散歩しながら撮った写真を交えた日記で御座います。
よろしくお願いいたします。
2022年9月10日土曜日、天気快晴。
前日、珍しくしっかり残業したうえで、帰ってからいつものノリで酒飲みながら
まったりしてたら、午前二時半まで無意味に夜更かししてしまった。
そんなワケで、11時近くまでズルズルと惰眠をむさぼって体力を回復する。
若い頃のように「12時間ガッツリ寝ました!」みたいな芸当はもう出来ないので、
寝れるときはしっかり寝ておきたいのだ。
天気は快晴、風が強くて絶好の散歩日和である。
昼飯食べて洗濯をして、コーヒー飲みながらまったりして、14時に家を出た。
ラゾーナ川崎広場。盆踊り的なイベントをやるらしく準備で盛り上がっている。
なんだかんだイベント会場として非常に重要な拠点だよなーラゾーナ。
平日はほぼ毎日ここを通るんだけど、しょっちゅうイベントやってる。
そして、地域住民の憩いの場でもある。
まあ地域住民である俺は、ここでまったりしたことないけど。
なんか若い人多くて……居づらくて……。
別角度から。
クソデカモニターに上からのリアルタイム画像が映る。
たまに手を振りたくなる。やらないけど。
川崎駅、東海道線のホームからパシャリ。
鼻持ちならないタワマンが立ち並ぶ。クワマン。
まあ正直、独り身でタワマン住みたいとは思わないが。むしろ不便になりそう。
部屋の数が多い家に住んだら、家に帰ってくるたびに「誰か隠れてないか」って
不安になって鈍器を片手にウロウロするクセが出来ると思う。
電車が来るまでヒマだったので、ホームの端から線路を撮る。
いやしかしホント、雲ひとつ無い青空だな……。
それなりに暑いが、風が強いせいもあってか体感温度はそう高くない。
8月の地獄のような暑さに比べればまだ大したことはない気がする。
東海道線でサクッと東京駅に来ました。
座席に座れたので楽だった。
電車内ではひたすらSlay the Spireやってましたが、サイレントA20Hがムズ過ぎて
屍の山を築いております。9月中にクリアできっかなあ。
京葉線に向かって東京駅構内を進んでいく。
東京駅自体はほぼ毎日利用するから慣れてるんだけど、京葉線はほとんど
利用したことがないため「こんなに歩かされんの!?」と驚愕しました。
一駅ぶんくらい歩いてない?
動く歩道はなんか生理的に好きじゃないので、横の歩道を歩いていきます。
東京駅から20分弱で、今日の目的地である葛西臨海公園へ。
初めて来る場所です。どういうトコなのかもよく知らない。
ホームページを見ると「お子様、カップル、ファミリーまで、みんなが楽しめる!」と
豪語されている。「みんな」の中に独身中年男性が入っていないことは分かる。
駅前は噴水がブワーッと上がっていて、観覧車が回っており、まさしく
家族連れとカップルが賑わっていた。
反射的に「ここに俺がいてはいけない」という感情がこみ上げる。
「ダイの大冒険」でバーンと戦ったときのダイのような気持ち。
お前を倒して、この地上を去る……!!
とりあえずフラフラと外縁に沿って歩いて行きます。
この橋は渡ると普通に葛西方面に行っちゃうようだ。
今日は舞浜方面に行きたいのでスルーする。
広場があって、キャッチボールする若い男性だったり、木陰にテントを張って
まったり横たわる家族連れだったりが居る。
観光地的な場所ではあるが、同時に地域住民の憩いの場でもあるのだろうな。
この渚橋を渡ると、葛西海浜公園があるようだ。
大音量でドラえもんのテーマらしき曲が流れている。
のぶ代時代しか知らないので、ドラえもんのテーマかどうか定かじゃないんだけど
歌詞の中に「タケコプター!」的な響きが聞こえたのでそうじゃないかと思う。
「葛西とドラえもん、なにか縁があるのかな?」と思っていたが、
単に近くに居た若い男がラジカセで大音量で流しているだけだった。お前のさじ加減かよ。
いやあ……のどかですねえ……。
15時前の日差しはやや厳しかったが、穏やかな空気感に癒やされるものがある。
反対側も。はるか遠くに非日常的な建造物が見える。
あっちは舞浜――つまりディズニーランドがある。
ディズニーランドには今回、行く用事はない。
さすがにオッサン一人で入りたくはないし。
人生トータルで4回くらい行ったことがあるだろうか。
子供の頃と学生時代、あと社会人になってから一回だけ。
乗り物にあんま興味がないせいか、そんなに楽しい記憶は正直ない。
一回だけ、会社の同僚含めてダブルデートのかたちで行ったことあるんだよな。
スプラッシュマウンテンでビビりまくった記憶がある。だせえな!
ぷらぷらと歩き回る。お花が綺麗ですね~。
あとトンボがかなり飛んでいて、秋の気配を感じる。
いくら虫嫌いの俺でも、トンボは割と穏やかに眺めていられる。
小学校一年くらいの頃、クラスメートがニワトリにトンボの頭を食べさせて
キャッキャ笑ってたなあ。今思うとなかなかエグい記憶だ。
舞浜方面に歩いていくと、池がいくつかあり、鳥類がたくさん見れるようだ。
バードウォッチングと思しき人がデカいカメラや望遠鏡を覗き込んでいる。
「おじさんソロ」に出くわすと癒やされるものがありますね……。
まあ彼らと違って俺は目的意識すら無いんだけど。
バードウォッチングについては、正直昔から今に至るまで一貫して
「どういう楽しさなんだろう……?」と良くわからない趣味ではある。
まあでも、趣味ってそういうモンだよな。
人からみたら「何がおもろいの?」って言われることにハマれるって幸せなことだ。
鳥類を眺める用ののぞき穴。エロいですね。
風営法が改正されたら摘発されかねない。鳥類の人権が危ない。
蚊が多かったので、あんまりノンビリと観察は出来なかった。
まあでもシンプルに、自然はいいなあと。
とはいえ虫嫌いの俺は、あんまり鬱蒼としたエリアに長居したくないので、
サクサクと歩いて行きます。
地面にはミミズやムカデの死骸が散見されるが、外で見る分にはガマン出来る。
自宅に出てきたら悲鳴をあげるだろうけど。
舞浜に近づくにつれて、少しずつ非日常的な風景が大きくなってきた。
今日の散歩のゴールは特に決めてないのですが、とりあえず舞浜方面に
歩いていってみようとは思っております。
ようやく葛西臨海公園を抜けた。
普通の路上になって心なしホッとする。
……しかし、ここからどうやって向こうに渡るんだろう。
とりあえず首都高湾岸線の高架下です。
いい加減高架下を撮るクセをやめろ。
反対側に出てきてしまった。旧江戸川沿いの「健康の道」という場所。
上半身裸でスケボーやってるバカが二人居て、通行人の邪魔になっていた。
このまま川沿いを歩いたら、いつもの多摩川沿い散歩と同じになってしまうので、
なんとか川向うを目指そうと思います。
15分くらい無意味にグルグルしたが、やっと舞浜大橋に到着。
バカデカい橋はいいですね。
おお~! 千葉!
地味に散歩で千葉に入るの初めてじゃねえかな。
神奈川から東京に入るのは何回も何回もやってるけど、東京から千葉に入るのは
なかなかレアだ。千葉県や浦安市のロゴマークも目新しく感じる。
浦安は、10年以上前に仕事でたまに来る機会があったな……。
なかなかの僻地で大変だった記憶がある。
風がメチャクソ強い。
こういう場所で撮影していると「スマホをうっかり川に落として号泣」という妄想が
必ずアタマを横切って不安になる。相変わらずのネガティブ。
いや、リアルに考えて、スマホ川に落としたら最悪じゃない?
これまで撮影した写真やら電話帳データやら全部死ぬ。
あとスマホだけじゃなく、家の鍵とかサイフを落とす妄想も良くする。
川に家の鍵落としたら最悪だろうな……。
一瞬「千葉のラブホは豪華だな!」って思ってしまったが、コレはアレだ、
東京ディズニーランドホテルだ。失礼なことを言うんじゃないよ。
バブル期じゃあるまいし、こんな豪華なラブホ作る余裕があるか。
家族連れで一回だけ連れていってもらった記憶がある。
30年以上前なので何も覚えてはいないが、ベッドがフカフカで大はしゃぎしたような。
これが俺の「記憶」なのか、家族との思い出話の中で作られた「想像」なのか、
それすら判然としないんだけど。
橋をわたりきり、首都高沿いの道を歩いて行く。
人気がなくていいですね……。
やはり俺にとって、旅先で一番うれしい要素は「人気がない」こと。
あと「トイレが綺麗」。この二点があればなんでもいい。
宇宙空間にぽっかりと浮いた綺麗なトイレのなかで一人過ごすことになっても……
そしてまた高架下を撮影する男。
高架下がどれだけ俺の魂を引き付けているんだ。
ということで、舞浜駅につきました。マイク・ハマー。私立探偵濱マイク。
特に駅には用事はないです。まだ帰るには早いし。
ということで、駅をスルーし、基本的にはずっと首都高沿いを歩いていきます。
特に何があるというワケでもない道のり。
このあたりで「ノド乾いたな……」という感覚がこみ上げます。
自宅で水飲んで以来、水分を入れていない。
そこまで暑くないから「汗ダラッダラ」というわけじゃないけど
それでも口の中がカラカラにはなっている。
あと昼飯が軽め(500kcalの冷食のあんかけ焼きそば)だったせいか、
もうお腹も空いてきました。空腹感が出てくると俄然つらくなってくる。
歩道橋の上から首都高を撮影。
土曜日も休まず運送してくれている人がいるから、僕らの便利な生活は
支えられているんですね……などと考える。
首都高か……。
15年以上前には俺も走ったことがあったんだな。
どうやって合流だのなんだのやってたんだろう。全く思い出せない。
まあ一度流れに乗ったら、却って事故率は低いのかも知れないが、
思い出すとゾクゾクする。俺の技術で高速道路ってヤベーよな……。
よく人撥ねなかったもんだ。
当時人を撥ねてたら、2022年現在も刑務所の中だったのかも知れない。
そう思うと運転二度としたくねえなって思いますね……。
更に浦安方面に歩いて行くが、全然自動販売機が無くて泣きそうになる。
散歩初めてホントわかったけど、ルート選択によっては本当に自販機に
出くわさない道のりってあるんだよな。
何故かやたらオシャレなラブホテルがあったのが印象に残った。
自慢じゃねえけどラブホテル、利用経験ホント少ないんですよね。
その少ない経験のなかに、普通に一人で宿泊に使ったケースが含まれている。
境川を渡る境川橋。
googleで検索すると「防煙壁があり殺風景です」とディスられているが、
確かにその通りで、橋の外が見えなくてかなり物悲しい雰囲気である。
まあ地域住民への配慮なのであろうな。
首都高うるさいだろうし。
降りる道のとこからパシャリ。
今更ながら、「見慣れない風景」っていいよな、などと思う。
ここにもここの人々の生活がある。当たり前だけど。
橋を渡りきり、住宅街に入ったら自販機が見えたので、リアルゴールドを入れる。
プハァーーーッ! 生き返るぜ!
とはいえ、なんか物凄い疲労感に襲われているのも確かで、そろそろ帰宅を検討し始める。
ホントはこのまま野鳥の楽園に行って、そこから行徳か妙典まで行ってやろうと
思ってたんだけど、ちょっともう全然体力が持たない。
睡眠不足が響いたのか、昼飯の少なさのせいか、とにかく予想よりかなり早い段階で
ヘロヘロになりつつあるな……。
首都高そばのインターチェンジ付近が、ちょっとした森みたいになっており、
軽く散策をする。人通りは誇張なしにゼロであった。
多分ここで暴漢に襲われたら誰にも助けを呼べず死ぬと思う。
ヤンキーのたまり場になりそうな場所だな、と思いながら壁面を見たら
「ゆるふわギャング」という落書きがあって笑ってしまった。
千葉のギャングはゆるふわギャング。どういうギャングなのか全然わからない。
ゆる~く釘バットで殴ってきたりするんだろうか。
道路を反対側に渡ると、急に「駅前」っぽい通りになってきた。
もよりの新浦安駅から戻ろう。
浦安は割と住心地良さそうだな~、通勤もラクだし……などと思うが、
デカい地震が来たりしたら液状化現象を食らうリスクがあるのか。
あと家賃相場が案外安くないようだ。
新浦安駅ホームにて。すっかり夕方である。
なんか疲れ果てていたので「東京駅のあの長い通路歩くのダリーな……」と
ややゲンナリしておりました。
川崎に着いたら17時半で、コンビニで酒と夕食を買って帰宅。
今(21時半)はブログを書いているという次第でございます。
今日のルートはざっくりこんな感じ。
もうちょっと歩けるかな、と思ったんだけど、なんか後半スゲー疲労感があった。
意外と暑かったからか、睡眠不足・カロリー不足で万全でなかったからか、
自分でも良くわからない。普段ならもう30分くらいは余分に歩けてると思う。
まあ最近、仕事忙しくてテンパってて、睡眠がちょっと不安定だったから
知らんうちに疲労が溜まってるのかも知れない。明日はちょっとゆっくりしよう。
散歩アプリのデータ。まあ、まずまず歩けたかな、という感じ。
来週は実家に帰省するつもりなので、散歩はお休みしたいと思います。
場合によっては実家散歩もしたいが、そんな余裕はないか。
その翌週くらいには遠出を検討したいなー。秦野行ってみようかしら。
ご清聴有難うございました。
前日、珍しくしっかり残業したうえで、帰ってからいつものノリで酒飲みながら
まったりしてたら、午前二時半まで無意味に夜更かししてしまった。
そんなワケで、11時近くまでズルズルと惰眠をむさぼって体力を回復する。
若い頃のように「12時間ガッツリ寝ました!」みたいな芸当はもう出来ないので、
寝れるときはしっかり寝ておきたいのだ。
天気は快晴、風が強くて絶好の散歩日和である。
昼飯食べて洗濯をして、コーヒー飲みながらまったりして、14時に家を出た。
ラゾーナ川崎広場。盆踊り的なイベントをやるらしく準備で盛り上がっている。
なんだかんだイベント会場として非常に重要な拠点だよなーラゾーナ。
平日はほぼ毎日ここを通るんだけど、しょっちゅうイベントやってる。
そして、地域住民の憩いの場でもある。
まあ地域住民である俺は、ここでまったりしたことないけど。
なんか若い人多くて……居づらくて……。
別角度から。
クソデカモニターに上からのリアルタイム画像が映る。
たまに手を振りたくなる。やらないけど。
川崎駅、東海道線のホームからパシャリ。
鼻持ちならないタワマンが立ち並ぶ。クワマン。
まあ正直、独り身でタワマン住みたいとは思わないが。むしろ不便になりそう。
部屋の数が多い家に住んだら、家に帰ってくるたびに「誰か隠れてないか」って
不安になって鈍器を片手にウロウロするクセが出来ると思う。
電車が来るまでヒマだったので、ホームの端から線路を撮る。
いやしかしホント、雲ひとつ無い青空だな……。
それなりに暑いが、風が強いせいもあってか体感温度はそう高くない。
8月の地獄のような暑さに比べればまだ大したことはない気がする。
東海道線でサクッと東京駅に来ました。
座席に座れたので楽だった。
電車内ではひたすらSlay the Spireやってましたが、サイレントA20Hがムズ過ぎて
屍の山を築いております。9月中にクリアできっかなあ。
京葉線に向かって東京駅構内を進んでいく。
東京駅自体はほぼ毎日利用するから慣れてるんだけど、京葉線はほとんど
利用したことがないため「こんなに歩かされんの!?」と驚愕しました。
一駅ぶんくらい歩いてない?
動く歩道はなんか生理的に好きじゃないので、横の歩道を歩いていきます。
東京駅から20分弱で、今日の目的地である葛西臨海公園へ。
初めて来る場所です。どういうトコなのかもよく知らない。
ホームページを見ると「お子様、カップル、ファミリーまで、みんなが楽しめる!」と
豪語されている。「みんな」の中に独身中年男性が入っていないことは分かる。
駅前は噴水がブワーッと上がっていて、観覧車が回っており、まさしく
家族連れとカップルが賑わっていた。
反射的に「ここに俺がいてはいけない」という感情がこみ上げる。
「ダイの大冒険」でバーンと戦ったときのダイのような気持ち。
お前を倒して、この地上を去る……!!
とりあえずフラフラと外縁に沿って歩いて行きます。
この橋は渡ると普通に葛西方面に行っちゃうようだ。
今日は舞浜方面に行きたいのでスルーする。
広場があって、キャッチボールする若い男性だったり、木陰にテントを張って
まったり横たわる家族連れだったりが居る。
観光地的な場所ではあるが、同時に地域住民の憩いの場でもあるのだろうな。
この渚橋を渡ると、葛西海浜公園があるようだ。
大音量でドラえもんのテーマらしき曲が流れている。
のぶ代時代しか知らないので、ドラえもんのテーマかどうか定かじゃないんだけど
歌詞の中に「タケコプター!」的な響きが聞こえたのでそうじゃないかと思う。
「葛西とドラえもん、なにか縁があるのかな?」と思っていたが、
単に近くに居た若い男がラジカセで大音量で流しているだけだった。お前のさじ加減かよ。
いやあ……のどかですねえ……。
15時前の日差しはやや厳しかったが、穏やかな空気感に癒やされるものがある。
反対側も。はるか遠くに非日常的な建造物が見える。
あっちは舞浜――つまりディズニーランドがある。
ディズニーランドには今回、行く用事はない。
さすがにオッサン一人で入りたくはないし。
人生トータルで4回くらい行ったことがあるだろうか。
子供の頃と学生時代、あと社会人になってから一回だけ。
乗り物にあんま興味がないせいか、そんなに楽しい記憶は正直ない。
一回だけ、会社の同僚含めてダブルデートのかたちで行ったことあるんだよな。
スプラッシュマウンテンでビビりまくった記憶がある。だせえな!
ぷらぷらと歩き回る。お花が綺麗ですね~。
あとトンボがかなり飛んでいて、秋の気配を感じる。
いくら虫嫌いの俺でも、トンボは割と穏やかに眺めていられる。
小学校一年くらいの頃、クラスメートがニワトリにトンボの頭を食べさせて
キャッキャ笑ってたなあ。今思うとなかなかエグい記憶だ。
舞浜方面に歩いていくと、池がいくつかあり、鳥類がたくさん見れるようだ。
バードウォッチングと思しき人がデカいカメラや望遠鏡を覗き込んでいる。
「おじさんソロ」に出くわすと癒やされるものがありますね……。
まあ彼らと違って俺は目的意識すら無いんだけど。
バードウォッチングについては、正直昔から今に至るまで一貫して
「どういう楽しさなんだろう……?」と良くわからない趣味ではある。
まあでも、趣味ってそういうモンだよな。
人からみたら「何がおもろいの?」って言われることにハマれるって幸せなことだ。
鳥類を眺める用ののぞき穴。エロいですね。
風営法が改正されたら摘発されかねない。鳥類の人権が危ない。
蚊が多かったので、あんまりノンビリと観察は出来なかった。
まあでもシンプルに、自然はいいなあと。
とはいえ虫嫌いの俺は、あんまり鬱蒼としたエリアに長居したくないので、
サクサクと歩いて行きます。
地面にはミミズやムカデの死骸が散見されるが、外で見る分にはガマン出来る。
自宅に出てきたら悲鳴をあげるだろうけど。
舞浜に近づくにつれて、少しずつ非日常的な風景が大きくなってきた。
今日の散歩のゴールは特に決めてないのですが、とりあえず舞浜方面に
歩いていってみようとは思っております。
ようやく葛西臨海公園を抜けた。
普通の路上になって心なしホッとする。
……しかし、ここからどうやって向こうに渡るんだろう。
とりあえず首都高湾岸線の高架下です。
いい加減高架下を撮るクセをやめろ。
反対側に出てきてしまった。旧江戸川沿いの「健康の道」という場所。
上半身裸でスケボーやってるバカが二人居て、通行人の邪魔になっていた。
このまま川沿いを歩いたら、いつもの多摩川沿い散歩と同じになってしまうので、
なんとか川向うを目指そうと思います。
15分くらい無意味にグルグルしたが、やっと舞浜大橋に到着。
バカデカい橋はいいですね。
おお~! 千葉!
地味に散歩で千葉に入るの初めてじゃねえかな。
神奈川から東京に入るのは何回も何回もやってるけど、東京から千葉に入るのは
なかなかレアだ。千葉県や浦安市のロゴマークも目新しく感じる。
浦安は、10年以上前に仕事でたまに来る機会があったな……。
なかなかの僻地で大変だった記憶がある。
風がメチャクソ強い。
こういう場所で撮影していると「スマホをうっかり川に落として号泣」という妄想が
必ずアタマを横切って不安になる。相変わらずのネガティブ。
いや、リアルに考えて、スマホ川に落としたら最悪じゃない?
これまで撮影した写真やら電話帳データやら全部死ぬ。
あとスマホだけじゃなく、家の鍵とかサイフを落とす妄想も良くする。
川に家の鍵落としたら最悪だろうな……。
一瞬「千葉のラブホは豪華だな!」って思ってしまったが、コレはアレだ、
東京ディズニーランドホテルだ。失礼なことを言うんじゃないよ。
バブル期じゃあるまいし、こんな豪華なラブホ作る余裕があるか。
家族連れで一回だけ連れていってもらった記憶がある。
30年以上前なので何も覚えてはいないが、ベッドがフカフカで大はしゃぎしたような。
これが俺の「記憶」なのか、家族との思い出話の中で作られた「想像」なのか、
それすら判然としないんだけど。
橋をわたりきり、首都高沿いの道を歩いて行く。
人気がなくていいですね……。
やはり俺にとって、旅先で一番うれしい要素は「人気がない」こと。
あと「トイレが綺麗」。この二点があればなんでもいい。
宇宙空間にぽっかりと浮いた綺麗なトイレのなかで一人過ごすことになっても……
たとえ、50億年たって、この地球も月も、太陽すらなくしても残りますわ。
たった一人でも生きて行けたら……とても寂しいけど、生きて行けるなら……(碇ユイ)。
そしてまた高架下を撮影する男。
高架下がどれだけ俺の魂を引き付けているんだ。
ということで、舞浜駅につきました。マイク・ハマー。私立探偵濱マイク。
特に駅には用事はないです。まだ帰るには早いし。
ということで、駅をスルーし、基本的にはずっと首都高沿いを歩いていきます。
特に何があるというワケでもない道のり。
このあたりで「ノド乾いたな……」という感覚がこみ上げます。
自宅で水飲んで以来、水分を入れていない。
そこまで暑くないから「汗ダラッダラ」というわけじゃないけど
それでも口の中がカラカラにはなっている。
あと昼飯が軽め(500kcalの冷食のあんかけ焼きそば)だったせいか、
もうお腹も空いてきました。空腹感が出てくると俄然つらくなってくる。
歩道橋の上から首都高を撮影。
土曜日も休まず運送してくれている人がいるから、僕らの便利な生活は
支えられているんですね……などと考える。
首都高か……。
15年以上前には俺も走ったことがあったんだな。
どうやって合流だのなんだのやってたんだろう。全く思い出せない。
まあ一度流れに乗ったら、却って事故率は低いのかも知れないが、
思い出すとゾクゾクする。俺の技術で高速道路ってヤベーよな……。
よく人撥ねなかったもんだ。
当時人を撥ねてたら、2022年現在も刑務所の中だったのかも知れない。
そう思うと運転二度としたくねえなって思いますね……。
更に浦安方面に歩いて行くが、全然自動販売機が無くて泣きそうになる。
散歩初めてホントわかったけど、ルート選択によっては本当に自販機に
出くわさない道のりってあるんだよな。
何故かやたらオシャレなラブホテルがあったのが印象に残った。
自慢じゃねえけどラブホテル、利用経験ホント少ないんですよね。
その少ない経験のなかに、普通に一人で宿泊に使ったケースが含まれている。
境川を渡る境川橋。
googleで検索すると「防煙壁があり殺風景です」とディスられているが、
確かにその通りで、橋の外が見えなくてかなり物悲しい雰囲気である。
まあ地域住民への配慮なのであろうな。
首都高うるさいだろうし。
降りる道のとこからパシャリ。
今更ながら、「見慣れない風景」っていいよな、などと思う。
ここにもここの人々の生活がある。当たり前だけど。
橋を渡りきり、住宅街に入ったら自販機が見えたので、リアルゴールドを入れる。
プハァーーーッ! 生き返るぜ!
とはいえ、なんか物凄い疲労感に襲われているのも確かで、そろそろ帰宅を検討し始める。
ホントはこのまま野鳥の楽園に行って、そこから行徳か妙典まで行ってやろうと
思ってたんだけど、ちょっともう全然体力が持たない。
睡眠不足が響いたのか、昼飯の少なさのせいか、とにかく予想よりかなり早い段階で
ヘロヘロになりつつあるな……。
首都高そばのインターチェンジ付近が、ちょっとした森みたいになっており、
軽く散策をする。人通りは誇張なしにゼロであった。
多分ここで暴漢に襲われたら誰にも助けを呼べず死ぬと思う。
ヤンキーのたまり場になりそうな場所だな、と思いながら壁面を見たら
「ゆるふわギャング」という落書きがあって笑ってしまった。
千葉のギャングはゆるふわギャング。どういうギャングなのか全然わからない。
ゆる~く釘バットで殴ってきたりするんだろうか。
道路を反対側に渡ると、急に「駅前」っぽい通りになってきた。
もよりの新浦安駅から戻ろう。
浦安は割と住心地良さそうだな~、通勤もラクだし……などと思うが、
デカい地震が来たりしたら液状化現象を食らうリスクがあるのか。
あと家賃相場が案外安くないようだ。
新浦安駅ホームにて。すっかり夕方である。
なんか疲れ果てていたので「東京駅のあの長い通路歩くのダリーな……」と
ややゲンナリしておりました。
川崎に着いたら17時半で、コンビニで酒と夕食を買って帰宅。
今(21時半)はブログを書いているという次第でございます。
今日のルートはざっくりこんな感じ。
もうちょっと歩けるかな、と思ったんだけど、なんか後半スゲー疲労感があった。
意外と暑かったからか、睡眠不足・カロリー不足で万全でなかったからか、
自分でも良くわからない。普段ならもう30分くらいは余分に歩けてると思う。
まあ最近、仕事忙しくてテンパってて、睡眠がちょっと不安定だったから
知らんうちに疲労が溜まってるのかも知れない。明日はちょっとゆっくりしよう。
散歩アプリのデータ。まあ、まずまず歩けたかな、という感じ。
来週は実家に帰省するつもりなので、散歩はお休みしたいと思います。
場合によっては実家散歩もしたいが、そんな余裕はないか。
その翌週くらいには遠出を検討したいなー。秦野行ってみようかしら。
ご清聴有難うございました。