
散歩しながら撮った写真を交えた日記で御座います。
今回も写真の量が多いので記事を分割させていただきます。
タイトルに入れておいてなんですが、この①では砲台跡に辿り着きませんので
予めご了承下さい。よろしくお願い致します。
2022年7月2日、土曜日。天気快晴。
前日ベロベロに酔っ払って沈没するように寝たのだが、
8時半くらいにヌルっと目が覚めた。
若干頭が痛いが、寝不足か酒が残っているのか判然としない。
食事を摂らずに洗濯をして、10時45分くらいに家を出た。

川崎駅前。
快晴でなによりであるが、最高気温33℃である。
前回の散歩で、熱中症になりかけたトラウマがあるので、今度こそ
水分補給をキッチリこまめにしようと決意する。

川崎アゼリアの宇宙カプセルのところを通る。
たまに開いて音楽を奏でてくれる可愛い奴なのだが、コロナ禍以降は
やってないのかな? 地味に癒されるので再開してほしいところだ。

はい。
11時の開店と同時に牛カツ屋に飛び込む。
一週間前にも食べた気がするが、またしてもロースカツ。んめえんですよコレが……。
温泉卵付け忘れて「しまった!」と思いましたが、無いならないで問題なかった。
安い昼食じゃないんだけど、それでも牛タンの半額なのでつい食べてしまう。
プチぜいたく。
こういうの、家庭を持って「おこづかい制」みたいになっている男性には
到底マネ出来まい。独身クソ中年野郎にだけ許された特権だ。
なんなら昼からビール飲んだっていい。散歩前だから飲まないけど。

京急川崎へ。
当初は「秦野から山奥行ってみたいな」みたいな計画もあったんですが、
前回の七沢森林公園で遭難しかけたことから「この酷暑でリカバリー困難な
山奥に行くのは危険」と判断しました。行くとしてもせめて9月以降。
で、今日は最初、海老名に行ってみようと思ってたんですが、なんか遠いうえに
正直そんな面白そうなルートでも無い気がして急遽目的地を変更しました。
まだ行ったことのない京急久里浜に行ってみよう。

京急の車内。最初数駅だけ混んでましたが、途中からガラガラ。
優雅に窓際の座席で例によってSlay the Spireしてました。それ優雅か?
ボックス席の家族連れがちょっとうるさいけど、全然気にしない。
「子供育ててるってだけで偉いよ」というリスペクトが俺の中にある。
「いいトシをして家族も持ってない」というコンプレックスの裏返しかもしれないが。
そういやウチの親父が41歳のときは三人息子を育てて奮闘していたんだよな……。

45分ほど電車に揺られ、12時10分ころ、京急久里浜へ到着。
ここに何があるのかは全く知らない。
「久里浜」と聞いて頭に浮かぶのは漫画「Dreams」の主人公くらいである。
そういえばDreamsのラストはなかなかすごかったな……。

駅前(東口)。
特に何がどう、ということもない普通の感じではある。
ちなみに、JRの久里浜はここよりだいぶ寂れた風情があるらしく、
あっちはあっちで見てみたい気持ちもある。
まあ今日はとりあえず東口からまっすぐ歩いてみます。

しかし暑いな……。
マスクをして歩いていると、息苦しさみたいなものを感じる。
瞬く間にシャツが汗で濡れる。黒いロンTなので目立たないとは思うが。
というか冷静に考えると黒いロンTと黒いチノパンの中年男性、不審すぎる。

「小雨が降り出してきた時」くらいの割合で傘を差している。
さすがに男の日傘はあまり見かけない。
そういや「日傘男子」みたいな感じで定着させようという風潮なかったっけ?
結局ヌルっと見かけなくなったけど。

現在地確認。
まず第一目標として「くりはま花の国」とかいうところを目指してみよう。
特段花に興味はないほうですが、まあダラっと散歩するにはいいコースだろう。

道路沿いをまーーーーっすぐ歩いて行く。
それだけで汗がダラダラ。呼吸はハァハァ。
30分程度しか歩いてないのに「そろそろ水分補給しないとな」って気持ちになってくる。

花の国の入り口らしき看板があるが、どこからどう入るのか良くわからない。
全体の地図的なものも見当たらない。
とりあえずここを右に曲がって歩いてみよう。

「エアライフル場」という文字列にはちょっと興味を惹かれるものがあるが、
いきなり飛び込みで入っていい場所か分からないのでスルーする。
「いつか一回くらい実銃撃ってみたいな」的な気持ちがないでもないが、
俺のことだから「あれ? 弾出ないぞ?」とか言いながら銃口を覗き込んで
暴発して死ぬような展開がありそうな気がする。怖いな。

なんだろあの塔。
下から見上げるだけで「ここ登れと言われたら怖くて失禁しそう」と思う。
誰からもそんなこと言われてねえのに。

「ゲートボールをやっている老人たち」を十年ぶりくらいに見たような気がする。
昔はしょっちゅう見かけた気がするんだけどな……。
というか、この暑さのなか、すぐ入れる日陰もないのによくやるなあ。
元気で何よりである。むしろ俺のほうが元気ねえよ。

山ではなく、どちらかというと海に近い場所なんだけど、緑が豊富で嬉しくなる。
鶯が「ホーホケキョ」にとどまらない日本語ラップみたいなテンポで
「ホッホホッホケッホーーーーッホホウ」みたいに鳴いている。
俺もBOY-KENとは同意見。あれば話し合う相違点。
そろそろ日本語ラップの話になるとキングギドラの「公開処刑」のリリックを
イジりたくなる癖を治したい。本当は治す気はないけど。

唐突に、なんか並んでいたのでパシャリ。
何なのかは良くわからない。
横須賀火力発電所に関連する何か……? なのかな?

は……花の国はどこ……?
なんかどっちかというと処理施設的なものばかり目に入る。
というか、暑い……。上り坂がキツい……。

「ここに産業廃棄物を捨てるな!」的な看板が山ほど貼られており、
不穏な空気を感じざるを得ない。
あんまり人が立ち入らないゾーンじゃないこれ?
というか、そこの先にあるトンネルこっわ!

クソ長トンネル。
ここには表記されていないが、google map見る限り「千駄隧道」とかいう
トンネルのようだ。ちょっと入るのに勇気が要るが……。

トンネルを抜けると海が見えた。
というか、あのクソ狭いトンネル内を歩いてたら後ろからトラックが来てビビった。
壁に張り付くようにしてなんとか回避したよ。

もう完全に花の国へ入るルートから外れてしまっているな……。
いや、ここから右に行ってグルっと回ればワンチャンあるんだけど、
正直言って、そこまで花の国に執着する理由もねえんだよな。
いいや、左に曲がって浦賀方面に向かっちゃおう。

またしてもトンネル。今日はトンネルくぐる日だな……。
ここは千駄ヶ崎隧道とかいうらしい。
「隧道」って日本語いいですよね。なんか好き。

向かいにちょこんとお地蔵様。
俺の無事を祈っておいてくれ。

しばらく歩いていくと、大規模な工業施設が見える。
変電所だったり、生化学工業の工場だったりらしい。
遠くの方には横須賀火力発電所らしき姿も見える。
海沿いの工業地帯はゲップが出るほど見てきたが、それでもやはりいいものだ。

久しぶりにコンビニを見かけて、思わず嬉しくなり写真を撮る。
コンビニを見つけると「文明社会に帰ってきた」みたいな安心感がある。
その言い方だと、コンビニが無いエリアが蛮地みたいだろ。
いやでも、コンビニの安心感はすごい。
どんな場所でもコンビニさえあれば大丈夫だ、みたいな気持ちがある。
セーブポイント感覚。

ここが現在地。
駅から結構歩いてきたが、まだ50分程度で、「歩き足りない」感が結構ある。
こっから京急久里浜に戻るより、浦賀方面にどんどん行っちゃうほうがいいかな。
ちょっと写真の枚数が多いので、一旦ここで区切ります。明日続きをアップします。
ご清聴有難うございました。
前日ベロベロに酔っ払って沈没するように寝たのだが、
8時半くらいにヌルっと目が覚めた。
若干頭が痛いが、寝不足か酒が残っているのか判然としない。
食事を摂らずに洗濯をして、10時45分くらいに家を出た。

川崎駅前。
快晴でなによりであるが、最高気温33℃である。
前回の散歩で、熱中症になりかけたトラウマがあるので、今度こそ
水分補給をキッチリこまめにしようと決意する。

川崎アゼリアの宇宙カプセルのところを通る。
たまに開いて音楽を奏でてくれる可愛い奴なのだが、コロナ禍以降は
やってないのかな? 地味に癒されるので再開してほしいところだ。

はい。
11時の開店と同時に牛カツ屋に飛び込む。
一週間前にも食べた気がするが、またしてもロースカツ。んめえんですよコレが……。
温泉卵付け忘れて「しまった!」と思いましたが、無いならないで問題なかった。
安い昼食じゃないんだけど、それでも牛タンの半額なのでつい食べてしまう。
プチぜいたく。
こういうの、家庭を持って「おこづかい制」みたいになっている男性には
到底マネ出来まい。独身クソ中年野郎にだけ許された特権だ。
なんなら昼からビール飲んだっていい。散歩前だから飲まないけど。

京急川崎へ。
当初は「秦野から山奥行ってみたいな」みたいな計画もあったんですが、
前回の七沢森林公園で遭難しかけたことから「この酷暑でリカバリー困難な
山奥に行くのは危険」と判断しました。行くとしてもせめて9月以降。
で、今日は最初、海老名に行ってみようと思ってたんですが、なんか遠いうえに
正直そんな面白そうなルートでも無い気がして急遽目的地を変更しました。
まだ行ったことのない京急久里浜に行ってみよう。

京急の車内。最初数駅だけ混んでましたが、途中からガラガラ。
優雅に窓際の座席で例によってSlay the Spireしてました。それ優雅か?
ボックス席の家族連れがちょっとうるさいけど、全然気にしない。
「子供育ててるってだけで偉いよ」というリスペクトが俺の中にある。
「いいトシをして家族も持ってない」というコンプレックスの裏返しかもしれないが。
そういやウチの親父が41歳のときは三人息子を育てて奮闘していたんだよな……。

45分ほど電車に揺られ、12時10分ころ、京急久里浜へ到着。
ここに何があるのかは全く知らない。
「久里浜」と聞いて頭に浮かぶのは漫画「Dreams」の主人公くらいである。
そういえばDreamsのラストはなかなかすごかったな……。

駅前(東口)。
特に何がどう、ということもない普通の感じではある。
ちなみに、JRの久里浜はここよりだいぶ寂れた風情があるらしく、
あっちはあっちで見てみたい気持ちもある。
まあ今日はとりあえず東口からまっすぐ歩いてみます。

しかし暑いな……。
マスクをして歩いていると、息苦しさみたいなものを感じる。
瞬く間にシャツが汗で濡れる。黒いロンTなので目立たないとは思うが。
というか冷静に考えると黒いロンTと黒いチノパンの中年男性、不審すぎる。

「小雨が降り出してきた時」くらいの割合で傘を差している。
さすがに男の日傘はあまり見かけない。
そういや「日傘男子」みたいな感じで定着させようという風潮なかったっけ?
結局ヌルっと見かけなくなったけど。

現在地確認。
まず第一目標として「くりはま花の国」とかいうところを目指してみよう。
特段花に興味はないほうですが、まあダラっと散歩するにはいいコースだろう。

道路沿いをまーーーーっすぐ歩いて行く。
それだけで汗がダラダラ。呼吸はハァハァ。
30分程度しか歩いてないのに「そろそろ水分補給しないとな」って気持ちになってくる。

花の国の入り口らしき看板があるが、どこからどう入るのか良くわからない。
全体の地図的なものも見当たらない。
とりあえずここを右に曲がって歩いてみよう。

「エアライフル場」という文字列にはちょっと興味を惹かれるものがあるが、
いきなり飛び込みで入っていい場所か分からないのでスルーする。
「いつか一回くらい実銃撃ってみたいな」的な気持ちがないでもないが、
俺のことだから「あれ? 弾出ないぞ?」とか言いながら銃口を覗き込んで
暴発して死ぬような展開がありそうな気がする。怖いな。

なんだろあの塔。
下から見上げるだけで「ここ登れと言われたら怖くて失禁しそう」と思う。
誰からもそんなこと言われてねえのに。

「ゲートボールをやっている老人たち」を十年ぶりくらいに見たような気がする。
昔はしょっちゅう見かけた気がするんだけどな……。
というか、この暑さのなか、すぐ入れる日陰もないのによくやるなあ。
元気で何よりである。むしろ俺のほうが元気ねえよ。

山ではなく、どちらかというと海に近い場所なんだけど、緑が豊富で嬉しくなる。
鶯が「ホーホケキョ」にとどまらない日本語ラップみたいなテンポで
「ホッホホッホケッホーーーーッホホウ」みたいに鳴いている。
俺もBOY-KENとは同意見。あれば話し合う相違点。
そろそろ日本語ラップの話になるとキングギドラの「公開処刑」のリリックを
イジりたくなる癖を治したい。本当は治す気はないけど。

唐突に、なんか並んでいたのでパシャリ。
何なのかは良くわからない。
横須賀火力発電所に関連する何か……? なのかな?

は……花の国はどこ……?
なんかどっちかというと処理施設的なものばかり目に入る。
というか、暑い……。上り坂がキツい……。

「ここに産業廃棄物を捨てるな!」的な看板が山ほど貼られており、
不穏な空気を感じざるを得ない。
あんまり人が立ち入らないゾーンじゃないこれ?
というか、そこの先にあるトンネルこっわ!

クソ長トンネル。
ここには表記されていないが、google map見る限り「千駄隧道」とかいう
トンネルのようだ。ちょっと入るのに勇気が要るが……。

トンネルを抜けると海が見えた。
というか、あのクソ狭いトンネル内を歩いてたら後ろからトラックが来てビビった。
壁に張り付くようにしてなんとか回避したよ。

もう完全に花の国へ入るルートから外れてしまっているな……。
いや、ここから右に行ってグルっと回ればワンチャンあるんだけど、
正直言って、そこまで花の国に執着する理由もねえんだよな。
いいや、左に曲がって浦賀方面に向かっちゃおう。

またしてもトンネル。今日はトンネルくぐる日だな……。
ここは千駄ヶ崎隧道とかいうらしい。
「隧道」って日本語いいですよね。なんか好き。

向かいにちょこんとお地蔵様。
俺の無事を祈っておいてくれ。

しばらく歩いていくと、大規模な工業施設が見える。
変電所だったり、生化学工業の工場だったりらしい。
遠くの方には横須賀火力発電所らしき姿も見える。
海沿いの工業地帯はゲップが出るほど見てきたが、それでもやはりいいものだ。

久しぶりにコンビニを見かけて、思わず嬉しくなり写真を撮る。
コンビニを見つけると「文明社会に帰ってきた」みたいな安心感がある。
その言い方だと、コンビニが無いエリアが蛮地みたいだろ。
いやでも、コンビニの安心感はすごい。
どんな場所でもコンビニさえあれば大丈夫だ、みたいな気持ちがある。
セーブポイント感覚。

ここが現在地。
駅から結構歩いてきたが、まだ50分程度で、「歩き足りない」感が結構ある。
こっから京急久里浜に戻るより、浦賀方面にどんどん行っちゃうほうがいいかな。
ちょっと写真の枚数が多いので、一旦ここで区切ります。明日続きをアップします。
ご清聴有難うございました。