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ディスコイリジウム! ディ・ス・コ!

結構前のセールかなんかで購入していたのですが、日本語化が難航中とのことで
絶賛放置しておりました。

やっと正式に日本語化されたそうなんで、遊んでみようと思います。
どういうゲームかは全く分かっていません。

プレイしたのは2022年8月26日です。
よろしくお願いいたします。

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まず冒頭……キャラクターのタイプ選択画面みたいのが出てきた。
あ、パラメータ的なものがあるゲームなのか。

高い知性を持つが人付き合いが苦手な「思想家」。
人を引き付ける魅力を持つが精神的に不安定な「神経質」。
荒っぽく乱暴で、仕事は出来る馬鹿な「肉体派」。
イチからキャラクターを作ることも可能なようだ。

ゲーム性についてまるで分からない以上、イチから作るのも不安だったので、
とりあえず「思想家」を選択。

俺自身、高い知性や独創的なアイデアはないけど、人付き合い苦手だからちょうどいい。
それは思想家ではなくて単なる陰キャ。
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冒頭エピグラフで始まるゲームや映画大好き。

しかし……何を示唆するものかは当然ながらまだ分からない。
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突然、自分の内面か何か? との対話から始まる。
何が何だか分からないまま、おぼろげな理解で選択肢を選んでいくしかない。

信頼できない語り手、的なキャラクターなのだろうか。
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酒瓶が散乱する雑多な部屋で、全裸で目を覚ます男。
洋ドラマのプロローグみたいでテンションが上がりますね……。

操作は何も難しいことはなく、移動先や調べたいものをクリックしていくだけで良さそう。
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鏡を見て、自分が何者か思い出せないうえに、自分の意志に反して表情を
変えられない
ことに気付く。どういうことだよ。

この小汚くて邪悪なヒゲヅラが俺なのか……。
しかし油絵みたいなグラフィックが独特でいいな。
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そして読み進めていくと……ダイスロールで成功失敗判定がある選択肢が出てきた。
なるほど、ここでパラメータの大小が響くわけだ。

再挑戦出来るスキルチェックなどもある……ようだ。
まだシステムはよく理解出来ていない。
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天井のファンに巻き付いたネクタイを取ったりしながらシステムを学ぶ。

どうでもいいけど、この「天井のファン」って海外ドラマとかだと頻繁に見るけど
日本では全然見ない気がするな。良く分からんがアメリカの文化なんかね?
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更に窓ガラスが割れていることに気付く。
内側から何かを叩きつけて割られている。

その物体は銃弾にしては大きすぎ、調度品にしては小さすぎると。
結論から言うとそれは靴だった。

しかし当然のように「視覚計算」から話しかけられてるのなんなんだ。
オレは一体どういう人間なんだ。
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そして部屋から廊下に出ると、見るからに「けだるげ」って感じなポーズで
タバコを吸っているお姉さんに出くわす。

手すりにあのポーズで寄りかかって喫煙してるお姉さんはいい女だろう。
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オレの知覚によると「28歳以上ではないだろう」とのこと。
どういう確信だよ。

肌の感じとかで分かるんだろうか。
逆のパターンはあるんだよな「少なくとも20代ではないだろう」みたいな。
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クラーシェさんとの会話により、俺が警察官であることが分かった。

この記憶喪失の主人公が、会話で少しずつアイデンティティを取り戻していく感じ良いな。
あとやっぱ、けだるげな美女との会話というのはいいものだ。
現実世界で一度も出くわしたことのないシチュエーション。
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会話のなかで、ワケの分からない選択肢が出てきた。

例の「あの表情」ってのは、鏡の前でやってたアレか?
そして「彼女を肉体的に求めていることを伝える」ってどういうことだよ。

お、おじさんちょっと女性に肉体的に求めていることを伝えるのヘタでな……。
あんまり上手くいったことないんですよ。スキルロール難易度も高いうえに
「再挑戦出来ない」と書いてあるのでやめておくことにする。

危険な選択肢はすべて保留にしてきたことで今の俺がある。
40年以上生きて、何も得られなかった男。
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俺は「裏庭に首をつられた傭兵が居る」という怪事件の担当らしい。
一週間も前からってガッツリ腐敗しちゃってるんじゃないのか。

というか「傭兵」か……。
そもそもまだこの世界がどういう世界観なのかわかってない。
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この世界はどこ? と尋ねると「レヴァショール」という地名が帰ってきた。

かつての「世界首都」であり、世界革命の失敗から半世紀を経た今
他国に分割統治されているらしい。

「世界革命」ってどういうことが起きたんだろうか。
どうあれ、治安が良かろうはずもない雰囲気を感じるな……。
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「人生はつらい それでも生きていく」という歌詞に対しての選択肢で、
反射的に「人生はつらいのが当たり前じゃないか」と返事をしてしまう俺。
「レオン」のマチルダとの会話を思い出す。

人生ってのは基本的につらく救いがないものだ。
痛み止め打ちながら蜃気楼を追って、乾燥した砂漠を倒れるまで歩き続けることなのだ。
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俺は昨日の深夜「こんな生き物でいるのは嫌だ」と口走ったらしい。
こんな人生は、ではなく、こんな「生き物」か……。

その辺にも、何かヒント的なものが隠されているのかも知れない。
どうあれ、まだまだ何も分からない。
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それから、二十代後半のカフェテリア店長のガルテさんとも遭遇。
鳥の剥製を点検しながら、どう考えても好意的でない対応をされる。

社会的立場、人間関係、まだまだ分からないことだらけだが、
会話を進める度に少しずつ現状が分かってきて面白いですね……。
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それから更に、この「昔の洋画に出てくるステロタイプな日本人キャラ」
みたいな顔立ちの男に遭遇。コイツが俺の同僚らしい。

名を「キム・キツラギ」。
相棒と呼ぶには些か愛着がわきにくそうな雰囲気だが……。
とまれ、一緒に捜査をすることになりそうだ。
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とりあえずコンビで最初にやったことは店長に気づかれないよう
金を払わず逃げることでした。

余裕の成功。これが官憲の力だ。
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続いて、大いびきをかいて寝ている労働者から身分証や財布を抜き取る業務。

これも余裕の成功。警察の業務ですので。仕方がない。
ニヤケ顔のヒゲと出っ歯のメガネで、やることが踏み倒しと窃盗。
誰にとっても嬉しくない蛇蝎の如き存在。
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モーテルを出ると、かなり自由に移動と探索が出来る。
とりあえず、死体の通報をした女と電話をする。

この人はこのひとで厄介事はなんとか避けたいって感じで及び腰だ。
まったく協力的な人間のいないことよ。
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更に警察の連中と会話を進めていくと、どうも俺は身分証も銃も紛失しているようだ。
マジでもう何もいいことないじゃねーか!

という前途多難かつ暗中模索な状況ですが、一旦初回プレイ日記としては
ここで区切らせていただきます。

アドベンチャーであるのは間違いないが、独特のクセに満ちあふれていて
ワクワクが止まりませんな……。引き続き遊んでいこうと思います。
ご清聴有難うございました。