散歩しながら撮った写真を交えた日記で御座います。
よろしくお願い致します。
2022年7月8日、金曜日。天気くもり。
本日は有休。9時過ぎくらいに目が覚めた。
「うわ、寝足りない……」って感覚がしばらくこびりつくように残る。
グズグズしてても勿体ないので強引に起きる。
窓を開けると「曇天ってほどでもないが良くない天気」という感じ。
せっかくの平日休みなので「普段なら人が多くて行かない場所」に行きたいなと考える。
11時前に家を出て、ちょっと気になっていた川崎のにんにく料理専門店へ。
人と会う用事がないからこそ出来る蛮行である。
今こそ俺にはガーリックが要る。ガーリックJrが。
はい、というわけでビーフステーキ! すりおろしにんにくの上ににんにくチップ!
バカだ! バカの食べる料理だ! にんにくバカの。
食べてみると、思ったより上品な味わいというか、見た目ほどにパンチは無く
「ちょっと醤油足さないとご飯のおかずにならねえな」という感じ。でも美味しかったです。
オープン間もないせいかちょっと店員さんがバタバタしてる印象でした。
その足で京急川崎駅へ。
幸い「マスクの中がにんにく臭で死にそう」ってほどの状況ではない。
まあ多分コレ、食後数時間経ってから来るんじゃないかって気がするが……。
しっかり消化してから全身が臭くなるパターンよね。
まあいい。
もともと魂が腐って臭いを発してる人間なんだから、今更ニンニクくらい大差ない。
電車に揺られること40分程度。まずは金沢八景に到着。
ここは今年の二月に一回散歩しに来ていますね。
金沢文庫とかもちょこちょこ歩いてるんで、だいぶ馴染みが出てきた。
どうでもいいですが、この写真のちょっと下あたりにエッロい脚の
お姉さんが歩いていました。本当にどうでもいい話をするな。
シーサイドラインに乗り換え。
周囲の人が急ぎ足だったので俺も慌てて後を追いかける。
知ったように言ってますが、シーサイドラインが何なのか分かっていません。
なんだよシーサイドラインって。BLANKEY JET CITYかよ。
シーサイドラインの車窓から。
そのまんまだけど、なんか「海沿いの街」って風情があっていいなあ。
シーサイドラインってのは、調べた感じ要するに海沿いの京急らしい。
ちょっと狭い車両だが、座席数は多く、平日ということもありそんなに混んでない。
普通に座って移動できた。
車両から金沢八景の景色が見られるのはいいな! 船がたくさん見られる。
なんか……なんだろ、ゆりかもめとかより好みかも。
ホント単なる好き嫌いというか、混んでないからってだけの理由かも知れんが。
あっという間に八景島に到着しました。
この辺でスマホいじってたら、SNSのタイムラインがザワザワし始めてて、
「えっ、なんかあったのかな?」って検索したら安倍元首相が銃撃されたらしく
「えぇ……」とドン引きする。俺の楽しい有休になにしてくれてんだよ。
しかしネットで情報を追いかけてもあんまりいいことが無い気がしたので、
あえてスマホを見ずに移動を開始。
こういうときネットを見てもいいことは一個もない。
駅前。海の公園が見える。
海の公園方向は以前散歩したことがあるので、そっちには行かず、
今回は八景島シーパラダイスに行ってみようと思います。
「八景島シーパラダイス」って単語だけはよく聞くけど、どういう施設なのかは
全くわからない。そもそも八景島が何なのかもわかってない。
ザックリ言えば、埋立地というか人工島らしいです。
とりあえずまっすぐシーパラ方面に進んでみることに。
ちょっとこの「テーマパーク」感のある入り口、気圧されるな……。
全然行かないからな、テーマパーク。
更にオシャレBGMみたいのが流れてきて「オッサン一人で入って大丈夫か」
という不安感みたいのがこみ上げてきた。
平日の真昼ということもあって、あんまり人は多くない。
金沢八景大橋の上から。
八景島へ行き来する橋が何個かかかっている。
橋をミサイルとかで落とせば八景島を孤島にすることが出来る。
押井守の発想。
ホントに面積比で人が少なくて笑ってしまう。
ぽつりぽつりと、デートしているカップルや老人なんかが見える程度。
ここらへんまでは無料で入れるということもあり、テーマパーク的な雰囲気というより
デカ目の公園みたいな雰囲気がある。
有料の遊具なんかもあるが、「遊園地」っぽさはそんなに無い。
土日に来たら人でごった返してんだろうなあ。
さすがに遊具に乗る気にはなれず。
高架下フェチとしてはこういうところは撮らざるを得ない。
散歩し始めて気づいてしまった性癖。高架下フェチ。
でもこういう「あ、俺こういうの好き」って気付くことって大事ですよね。
「肛門責められるの好き」とか。それはまた別次元の話だろ。
全体マップ。
水族館系施設に入るにはチケットを買う必要があるようだ。
3000円払って「大人一枚」チケットを窓口の隣の販売機で買う。
窓口で買うの恥ずかしいかも……と思ってたのでちょっとホッとした。
オッサン一人でシーパラ入ってる奴、俺以外に居るだろうか。
どこに行けばいいか分からないので、とりあえずアクアミュージアムへ行く。
ふわぁ~~~~お魚さんだぁ~~~~~。
アホみたいに魚を眺める41歳。
俺以外は当然、カップルと家族連れなので肩身が狭くないと言えば嘘になる。
ごくごく稀に「オッサン一人」が居るんだけど、そういう人って大抵
デカいカメラ持って一心不乱に撮影してるプロっぽい人なんだよな。
ちょっと見えづらいかも知れませんがホッキョクグマです。
おお、クマいるのか。すげえな。
さすがにカワスイとは規模感が違う。
いや、カワスイはカワスイで市街地直結の水族館で凄いんだけどね。
写真がブレちゃってますが、アザラシ?
ごくごく当たり前の感想だけど、デカいな! 動きも早くておっかねえ。
水中で戦闘になったら勝ち目はない。いや陸上でもないだろうけど。
近くにクリオネの水槽もあったけど大人気で見られなかった。
それからペンギン。
ペンギンは陸地をぺたぺた歩いてる姿がカワイイんだけど、
泳いでると割と普通である。
小学校一年くらいのころ、プールで泳げなくてぺたぺた歩いてたら
「ペンギン~www」って女子にバカにされたことを思い出しました。
哀しい思い出やめろ。
いやあ、さすがにカネかかってるというか、しっかりした設備だわ。
ビジュアルがエモいもの。
エスカレーター登りながら魚見れたりする。
タカアシガニの群れ。
最初一瞬「飾りの人形かな?」って思うくらい微動だにしなかったので、
動き出したときビクッてなっちゃったよ。よくよく見ると怖いよなカニ。
いや、水棲生物全般そうだけど「コイツ陸に居たら絶対こええな」って思う。
よく見ると結構グロいんだよな。
Gみたいなノリで、部屋の中にカニだのエビだの湧いてきたら絶対怖いし泣くと思う。
というか、逆説的にゴキブリって「人の部屋にのうのうと入ってくる」という一点で
あそこまで嫌われてるんだな。
そしてクラゲ。
クラゲ見るのは2008年に友達と江ノ島水族館見に行ったとき以来だな。
あのときは男二人だったが、今日は男一人である。どちらもつらい。
クラゲは明らかに不可思議な美しさに満ちていて、ナンボでも見ていられる。
「クラゲは死ぬと、水に溶けてなくなります」って、なかなか凄いよな。
死んで全く跡を残さず消えるの美しい……。
俺もそうありたいもんだ。
まあ実際はなんか脳卒中とかで倒れて風呂場かトイレでグズグズになって発見される
悲惨な最後になるんだろうけど。「隣の部屋から異臭がする」って通報されるやつ。
うわーー、怖い!
キモいんだけど、幾何学的に美しくて、目が離せない。クラゲってすげえなあ。
生命の神秘……というか生物なのかコイツら。脳も心臓もねえんだよな。
それからウミガメ。
江ノ島でも思ったけど、カメはカワイイ。見てて飽きない。
何考えて生きてんだろう? って思っちゃう、含蓄ある表情。
それからコイツは……なんだろう。
号泣してるように見えて思わず撮ってしまった。
仕事を休んで水族館に来た41最独身の俺を哀れんでいるのかも知れない。
それからペリカンを見る。
こうして見ると、失礼だがマヌケな形状の顔立ちだよなあペリカン。
や、さすがにマヌケはひどいか。生物って不思議だ。人間も含めて。
イルカショーをやるみたいで、遠足かなんかの子供達がワイワイやっていた。
ショーにはあまり興味がないので足早に立ち去ることに。
しかしこういう場に来て思うのは「子供たちのリアクションっていいよなあ」ということ。
自分が何かを見る感動より、子供たちの新鮮な反応こそが面白い。
そういうことを考えると、自分の実子を見る機会はもう一生無いだろうなということに
どうしても思いを馳せてしまうわけだが……。
ヤメヤメ、そういうことを考えるのは。
マンボウ見て忘れよう。
いや、実際見るとマンボウこええけど。
マンボウって聞くと、頭の中に北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズが過ぎる。
子供の頃実家にあったんだよな。
これは見づらいと思いますが、クッソ暑すぎて日陰で涼んでいるペンギンです。
アップにしてみた。
「やってらんねえよ」という心の声が聞こえる。
コイツらも暑くてしんどいんだな、って分かってほっこりした。
俺も暑い。
それから外を歩いてたら、売店に「クラフトビール」という文字列があって
強烈に心惹かれたけど、710円という価格を見て断念しました。
まあ散歩の途中でビール飲むと後半グダグダになっちゃうだろうし、やめとこう。
いつの間にか、空はすっかり晴れていた。
いい天気だ。
ちょっとずつ気持ちが晴れやかになっていく気がする。
いつもの意図不明瞭な動画も貼っておきます。
プラプラ歩いて、シーパラから外に出た。
エリアを外れると、テーマパークから急に工場地帯っぽくなって現実に引き戻される。
シーサイドラインをくぐって、357号線が見える。
ああ……でもいいですね、この人が全然いない感じ。
「人類が滅びたあとの世界を一人彷徨う」妄想が捗る。
お前ホントそれ好きだな。
クソ暑い中、まーーーっすぐ歩いて行く。
風もあるし、そもそも今日はそこまで歩きまくったワケでもないので、
そこまでツラさは感じない。
海沿いではあるけど、緑も豊富にあるし、道は広くて綺麗だし、人も少ないしで
散歩ルートとしては結構いい感じだ。
これは「平日昼間」だからこそ、っていう部分でもあるが。
一気に「工場地帯」の風情が出てきた。
そもそもが金曜日なので、みんな仕事をしているのか歩道に人気はない。
ゴメンな! 仕事もしないでフラフラして!
熱中症対策、と自分に言い訳をしてデカビタを飲む。
汗ダラダラかいてから飲む炭酸は最高やな!
ビンのデカビタも好きですが、缶も手頃で嬉しい。
文明堂の工場があり、直売店があった。カステラ一番現金二番。
とはいえ、このクソ暑いなかカステラ食べたいとは思わない。
近くの自販機にも文明堂のロゴが入っていた。
まーっすぐ歩いてきたら、行き止まりになってしまった。
アレ? こっから先進めない?
ちなみに場所はこちら。
地図で見ると、ホントに国道と工場ばかりがあるエリアである。
気付けばいつもの「海沿い工場散歩」になってしまってんな。
ちょっと分け入ったら道があった。
映画「ラビリンス」でこんな感じのトリックあったような気がする。
しかし国道沿いとは思えない鬱蒼っぷりであるな。
しかしちょっとテンション上がる。
なんだろ、この感じ。
「都会のジャングル」って感じがして良い。
日陰がなくてちょっとつらいが……。
川を渡る。
川、というか運河かな?
アッサリ、シーサイドラインの駅に着いてしまった。
しかし八景島から30分くらいしか歩いておらず、ちょっと歩き足りない。
もうちょっと先に進むことにする。
なんだかんだ10000歩は歩かないと物足りない体になってしまった。
去年の10月くらいから散歩習慣が出来てきたわけだけど、少しずつ
体力が付いて……くれてたらいいなあ。
明らかに、元々ファミマ用じゃないだろこの建造物! って感じの
収まり方をしているファミリーマートを発見。
しかし、屋根付きの駐車場があり、トイレ・イートインもあって、
非常に便利なコンビニなのではないかと思いました。
そもそもこの辺コンビニ少なさそうだし。
散歩してつくづく実感するけど、コンビニって本当に有難い施設だよな。
「キレイなトイレがある」というだけで無限の価値がある。
並木中央駅に到着。
もうちょっと歩きたい、という気持ちもなくはないが、さすがにキリがないので
電車に乗って帰ることにしました。
このままずーーーっとまっすぐ行けば磯子とか根岸が見えてくるんだけど、
さすがにそこまで歩くと明日死んでしまう。
そういや俺、根岸は何回か行ったけど、磯子はまだ無いんだよな。
ぶっちゃけ、八景島から歩いたルートは帰宅方向を考えると「逆走」なのですが、
まあ歩くことが目的なのでいいや、という感じです。
シーサイドラインの駅、京急系列だけあって整備されてて綺麗で良かったです。
シーサイドラインのキャラクターなのか、萌え絵ギャルが居た。
エロい腰つきだな。
この手の絵、一昔前だとホントにキモがられていた記憶がある。
秋葉原以外では目にしない感じだった。
いつの間にか色んな場所で目にするようになった感がある。
それがいいこと、とは断言しきれない部分もあるけれど。
シーサイドラインに乗って金沢八景まで移動し、そこから京急川崎まで戻りました。
電車内Slay the Spireがメチャクチャ順調に行って、初めてA20Hをクリア出来たぜ。
帰る途中、電車内の女子高生やら、すれ違う主婦やら、道行く人々がみんな
安倍元首相の狙撃について話していて異常事態であることがまざまざと分かりましたね。
おっかねえ。令和に入ってからホントろくなニュースがねえな……。
京急川崎から帰る途中で酒と夕食を購入して、帰ったら風呂に入って、
昔のナイナイANNを聞きながら、じっくり時間をかけて湯に浸かりました。
風呂上がりに飲んだプレモル ホワイトエールの美味いこと美味いこと。
久しぶりに心底ビールが美味いと思いました。「クッァ~~~」って声が出た。
というわけで、21時15分現在、ほろ酔いでブログを書いているという次第であります。
初めての八景島シーパラでしたが、それなりに満喫できましたね。
正直、3000円というコストを考えると「一人でブラつく場所じゃねえな」って感じですが、
それはもうオッサン一人でさまよいに来る俺が悪い。
ただ「散歩」としては、13000歩程度ということでちょっと物足りなかった。
俺はもう16000歩歩かないと物足りない体に調教されてもうてるんや。
というわけで、次回はグッツリあるきまくりたいなあ、と思っております。
どこに行こうかしら。次回は磯子散歩あるかな。片道30分で手頃だし。
ご清聴有難うございました。
本日は有休。9時過ぎくらいに目が覚めた。
「うわ、寝足りない……」って感覚がしばらくこびりつくように残る。
グズグズしてても勿体ないので強引に起きる。
窓を開けると「曇天ってほどでもないが良くない天気」という感じ。
せっかくの平日休みなので「普段なら人が多くて行かない場所」に行きたいなと考える。
11時前に家を出て、ちょっと気になっていた川崎のにんにく料理専門店へ。
人と会う用事がないからこそ出来る蛮行である。
今こそ俺にはガーリックが要る。ガーリックJrが。
はい、というわけでビーフステーキ! すりおろしにんにくの上ににんにくチップ!
バカだ! バカの食べる料理だ! にんにくバカの。
食べてみると、思ったより上品な味わいというか、見た目ほどにパンチは無く
「ちょっと醤油足さないとご飯のおかずにならねえな」という感じ。でも美味しかったです。
オープン間もないせいかちょっと店員さんがバタバタしてる印象でした。
その足で京急川崎駅へ。
幸い「マスクの中がにんにく臭で死にそう」ってほどの状況ではない。
まあ多分コレ、食後数時間経ってから来るんじゃないかって気がするが……。
しっかり消化してから全身が臭くなるパターンよね。
まあいい。
もともと魂が腐って臭いを発してる人間なんだから、今更ニンニクくらい大差ない。
電車に揺られること40分程度。まずは金沢八景に到着。
ここは今年の二月に一回散歩しに来ていますね。
金沢文庫とかもちょこちょこ歩いてるんで、だいぶ馴染みが出てきた。
どうでもいいですが、この写真のちょっと下あたりにエッロい脚の
お姉さんが歩いていました。本当にどうでもいい話をするな。
シーサイドラインに乗り換え。
周囲の人が急ぎ足だったので俺も慌てて後を追いかける。
知ったように言ってますが、シーサイドラインが何なのか分かっていません。
なんだよシーサイドラインって。BLANKEY JET CITYかよ。
シーサイドラインの車窓から。
そのまんまだけど、なんか「海沿いの街」って風情があっていいなあ。
シーサイドラインってのは、調べた感じ要するに海沿いの京急らしい。
ちょっと狭い車両だが、座席数は多く、平日ということもありそんなに混んでない。
普通に座って移動できた。
車両から金沢八景の景色が見られるのはいいな! 船がたくさん見られる。
なんか……なんだろ、ゆりかもめとかより好みかも。
ホント単なる好き嫌いというか、混んでないからってだけの理由かも知れんが。
あっという間に八景島に到着しました。
この辺でスマホいじってたら、SNSのタイムラインがザワザワし始めてて、
「えっ、なんかあったのかな?」って検索したら安倍元首相が銃撃されたらしく
「えぇ……」とドン引きする。俺の楽しい有休になにしてくれてんだよ。
しかしネットで情報を追いかけてもあんまりいいことが無い気がしたので、
あえてスマホを見ずに移動を開始。
こういうときネットを見てもいいことは一個もない。
駅前。海の公園が見える。
海の公園方向は以前散歩したことがあるので、そっちには行かず、
今回は八景島シーパラダイスに行ってみようと思います。
「八景島シーパラダイス」って単語だけはよく聞くけど、どういう施設なのかは
全くわからない。そもそも八景島が何なのかもわかってない。
ザックリ言えば、埋立地というか人工島らしいです。
とりあえずまっすぐシーパラ方面に進んでみることに。
ちょっとこの「テーマパーク」感のある入り口、気圧されるな……。
全然行かないからな、テーマパーク。
更にオシャレBGMみたいのが流れてきて「オッサン一人で入って大丈夫か」
という不安感みたいのがこみ上げてきた。
平日の真昼ということもあって、あんまり人は多くない。
金沢八景大橋の上から。
八景島へ行き来する橋が何個かかかっている。
橋をミサイルとかで落とせば八景島を孤島にすることが出来る。
押井守の発想。
ホントに面積比で人が少なくて笑ってしまう。
ぽつりぽつりと、デートしているカップルや老人なんかが見える程度。
ここらへんまでは無料で入れるということもあり、テーマパーク的な雰囲気というより
デカ目の公園みたいな雰囲気がある。
有料の遊具なんかもあるが、「遊園地」っぽさはそんなに無い。
土日に来たら人でごった返してんだろうなあ。
さすがに遊具に乗る気にはなれず。
高架下フェチとしてはこういうところは撮らざるを得ない。
散歩し始めて気づいてしまった性癖。高架下フェチ。
でもこういう「あ、俺こういうの好き」って気付くことって大事ですよね。
「肛門責められるの好き」とか。それはまた別次元の話だろ。
全体マップ。
水族館系施設に入るにはチケットを買う必要があるようだ。
3000円払って「大人一枚」チケットを窓口の隣の販売機で買う。
窓口で買うの恥ずかしいかも……と思ってたのでちょっとホッとした。
オッサン一人でシーパラ入ってる奴、俺以外に居るだろうか。
どこに行けばいいか分からないので、とりあえずアクアミュージアムへ行く。
ふわぁ~~~~お魚さんだぁ~~~~~。
アホみたいに魚を眺める41歳。
俺以外は当然、カップルと家族連れなので肩身が狭くないと言えば嘘になる。
ごくごく稀に「オッサン一人」が居るんだけど、そういう人って大抵
デカいカメラ持って一心不乱に撮影してるプロっぽい人なんだよな。
ちょっと見えづらいかも知れませんがホッキョクグマです。
おお、クマいるのか。すげえな。
さすがにカワスイとは規模感が違う。
いや、カワスイはカワスイで市街地直結の水族館で凄いんだけどね。
写真がブレちゃってますが、アザラシ?
ごくごく当たり前の感想だけど、デカいな! 動きも早くておっかねえ。
水中で戦闘になったら勝ち目はない。いや陸上でもないだろうけど。
近くにクリオネの水槽もあったけど大人気で見られなかった。
それからペンギン。
ペンギンは陸地をぺたぺた歩いてる姿がカワイイんだけど、
泳いでると割と普通である。
小学校一年くらいのころ、プールで泳げなくてぺたぺた歩いてたら
「ペンギン~www」って女子にバカにされたことを思い出しました。
哀しい思い出やめろ。
いやあ、さすがにカネかかってるというか、しっかりした設備だわ。
ビジュアルがエモいもの。
エスカレーター登りながら魚見れたりする。
タカアシガニの群れ。
最初一瞬「飾りの人形かな?」って思うくらい微動だにしなかったので、
動き出したときビクッてなっちゃったよ。よくよく見ると怖いよなカニ。
いや、水棲生物全般そうだけど「コイツ陸に居たら絶対こええな」って思う。
よく見ると結構グロいんだよな。
Gみたいなノリで、部屋の中にカニだのエビだの湧いてきたら絶対怖いし泣くと思う。
というか、逆説的にゴキブリって「人の部屋にのうのうと入ってくる」という一点で
あそこまで嫌われてるんだな。
そしてクラゲ。
クラゲ見るのは2008年に友達と江ノ島水族館見に行ったとき以来だな。
あのときは男二人だったが、今日は男一人である。どちらもつらい。
クラゲは明らかに不可思議な美しさに満ちていて、ナンボでも見ていられる。
「クラゲは死ぬと、水に溶けてなくなります」って、なかなか凄いよな。
死んで全く跡を残さず消えるの美しい……。
俺もそうありたいもんだ。
まあ実際はなんか脳卒中とかで倒れて風呂場かトイレでグズグズになって発見される
悲惨な最後になるんだろうけど。「隣の部屋から異臭がする」って通報されるやつ。
うわーー、怖い!
キモいんだけど、幾何学的に美しくて、目が離せない。クラゲってすげえなあ。
生命の神秘……というか生物なのかコイツら。脳も心臓もねえんだよな。
それからウミガメ。
江ノ島でも思ったけど、カメはカワイイ。見てて飽きない。
何考えて生きてんだろう? って思っちゃう、含蓄ある表情。
それからコイツは……なんだろう。
号泣してるように見えて思わず撮ってしまった。
仕事を休んで水族館に来た41最独身の俺を哀れんでいるのかも知れない。
それからペリカンを見る。
こうして見ると、失礼だがマヌケな形状の顔立ちだよなあペリカン。
や、さすがにマヌケはひどいか。生物って不思議だ。人間も含めて。
イルカショーをやるみたいで、遠足かなんかの子供達がワイワイやっていた。
ショーにはあまり興味がないので足早に立ち去ることに。
しかしこういう場に来て思うのは「子供たちのリアクションっていいよなあ」ということ。
自分が何かを見る感動より、子供たちの新鮮な反応こそが面白い。
そういうことを考えると、自分の実子を見る機会はもう一生無いだろうなということに
どうしても思いを馳せてしまうわけだが……。
ヤメヤメ、そういうことを考えるのは。
マンボウ見て忘れよう。
いや、実際見るとマンボウこええけど。
マンボウって聞くと、頭の中に北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズが過ぎる。
子供の頃実家にあったんだよな。
これは見づらいと思いますが、クッソ暑すぎて日陰で涼んでいるペンギンです。
アップにしてみた。
「やってらんねえよ」という心の声が聞こえる。
コイツらも暑くてしんどいんだな、って分かってほっこりした。
俺も暑い。
それから外を歩いてたら、売店に「クラフトビール」という文字列があって
強烈に心惹かれたけど、710円という価格を見て断念しました。
まあ散歩の途中でビール飲むと後半グダグダになっちゃうだろうし、やめとこう。
いつの間にか、空はすっかり晴れていた。
いい天気だ。
ちょっとずつ気持ちが晴れやかになっていく気がする。
いつもの意図不明瞭な動画も貼っておきます。
プラプラ歩いて、シーパラから外に出た。
エリアを外れると、テーマパークから急に工場地帯っぽくなって現実に引き戻される。
シーサイドラインをくぐって、357号線が見える。
ああ……でもいいですね、この人が全然いない感じ。
「人類が滅びたあとの世界を一人彷徨う」妄想が捗る。
お前ホントそれ好きだな。
クソ暑い中、まーーーっすぐ歩いて行く。
風もあるし、そもそも今日はそこまで歩きまくったワケでもないので、
そこまでツラさは感じない。
海沿いではあるけど、緑も豊富にあるし、道は広くて綺麗だし、人も少ないしで
散歩ルートとしては結構いい感じだ。
これは「平日昼間」だからこそ、っていう部分でもあるが。
一気に「工場地帯」の風情が出てきた。
そもそもが金曜日なので、みんな仕事をしているのか歩道に人気はない。
ゴメンな! 仕事もしないでフラフラして!
熱中症対策、と自分に言い訳をしてデカビタを飲む。
汗ダラダラかいてから飲む炭酸は最高やな!
ビンのデカビタも好きですが、缶も手頃で嬉しい。
文明堂の工場があり、直売店があった。カステラ一番現金二番。
とはいえ、このクソ暑いなかカステラ食べたいとは思わない。
近くの自販機にも文明堂のロゴが入っていた。
まーっすぐ歩いてきたら、行き止まりになってしまった。
アレ? こっから先進めない?
ちなみに場所はこちら。
地図で見ると、ホントに国道と工場ばかりがあるエリアである。
気付けばいつもの「海沿い工場散歩」になってしまってんな。
ちょっと分け入ったら道があった。
映画「ラビリンス」でこんな感じのトリックあったような気がする。
しかし国道沿いとは思えない鬱蒼っぷりであるな。
しかしちょっとテンション上がる。
なんだろ、この感じ。
「都会のジャングル」って感じがして良い。
日陰がなくてちょっとつらいが……。
川を渡る。
川、というか運河かな?
アッサリ、シーサイドラインの駅に着いてしまった。
しかし八景島から30分くらいしか歩いておらず、ちょっと歩き足りない。
もうちょっと先に進むことにする。
なんだかんだ10000歩は歩かないと物足りない体になってしまった。
去年の10月くらいから散歩習慣が出来てきたわけだけど、少しずつ
体力が付いて……くれてたらいいなあ。
明らかに、元々ファミマ用じゃないだろこの建造物! って感じの
収まり方をしているファミリーマートを発見。
しかし、屋根付きの駐車場があり、トイレ・イートインもあって、
非常に便利なコンビニなのではないかと思いました。
そもそもこの辺コンビニ少なさそうだし。
散歩してつくづく実感するけど、コンビニって本当に有難い施設だよな。
「キレイなトイレがある」というだけで無限の価値がある。
並木中央駅に到着。
もうちょっと歩きたい、という気持ちもなくはないが、さすがにキリがないので
電車に乗って帰ることにしました。
このままずーーーっとまっすぐ行けば磯子とか根岸が見えてくるんだけど、
さすがにそこまで歩くと明日死んでしまう。
そういや俺、根岸は何回か行ったけど、磯子はまだ無いんだよな。
ぶっちゃけ、八景島から歩いたルートは帰宅方向を考えると「逆走」なのですが、
まあ歩くことが目的なのでいいや、という感じです。
シーサイドラインの駅、京急系列だけあって整備されてて綺麗で良かったです。
シーサイドラインのキャラクターなのか、萌え絵ギャルが居た。
エロい腰つきだな。
この手の絵、一昔前だとホントにキモがられていた記憶がある。
秋葉原以外では目にしない感じだった。
いつの間にか色んな場所で目にするようになった感がある。
それがいいこと、とは断言しきれない部分もあるけれど。
シーサイドラインに乗って金沢八景まで移動し、そこから京急川崎まで戻りました。
電車内Slay the Spireがメチャクチャ順調に行って、初めてA20Hをクリア出来たぜ。
帰る途中、電車内の女子高生やら、すれ違う主婦やら、道行く人々がみんな
安倍元首相の狙撃について話していて異常事態であることがまざまざと分かりましたね。
おっかねえ。令和に入ってからホントろくなニュースがねえな……。
京急川崎から帰る途中で酒と夕食を購入して、帰ったら風呂に入って、
昔のナイナイANNを聞きながら、じっくり時間をかけて湯に浸かりました。
風呂上がりに飲んだプレモル ホワイトエールの美味いこと美味いこと。
久しぶりに心底ビールが美味いと思いました。「クッァ~~~」って声が出た。
というわけで、21時15分現在、ほろ酔いでブログを書いているという次第であります。
初めての八景島シーパラでしたが、それなりに満喫できましたね。
正直、3000円というコストを考えると「一人でブラつく場所じゃねえな」って感じですが、
それはもうオッサン一人でさまよいに来る俺が悪い。
ただ「散歩」としては、13000歩程度ということでちょっと物足りなかった。
俺はもう16000歩歩かないと物足りない体に調教されてもうてるんや。
というわけで、次回はグッツリあるきまくりたいなあ、と思っております。
どこに行こうかしら。次回は磯子散歩あるかな。片道30分で手頃だし。
ご清聴有難うございました。