みんな怒りっぽく直情的なんだそうだ。ダメじゃねえかそれ。

若干、ややこしい話も絡むようだが、まあ要は国境線を巡る領土問題らしい。

でまあ「牡鹿の王」と呼ばれる盗賊を倒してこいよ、そしたらお前が統治者や! と。
色んな質問が出てくるが、内容としては妥当なものばかりだ。
まずこの討伐軍が勝ったとして、誰が統治者になるんだよ。

「旅を通じて、誰が一番適しているかみんなで決めろ」ってオイ!
小学生か!
そんなん内部分裂まったなしじゃない?
寄せ集めの武闘派集団に「報酬得られるのは一人だけ」ってなったらもう
バトルロワイヤルだろそれは。

その後、吟遊詩人のリンジィに声をかけられる。
ちょっとテンション高めで絡みづらい感があるが、こういう子がパーティに一人いると
だいぶムードが変わってくるよな。陰気なやつばっかりでは気が滅入る。
自分が誰よりも陰気だからな。

それから、基本操作の練習。
WASDで視点移動して、クリックでキャラの移動。比較的わかりやすい。
画面の感じは、昔やった「ディヴィニティ・オリジナルシン」にちょっと似てるかな。
集会は解散し、各自部屋で休むことに。

と思ったら、いきなりリンジィが部屋に駆け込んできた。
いくらなんでもノータイムで「部屋から出ていけ!」はねえだろ。どれだけ偏屈なんだよ。
悪党が侵入してきて衛兵を殺し始めた! ということらしい。
最初はなんか街とかで装備集めパートとかになると思ってたら、速攻で
激しいイベントが来たな……! すぐ戦闘が始まった。

ふむふむ……えー、戦闘はリアルタイムで発生するが……えっ、リアルタイム!?
何故か完全なターン制バトルだと思いこんでた。リアルタイムなのか。
「ロール」というのはやはりダイスロールのことのようだ。

さすが低難易度だけあって、部屋に押し入ってきた悪漢は即座に撃破出来た。
……とはいえまだシステムが良く分かってない感じ。
これは一筋縄じゃいかねえ予感がするな……!

そのまま廊下に飛び出すと、さっきのタートゥチオさんと合流。仲間に出来る。
タートゥチオさん、覚えにくいしキーボードでも打ちづらいな!
「ta-toxuchio」って打ってるから大変だよ。
もう「ターちゃん」って呼んでやろうか。ジャングルの王者以来初のターちゃん。

めっちゃくちゃ長文のチュートリアルが出てきて気持ちが萎える。
ただこういうの読み飛ばすと、後々痛い目見たりするからな……とか思って
真剣に読んでもよく分からなかったぜ。
まあ呪文は休息しないと使用回数が戻りませんみたいな話かな?

なんか、リアルタイムだけでなくターンベース制にするモードとか、
時間の流れを遅くして細かく戦闘を操作するタクティカルモードがあるらしい。
……どういうふうに使い分けるのがいいかなあ?
攻略wikiみたいのを見たら「お好みでどうぞ、慣れるまではターンが楽」みたいな
ことが書いてあったが、一旦リアルタイムで戦闘することにする。

更に進むと、アミリさんが大暴れしていた。
彼女は仲間にはならないが、いい感じにキャラ立ってていいなあ。

いかにもアマゾネスげな野蛮さと荒々しさが見える反面、カッコイイ美しさがある。
クソデカ剣も似合っていて実に素晴らしい。

途中、ターちゃんから「金盗まね?」と誘われるが、どういったリスクがあるのか
分からないし一旦やめておくことにする。
後々でソードロードからイチャモンつけられても怖いし。

それから、アンデッドおねえさんのジェイサルさんが仲間に。
こちらはサバサバした感じの美女で、やはりキャラが立っているのう。
さっき、アルドーリさんに向かって「貴族ももとをただせば幸運な盗賊」みたいな
オシャレセリフを吐いていたのが印象深い。

ジェイサルさんがせっかく見つけてくれた罠を律儀に二回踏むの巻。
三回目でようやく「ああ、避けるんじゃなくて解除するのか」と理解した。遅い。

ようやく外に出る四人組。
まだオープニングイベントなんだと思うが、一体どうなっていくんだろう。

今度はティーフリングの娘、カエッシさんが登場。呪術使いそうな顔してんな。
意外と陽気なキャラのようであるが……何気に女性キャラ多い気がしてきた。
これまで出てきたネームドキャラ、ターちゃん以外全部女子じゃねえ?

おっ、知識判定が成功したときのみ選べる選択肢かな?
おそらくメリットがありそうなので選ぼう。
「ケレッシュ人のようだな?(ドヤァ……)」とオレ知ってますよ感を出して
カッコつけてみたが、カエッシの反応は薄かった。

更に今度は瀕死のドワーフが地面に倒れていた。
次から次に忙しいな!

これまた見るからに「ドワーフ!」って見た目の男。名前はハリム。
大した傷でもないのに泣き言を言うドワーフって新しいな。
せっかくなので交渉が必要な選択肢を選んでみよう。
【交渉15】ってのは、20面体ダイスで15以下とか以上とかそういうこと?

なんか成功したのでハリムを仲間にする。
パーティ人数増えたな……。操作になれてないせいか、ちょっと移動に手間取るぜ。

名前を忘れそうなので整理しよう。
主人公のタカ、吟遊詩人のリンジィ、ターちゃんことタートゥチオ、
耳長アンデッド姉さんのジェイサル、ハゲドワーフのハリム。

それからチュートリアルが出てきたが、また良く分からねえな!
呪文を任意変換出来る……?
準備した呪文を回復呪文に変換出来る、とのことだけど、そもそもその
「準備した呪文」ってどういう意味合いだろう。

更に進むと、アルドーリに仕える騎士ガレスさんが登場する。
なんか分からないが苦労人の臭いがするな……! 顔にそれがにじみ出ている。
彼に、炎を突っ切って宴会場に行き、アルドーリを助けに行くよう指示をされる。
えー、ということで、まだオープニングイベント途中なんだろうけど、
長くなってきたので一旦ここで区切ります。
まだゲームシステムも全然分からないし、正直面白いかどうかも分からないレベルだが
グイグイ進めていこうと思います。
次回に続く。