
ダンジョンマンチーズ!
横スクロールアクション、ということ以外よく分かりません。
確か一回、体験版やったことあったような……? それすら覚えていない。
プレイしたのは2022年9月24日です。よろしくお願いします。

難易度は、一旦真ん中の「副料理長」にしました。
おそらくコレがノーマルだろう。
副料理長のまつもとです。よろしくどうぞ。人生で一回も料理したことない。

いきなり盛大に死んでた。
ゲーム画面で遺影が出ると反射的に「たけしの挑戦状」を思い出してしまう。
同時に移動チュートリアル。
俺はパッドでプレイしているんですが、攻撃方向をスティックで決めるシステムのため、
十字キーだと移動は出来ても向きが変えられないようだ。なので移動は原則スティック。
そのおかげで上斬りとかナナメ斬りが出来て自由度が高くて良いね。
それ以外は比較的普通のアクションゲームのキーアサイン。
PS4パッドでいう□ボタンで攻撃、△ボタンでガード(サブ装備)、R1でステップ回避。

突然、目の前に美女が。
「コックの服装で角が生えててネクロマンサーを名乗る」という属性が良くわからない
シマー様が登場する。

シマー様、何を言ってるのかはいまいち分からないが、とりあえず
ポンコツであることは理解できた。
素の表情は可愛らしい。

と思ってたら、寄生獣みたいなものすげえ変形して度肝抜かれた。
そんな表現ある?

爆発表現を顔でしてくれるシマー様。
サービス精神旺盛だ。
どうあれ「料理」がゲームの根幹に関わってくることが分かった。

チュートリアルなんかも丁寧にしてくれるシマー様。
予想通り「やる気と自信に満ちあふれているけど、やることはポンコツ」という
大変味わい深いキャラクター性を見せつけてくれる。ハルヒ感。

福利厚生にもこだわりのある経営者。
会社の福利厚生、いくら経営側がこだわったところで、あんまり社員には響かないところが
あるよね……。勿論そうじゃない会社も多々あるだろうけど。

蚊みたいなザコを倒して手に入った素材を使い「モスキートの塩焼き」を作った。
あんまり食べたくないな……。
しかし効果は二段ジャンプ!
こんな重要な操作をこんなザコからの素材で作れていいんか。

武器防具もガンガン素材から作れて楽しい。
操作感覚としては、どことなくテラリアを連想させる軽めの横スクロールアクション。
回避ステップなんかもあって、クセが無くて動かしやすい。
ただザコ倒したとき素材がすごい勢いで吹っ飛ぶため回収がめんどいな……。
その場にポトッと落ちてほしい。

世界観としては、色々コミカルかつ不穏でいい感じ。
シマー様の顔表現もそうだけど、ほどよく毒っ気があるというか悪趣味でいい感じだ。

と褒めたところでなんですが、オイ!
オブラートに一切包まない純度100%のうんこが登場し戦慄した。
色をパステルカラー変えるような小細工も一切しない。うんこだ。
顔がまた可愛くない。

魚の塩焼きで、水中移動速度が50%加速。
いちいち効果が強烈でいいですね。
フライパンの妙にエネルギッシュな顔が好き。

色んなゲームで「クラフト要素」を見るようになったけど、やっぱりこう
ザコ戦に意義が生まれていいよね。単純に楽しい。
もう一回言うけど、フライパンのその顔なんなんだよ。
あと、料理というからには都度都度作って消費していくようなのをイメージしていたが、
一度調理した料理はいつでも付け替え可能という「アンロック」に近いシステムのようだ。
これはこれで気楽でいいですね。

妙に陽性で、かつ脈絡のない世界観やキャラクターが一種「悪夢」的というか
「死後の世界」って感じがして不気味で面白い。
ざっくり言うと「キモカワイイ」になるだろうか。
割合としてやや「キモ」が強い感じのバランス。

「副料理長」の戦闘難易度は、そこまで高いわけではないが、適当にゴリ押ししてると
あっという間に死にかける程度には難しい。
しっかり素材を集めて装備を整えて、かつガードを駆使して戦う必要がある。
このシステムでヌルいと楽しくないので個人的には心地よい。

先に進むと、森の王が登場する。
なんだそのあざといギャップを生み出す顔は。
「お前がここで得るものは後悔以外何もない」というカッコいい言い回しも憎らしい。

そして、森の王に雇われた傭兵的なボスが登場する。
コイツがこのゲーム最初のボスか。
いっちょやってやろうじゃないの。

初戦は敗北。
ただ、攻撃の予兆はメチャクチャ分かり易いので、適当にゴリ押しせずに
回避とガードしっかりしてれば負けないであろう相手だ。
二回目で特に問題なく勝利。

倒したけど、ビッグヴァインさんは強面の割に気のいい人だったのでケンカにはならず。
牧歌的とも言い難い、なんか不思議な世界観だ。

シマーさんは「え、マジで倒したの?」くらいの感じで激褒めしてくれる。うれしい。
すぐに冷静さを装おうとするんだけど、それがツンデレとかじゃなく純粋に
上司としての威厳を保とうとしてる感じがして愛おしい。
そしてボスを倒したことで新たな装備が作れるようになる。

上と攻撃ボタンで「昇竜斬」が発動!
ベッタベタだが……嫌いじゃないぜこういうの。
ゲームにおいて上昇しながら攻撃する技は「昇竜」とつけるべきだ。

昇竜斬!
という感じで、今回のプレイはこの辺にて。
現状、「メトロイドヴァニア」というよりはもっとシンプルな横スクロールアクションで
シンプルで遊びやすくていいなと思っております。果たしてクリアまで行けるだろうか。
ご清聴有難うございました。