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散歩しながら撮った写真を交えた日記で御座います。
よろしくお願いいたします。

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この写真は散歩とは全く関係ない、8月に食べた厚切りトンカツです。

店員さんが忙しそうにしてたせいで、こっちも慌ててしまって
何故かいつも頼むロース定食でなく厚切りを頼んで大失敗しました。

いや、美味しかったんだけど、明らかに量が異常。
一応食べ切れたし、油が上質なのか胃もたれもしなかったんですけど
久しぶりに「晩飯が一切食べられない」という状況になりましたね……。
14時に食べてから10時間全くお腹が空かなかったぜ。
しかも1300円で「何故俺は普通のロースを頼まなかった?」と思いました。

えー、それはいいとして、散歩の話に移ります。
2022年9月3日、土曜日。天気はくもり。

それなりに仕事のストレスが溜まっていたのか、前日は午前二時まで
深酒&夜更かしをかましてしまった。そのせいか10時半くらいまで起きられず。
まあここんとこ毎回こんな感じのような気もするが……。

起きたら起きたで、眠りが浅いせいなのか酒が残っているのか分からないが
頭がフラフラする状態が続いた。
とりあえず冷凍食品の麺でカロリーを入れて、洗濯をする。

空模様は怪しいが、雨は降らないという天気予報を信じてベランダに干して
12時半頃家を出た。
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のんびりと休日を過ごす人々で賑わう、平穏な土曜日昼間のラゾーナ広場。
公園とかとも違って、駅の通路としての役割もあるから空気が独特なのよねここ。
夜通ると高校生とかがキャッキャと青春してたりする。

この写真だけだと「割と晴れてんじゃん」って感じに見えると思いますが、
実際は結構どんよりと薄暗い天気でした。
最悪降る可能性もあるのでは? と疑いを抱きながら駅に向かいます。
帰宅した時洗濯物がびしょびしょだったら号泣しちゃうな……。

あと雨の中の散歩は新木場でもう完全に凝りたので出来れば二度とやりたくない。
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普段あんまり撮らない川崎駅東口側をなんとなくパシャリ。

歩き慣れた場所ではあるが、何年経っても歩きやすくはない場所である。
人が多いうえに方向がバラバラで難易度が高い。
まあ新宿とかとは比較にならない密度なんだけど。

あとなんかラゾーナ側に比べて人々の目つきが険しい気がする。
これは多分俺の偏見。
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ほんでそのまま京急川崎駅へ。

今回は久々に三崎口に向かってみようと思っております。
3月に三浦半島を自転車で駆け回ったとき以来でしょうか。
すごい昔に感じるが、まだ半年しか経ってないのか……。

アレは楽しいっちゃ楽しかったけど、三浦半島がどうこうってより
久々の自転車が楽しかったって記憶ばかりがあるな……。
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京急は新幹線ばりの座席が完備されている。
横浜を通過したあたりで席がガラガラになるので、座ってノンビリと
時間を過ごすことが出来ます。

……それはいいんだけど、体調そんなに良くねえなって思い始めてきました。

ちょっと睡眠不足や酒が重なると発生するんだけど、アタマを下に向けたときに
「くらっ」と目眩がする感覚があるんだよな。
とはいえ今更引き返せもしないので、ちょっとだけ不安を感じつつも
スマホでSlay the Spireをやり続けるしかない。
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ヒマなんで車窓風景を撮ってみたが、何故ミニストップを……?

思えばミニストップ、長いこと利用してないな。
「手軽にソフトクリーム食べられる」以外のメリットが思いつかない。
あとクリスピーチキン。
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これも車窓風景。
多分久里浜あたりだと思うが、なにもコメントしようがない写真を撮るな。

しかし、遠出散歩するたびに思うけど、目的地に到着しそうなタイミングで
「俺はなんでこんな時間と金をかけてこんな場所に……?」という根源的な
疑問が湧いてくる
んだよな。散歩のためなんだけど。
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えー、そんなこんなで電車で一時間。三崎口駅に到着しました。
品川から続く京急線の行き着く果て。

「くち」を「ロ」に見立てて「みさきマグロ駅」と称しているようです。
そういうところでチョケるな。
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時刻は13時48分。家を出るのがちょっと遅かったな、と思わなくもない。

この写真撮ってたら、物凄い大きな声で独り言ブツブツ言うオジサンが近づいてきたので
危険を感じて急ぎ足で階段を登りました。
なんか「おっ、こんなところにツバメの巣があるぞぉ~?」みたいなことを
大音量で言ったり、大音量で口笛吹いたりを繰り返していた。

駅のトイレで小用をしてから外に出る。
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ああ、そうだそうだ。
三浦海岸から自転車で移動してここがゴールだったんだ。

あのときは移動手段が自転車だったので、本当に「駆け抜けた」って感じだったな。
というか今思うと、アレ3月だったからなんとかなったけど、
8月9月にやってたら死んでた可能性が高い。坂道を必死で登ったりしたからな……。
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歩きだすと、即座に汗が吹き出てくる。

あれ? なんか普通にメッチャ晴れてない?
「曇ってるから涼しくて歩きやすいだろう」という甘い読みがあったのだが、
完全にアテが外れた格好である。最高気温29℃でまあまあ暑い。
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さすがに一回来たことのある駅だし、方向感覚は分かるだろう、って感じで
5分程度歩いてgoogle map見たら、また堂々と逆方向に歩いていて愕然とした。

いやだから、まず歩き出す前にgoogle mapを見ろや!
学習能力ゼロかよ!
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怒っててもしょうがないので、google map見ながらスタスタと歩きます。
こちらは今日の高架下ノルマです。ガチャガチャしてなくて美しい。

俺が乗ってきた京急久里浜線の高架だと思う。
京急は全体的に設備が小綺麗でいいですね。
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どうでもいいけど、こういう「ブチギレ看板」割と好き。
見た人に「怒ってんだぞ」ってことを明確に伝えようという意思を感じる。

多分、特定の数人か、ヘタしたら特定の個人にキレてるんだろうなあ。
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で、今回の目的なのですが、夏がもうそろそろ終わるということで、三崎口から
三浦海岸沿いを歩いて、夏の終わりの海を堪能しよう! というのがテーマです。

ひとつだけ宣言しておきたいのは、決して観音崎海岸でギャルを見たときのことを
思い出して「夏が終わる前にもう一回水着ギャルを見ておきたい」という思いに
突き動かされたわけではないということです。ここは強調しておきたい。

ただ、海沿いを歩いた結果、水着ギャルが視界に入ることについては
やぶさかでない、とだけ言っておきたい。ここは強調しておきたい。
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け、結構暑いな……などと思いつつ、京急の高架に沿って歩いて行く。
なんか味わいのある道が見えた。市街地の中の森、みたいな。

道が高架にピッタリ沿っているワケでもないので、ジグザグに交差しながら
歩くような感じになります。
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小松ヶ池公園にぶつかった。

クソデカ池や珍しい生物なんかも生息しているらしく気が惹かれる。
季節が違うが、桜の時期も景色がいいらしい。
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なんかダンジョンの入り口みたいな感じになってるが……。

しばらく悩んだが、序盤でこういう場所で体力をロスると後半グダグダに
なりやすいのでスルーすることにしました。
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クソ暑くなってはきましたが、日陰に入ると風もあって一気に楽になる感じ。
ガッチガチの猛暑日に比べたら楽かな。

不安のあった体調も、まあ今のところ問題なし。
お腹の調子も安定している。なんだかんだで、お腹の調子が悪いのが一番キツいので。
散歩中に来る直下型便意の恐ろしさは本当に筆舌に尽くしがたい。
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こちらも3月から半年ぶり。三浦海岸駅です。
あの日はガッツリ曇ってたので、晴れた日のこの駅は初めて見るな。

しかし正直、海岸線を散歩するのが目的なら、ここスタートでも良かったなって思いました。
相変わらず行き当たりばったりな散歩である。
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子供向け英会話スクールの名前が「Peek-a-Zoo」。
「Peek-a-BOO」で「いないいないばぁ」だけど、Zooだと和訳どうなるんだろうか。

いないいない動物園?
なんか気の利いた意訳を考えようとしたが全然思いつかない。
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そんなことを考えていたら、海岸線に着いてしまいました。
おお~海水浴客が……まばらに居るな。

それなりに晴れててそれなりに暑いので、それなりには海水浴日和だ。
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黒人の家族連れだったり、いろんな人間模様があって見ていて興味深いが、
さすがにこういう場所に水着ギャルは居ないな……!

否、それもよかろう。
俺は別に水着ギャルを求めて一時間かけて電車で来たわけではない。
白ビキニでサングラスをかけたクッソエロいお姉さんを求めて来たわけではない。
そこは強調しておきたい。
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一時間近く歩いて汗をかいたので、自販機でドリンクを購入。
「一日分のビタミン」をビタミンCと勘違いし、レモンだと思い込んで飲んだので
「全然酸っぱくないじゃねーか!」ってなりました。パッケージにゆず描いてあるだろ。

散歩の序盤って、エナジードリンク的な炭酸や柑橘系を飲みたくなるんだけど、
後半になってくるととにかく水が飲みたくなるんだよな。
そういうときに飲む水はどんなドリンクより美味い。
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海沿いでたまに見る「クラゲ注意」看板。
カツオノエボシは「フローティングテラー」というバルログの必殺技みたいな
名前の異名を持つ危険なことで有名なクラゲなんだそうです。

どれほどの毒なんだろうと思って検索したら「しびれるような痛み、呼吸困難で
数日間痛みは続く」とか「アナフィラキシーショックで死ぬ可能性」とかあって
超おっかねえなと思いました。

俺は泳げないというか、海にそもそも入ることがない人間なので多分一生
刺されることはないと思うけども。
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海沿いばっかり撮影するのもアレなので、海沿いから陸方向に向かって撮影。

このまーっすぐ進む道の奥。よく見ると……。
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鳥居がありますね。
諏訪神社? かな? 行ってないので想像で書いています。

なんというか、こういう海岸線歩いてる時に毎度アタマをよぎるんですが
「この辺に住んで暮らすのってどんな感じかなあ」って思うんですよね。

いや、海岸に限らないな。山奥とか江ノ島とか歩いてても思う。

「ここに住んでる人にはここでの生活がある」という超当たり前のことなんだけど、
それってどういう感じなんだろうな、っていう。
すいませんなんかボンヤリしたこと書いてしまって。
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久里浜に近づくにつれて、サーファーの姿が増えてきます。

自分でやってみようとは全く思わないんですが、それでも波に乗ってる時はさぞ
気分いいだろうなあとは思いますね。

ちなみに俺は北国生まれのくせにスキーやスノーボードも一切やったことないです。
北国に生まれた陰キャやさかい。
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これは、大量のカモメが飛び立つ瞬間を押さえた! と思ったけど
画像で見てみたら全然写ってなくてキョトンとしたやつです。

そんなものを載せるな。
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これは……なんで撮ったんだっけか?
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ああ、そうだ。
この「プロからお父さんまで豊富な品揃え」という日本語が、
「プロやお父さんを品物として並べてるのか?」って気になって撮ったんだ。

看板には字数制限あるんだからそれくらい許してやれよ。

でももしかしたら文字通り、店に入ったらプロを並べてる可能性もある。
レンタルボディガードCoolみたいな感じで。また古い話だな。
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まあ散歩する前から分かってはいたんですが、海岸沿いを延々歩いてると
何も撮るものが無いんですよね。

特段のイベントもなく淡々と歩くだけになるし。水着ギャルもいないし。
まあ水着ギャルがいたところで何があるわけでもないんだけども。
せいぜい遠巻きに眺めるくらいのことしかできない。
遠巻きに眺めて、後で思い出して反芻するくらいしか俺には出来ない。

現実問題として、水着ギャルを盗撮してブログに載せるわけにもいかねえしな。
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「このクソ暑いのにお地蔵さんに何着せてんだよ!」って思いました。

酔っ払って悪ふざけしてお地蔵さんにシャツを着せた若い男が、
そんなことはすっかり忘れて帰宅して、冷房の聞いた部屋でうたた寝してしまう。

ふと目覚めた彼の視界には8体のお地蔵さんの顔。石のように硬い無表情が並んでいる。
体を動かそうとして、両手両足が結束バンドで縛られていることに気付く。
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尻こすり坂通り。

あまりにあまりなネーミングなのだが、由来を調べると「荷車のケツが
地面にするくらいの坂」という非常に妥当なもので拍子抜けする。
というか逆に下ネタにしづらいなこの名称は。
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延々と海沿いを進めば、くりはま花の国方面に行き着くんだけど、
そっち行くと以前久里浜から歩いたときのルートに合流してしまうので、
ここいらで陸方面に曲がることにしました。
二時間近く歩いたし、そろそろ帰りのルートを確定させておかないといかん。

しかしアレだな、こういう「電車の路線沿い」を歩く道のりって
「なんかアクシデントあったら電車に乗ればいいや」という保険があって安心だけど
緊張感というか「ホントに帰れるかな」っていうソワソワ感みたいのが無くて
正直ちょっと物足りなさがあるな……。

なんか変な冒険心みたいのが身についてきてしまったかも知れない。
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温泉!

うわ、入りてえ。入ってゆっくり湯に浸かって、風呂上がりにビール飲みてえ。
……しかしこんなところでそんなことをしたら、もう一歩も歩けなくなりそうだ。
着替えの下着もねえし。

ここらへんは「野比」という地名で、最寄り駅は「YRP野比」なんですが
毎回通る度に「YRPって何……?」って首をかしげていました。

今回初めてググってみたら「横須賀リサーチパーク」の略だった。
テーマパークか? とおもったらハイテク企業の研究施設みたいなんらしい。
略すくらいなら駅名にしなくてもいいんじゃないのかって思ってしまうな。
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あ、ここ曲がると「くりはま花の国」に入れるのかな?
……と思ったんですが、後で調べた感じここは入り口ではなかった。

結局、くりはま花の国にはどうやって入るのか未だに分からないままです。
前の散歩のときに入るのを断念し、「多分二度と来る機会はないだろうなあ」と
思ったのにまた来て、そして今回もスルーするという。ほとほと縁が無い。
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そんなこんなで、京急久里浜駅そばのアーケード商店街的なところに来ました。
土曜日の夕方ということを考えるとまあ……結構寂れてるというか
シャッター降りてる店舗が多い印象は正直ありましたね……。

ただ地元の人々の憩いの場になってる感はすごいあった。
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なんとなくもう一枚。

アーケードの中に民家だったり、外との出入り口だったりが複雑にあって、
なんというか見ていて楽しい。人気がないのもあって、散策したくなる。
疲れ切ってるのでしなかったけども。
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えー、そんなこんなで京急久里浜駅に到着しました。

駅前では、髪ボサボサのオッサンが大声で「ママ友による支配の全貌」
どうとか演説していました。実に興味深い。

今回はスタートとエンドを「一人でうるさいオッサン」が飾る散歩になりました。
飾るな。
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で。

久里浜を歩いている途中「いま16時ってことは……川崎に着く頃に17時。
じゃあもう帰り途中で外食しちゃっていいんじゃね!?!!?」ということに気付き、
地下街の店に飛び込みました。

いつもの15時くらいの終わるカジュアル散歩だとなかなか出来ない暴挙!
ということでグラスビールをグイッといただきます。たまんねえ!
昼過ぎには「酒で体調がいまいち」とか言ってたくせに。

我ながら「オッサンだなあ」って思うんだけど、正直ビールを美味く飲むために
散歩してるといってもあながち間違いじゃないですね……。
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そして来ましたギュウターーーーーーーーーーーーーン!!!!!! お気に召すままサマーーーーーー!!!!!!
上牛ターン定食! を! 1.5人前! 実質ラストエリクサー!

ここ数ヶ月、あんまりガッツリ肉を食べてなかったので久々だったのですが
まあうめえうめえ。やっぱお前は最高だよ牛タン。値上がりしないでおくれよ。

トンカツやステーキが無くても生きていけるが、牛タンが無いと世界が灰色だ。
まああっても灰色なんだけど。俺の世界は。
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それから、なんとなく夕暮れどきの川崎をパシャリして、今回の散歩は終了。

こっち側にも新しい何かが建つんだな。
地味に西口側ガンガン開発されてってんなあ。
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本日の移動ルートはこちら。

三崎口から三浦海岸が無意味だったかなと思ったけど、まああの分が
なくなったら歩き足りなかっただろうから結果オーライかな。

結局最後の最後まで水着ギャルには出会えなかったので、家に帰ってから
水着ギャルが出てくる動画を見て気を落ち着けました。
まあ動画に出てくる水着ギャルは、動画の最後では水着を着てないんだけども。
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こちらが散歩アプリのデータ。まあ普通だな。
やはり20,000歩歩かないと物足りなさがかなりある。

次回はちょっとガッツリ歩こうかな~と思うんですが、まだ残暑が厳しいだろうし、
無理はしないほうがいいかな。10月くらいから本番になりそう。
というわけで、海岸沿い散歩でした。ご清聴有難うございました。