
お散歩中に撮った写真をまとめた日記です。
よろしくお願いいたします。よろしくロビンソン。
2023年4月1日土曜日、天気晴れ。
三月下旬は雨が続いていて、先週末も引きこもりまくっていたので、
「久々に散歩出来るでしかし!」とウキウキで迎えた週末でございます。
9時半に起床し、洗濯して部屋の換気して、冷凍食品の朝食兼昼食を摂って、
コーヒー飲んで便をして、11時15分くらいに外出開始。
最高気温22度とのことで、必要ないかな~と思いつつも
部屋の中が意外に寒かったのでジャンパーを羽織って外に出ました。

写真は川崎駅西口付近。
青空の下、桜やら梅やら咲いており、非常に気持ちのいい景色である。
家を出た瞬間、日差しの暑さに「全然ジャンパーいらねえ!」と思いましたが、
ここで引き返してたら南武線の快速に間に合わないので、そのまま歩いていきます。

ラゾーナ川崎広場は、レゴかなんかのイベントをやっており、
小さい子供連れの人たちが行列を作っていました。
「子供を連れていってリアクションを見る」というの、たまらない楽しみだろうなあ。
眩しいような気持ちで眺める。
ウチの親父も、子供の喜ぶ顔が好きな甘い親だったので、子供の頃は
キャンプに連れてってもらったり、ゲーム買ってもらったり、相当に
甘やかされたような記憶がある。
今の俺よりも上の年齢で、子供三人載せたマニュアル車で片道四時間
高速道路を運転してキャンプ場まで連れて行くとかタフ極まりねえなと、
今更になって尊敬の念を抱いてしまう。とてもマネ出来ねえ。

川崎駅構内は、選挙シーズンということもあり、有権者がガーガーと
「今の政治がここがダメで、俺はこうするから票入れろ」と喧しい。
スタッフみたいな人がなんかしらのビラを配ってくるのを
「邪魔くせえなあ」と煩わしく思いながら歩いた。
11時半の快速電車に乗る。
今日は久々にちょっとだけ遠出をするのだ。

まず南武線で登戸まで移動する。
ドラえもんのテーマのベルが流れて、毎度「おっ」と思う。
藤子不二雄ミュージアム、去年の一月に一回前を通過しただけなんだよな。
登戸駅から、改札を出て小田急線に乗り換える。
散歩始めてから、ここの乗り換えかなり利用してる気がするな。

小田急線、人が多くて正直ちょっとゲンナリしてしまった。
時間が遅めだったこともあるが、やはり人が多いというのは俺にとって
大きな「萎え」要素である。
ただ、タイミング良く快速急行に乗れそうでそこはホッとした。

上から「快速急行」「急行」「準急」「各駅停車」(今日のルートは登戸~伊勢原)。
こうして見ると、さすがに急行以外には乗りたくないぜ。
急ぎの旅でもないし、あまり効率重視したいわけじゃないんだけど、それはそれとして
電車移動で無意味にロスしても全く嬉しくないし楽しくない。
京急車内は、南武線以上に混んでいて、道中立ちっぱなしでした。
さすがに足腰が痛くなったぜ。
作業着の若い男二人組が、

途中、海老名駅付近で直下型の便意が来て、一瞬「降りるか?」と思いましたが、
海老名以降は駅間が対して広くないのでギリギリまで我慢出来ました。
あまり乗り慣れてない路線の電車内で直下型便意が来るとホント怖いんだよな。
駅間がスゲー長かったりするので。電車内便意は逃げ場が無いので死に直結する。

伊勢原駅前の景色。
それなりに利用者数の多い駅だと思うんだけど、思ってる以上に駅舎が
老朽化している印象を受けた。俺の評価基準が京急ベースなせいかもしれないが。
駅の北口を出て、まずはトイレを探すことにする。
限界ギリギリ……ってほどではないが、それなりに便意がある。
ヘタに駅を離れてトイレが見つからず困るより、駅付近で便を済ませておきたい。
近くにセブンイレブンがあったがトイレはなかった。
仕方がないので、普段はあまり大で利用しない公衆便所に飛び込んでみることに。

養生テープでビッチリと塞がれた一つしか無い個室のドアと、
バス停。
一時間に三本くらい来るの本当に有難い。
僻地まで歩いてから「げえ……バスがねえ……」だったときの絶望感すごいからね。
まあその絶望感が嫌いじゃないという気持ちもあるんだけど。
むしろ「いつでもバス乗って帰れるな」って思いながら歩くのって、どこか
味気ないとすら思っていたりもする。

えー、ガラガラのバスだったら車内撮ったりするんですが、今回はもう観光地から
駅までのシャトルバスに近い状態だったため、ぎゅうぎゅう詰めでした。しんどかった。
ともあれ文明の力で、徒歩90分くらいかけて歩いた道のりを30分弱で戻りました。
駅に帰ってきた時点で三時前。
体力自体は消耗していたものの、「ちょっと歩き足りないかも」という気持ちが残った。

小田急線を、来たときと逆に向かい登戸へ。
快速に乗るために、ホームで10分少々待ちました。
ノドが渇いてたのでオロナミンCを飲む。
「ビールのために散歩してる」的なことは言うけど、散歩終わりに
エナジードリンク飲むのも大好きなのよね。
カラッカラの体に炭酸と糖の刺激をブチ込む感じ大好き。
えー、後は登戸で乗り換えて、南武線に座って帰りました。
いつものルートなので写真は無し。

万歩計データがこちら。
まあ、最低限の歩数は歩けたな、という感じですね。
10,000歩未満になるとさすがに物足りない。
えー、久しぶりの遠出だった割に、なんかこう印象的な出来事とかなくて
淡々と歩いてしまった感じがありました。でも天気良くて歩いてて気持ち良かったな。
あったかくなってきたのでチョコチョコと遠出したいなと思っております。
ご清聴有難うございました。
三月下旬は雨が続いていて、先週末も引きこもりまくっていたので、
「久々に散歩出来るでしかし!」とウキウキで迎えた週末でございます。
9時半に起床し、洗濯して部屋の換気して、冷凍食品の朝食兼昼食を摂って、
コーヒー飲んで便をして、11時15分くらいに外出開始。
最高気温22度とのことで、必要ないかな~と思いつつも
部屋の中が意外に寒かったのでジャンパーを羽織って外に出ました。

写真は川崎駅西口付近。
青空の下、桜やら梅やら咲いており、非常に気持ちのいい景色である。
家を出た瞬間、日差しの暑さに「全然ジャンパーいらねえ!」と思いましたが、
ここで引き返してたら南武線の快速に間に合わないので、そのまま歩いていきます。

ラゾーナ川崎広場は、レゴかなんかのイベントをやっており、
小さい子供連れの人たちが行列を作っていました。
「子供を連れていってリアクションを見る」というの、たまらない楽しみだろうなあ。
眩しいような気持ちで眺める。
ウチの親父も、子供の喜ぶ顔が好きな甘い親だったので、子供の頃は
キャンプに連れてってもらったり、ゲーム買ってもらったり、相当に
甘やかされたような記憶がある。
今の俺よりも上の年齢で、子供三人載せたマニュアル車で片道四時間
高速道路を運転してキャンプ場まで連れて行くとかタフ極まりねえなと、
今更になって尊敬の念を抱いてしまう。とてもマネ出来ねえ。

川崎駅構内は、選挙シーズンということもあり、有権者がガーガーと
「今の政治がここがダメで、俺はこうするから票入れろ」と喧しい。
スタッフみたいな人がなんかしらのビラを配ってくるのを
「邪魔くせえなあ」と煩わしく思いながら歩いた。
11時半の快速電車に乗る。
今日は久々にちょっとだけ遠出をするのだ。

まず南武線で登戸まで移動する。
ドラえもんのテーマのベルが流れて、毎度「おっ」と思う。
藤子不二雄ミュージアム、去年の一月に一回前を通過しただけなんだよな。
登戸駅から、改札を出て小田急線に乗り換える。
散歩始めてから、ここの乗り換えかなり利用してる気がするな。

小田急線、人が多くて正直ちょっとゲンナリしてしまった。
時間が遅めだったこともあるが、やはり人が多いというのは俺にとって
大きな「萎え」要素である。
ただ、タイミング良く快速急行に乗れそうでそこはホッとした。

上から「快速急行」「急行」「準急」「各駅停車」(今日のルートは登戸~伊勢原)。
こうして見ると、さすがに急行以外には乗りたくないぜ。
急ぎの旅でもないし、あまり効率重視したいわけじゃないんだけど、それはそれとして
電車移動で無意味にロスしても全く嬉しくないし楽しくない。
京急車内は、南武線以上に混んでいて、道中立ちっぱなしでした。
さすがに足腰が痛くなったぜ。
作業着の若い男二人組が、
「正社員のくせして俺等に派遣の教育投げっぱなしなんすよ~」とか
「自分がやってほしいことをやらせるなら命令すんなってハナシッスよね。
お願いされたらこっちだって話聞いてやるのに」みたいな、職場によくある
生々しい愚痴を語り合っていました。
こういう会話って、先輩側がちょっと「イキる」感じがあって面白いよね。
お願いされたらこっちだって話聞いてやるのに」みたいな、職場によくある
生々しい愚痴を語り合っていました。
こういう会話って、先輩側がちょっと「イキる」感じがあって面白いよね。

途中、海老名駅付近で直下型の便意が来て、一瞬「降りるか?」と思いましたが、
海老名以降は駅間が対して広くないのでギリギリまで我慢出来ました。
あまり乗り慣れてない路線の電車内で直下型便意が来るとホント怖いんだよな。
駅間がスゲー長かったりするので。電車内便意は逃げ場が無いので死に直結する。
あと、愛甲石田駅そばの車窓に馬が見えてテンション上がったりしました。
馬って、そこそこの非日常感があって良いものがある。
馬って、そこそこの非日常感があって良いものがある。

伊勢原駅前の景色。
それなりに利用者数の多い駅だと思うんだけど、思ってる以上に駅舎が
老朽化している印象を受けた。俺の評価基準が京急ベースなせいかもしれないが。
駅の北口を出て、まずはトイレを探すことにする。
限界ギリギリ……ってほどではないが、それなりに便意がある。
ヘタに駅を離れてトイレが見つからず困るより、駅付近で便を済ませておきたい。
近くにセブンイレブンがあったがトイレはなかった。
仕方がないので、普段はあまり大で利用しない公衆便所に飛び込んでみることに。

養生テープでビッチリと塞がれた一つしか無い個室のドアと、
メイリオフォントの事務的な「使用禁止」の張り紙に心をヘシ折られる。
俺が今、ある程度余裕があるから良かったけど、限界ギリギリで飛び込んで
コレだったら本当に崩れ落ちていたと思う。

仕方がないので、反対側の駅ビルみたいな建物でしっかりと便をしました。
それはもうしっかりと。
「発見され次第」の「され」にバツしてるのは日本語としておかしいから?
別にそれは良くない? 通報された人にイチャモンつけられるのかな?

便をして、スッキリとした体調で歩きはじめます。
とりあえず鳥居みたいなやつを撮影。
日差しが結構強くて、率直に暑い。

時刻は一時前。
川崎から一時間半かけて来たんだけど、不思議と「遠くまできたなあ」感は薄い。
周囲があんまり田舎っぽくないからだろうか。山が見えないからかな。
青梅駅とかだともう「遠出した感」がすごかったけども。
そうだ、青梅も今度散歩しに行きたいな。

伊勢原駅北口から、とりあえず61号線沿いをフラフラと歩いて行きます。
古めかしい魚屋さんとかはあって「おっ」と思ったけども、基本的には
特に撮影するようなものもなく、淡々とした道のり。
ただ久しぶりに「散歩してて汗をダラダラかく」感じを思い出してきました。
もう冬じゃねえんだよな。てかもう4月1日だもんな。
なんか「2023年の1/4が終わってしまった」的なことももう言いたくないという
気持ちがありますね……。
月日があっという間に流れることなんてもう骨の髄まで分かりきっている。
「俺の人生にはまだ『未来』がある」ではなく「『残り時間』がある」に
いつしか切り替わってしまった。ただただ怖い。
道の先には老いと孤独と絶望しか待っていない。

30分も歩くと、遠景に山が見え始めました。
人も減ってきて「ようやく散歩本番」的な気持ちになってきますね。
ただその、暑いんでジャンパー脱いで歩いてるんですが、すげえ邪魔でイライラしてきた。
なんで俺はジャンパー来て家を出たんだ。
ジャンパー無かったら気持ちよく歩けたのによ~~~~。

なんか国登録有形文化財の横を通った。
なんて読むんだろうと思ったら「雨岳文庫(うがくぶんこ)」らしい。
築185年の大規模古民家らしい。すげえな……。
とはいえ中に入ることもなく、引き続き淡々と歩いて行きます。

遠くに見えるのは……丹沢山かな?
これまでもダム目当てで、丹沢湖や宮ヶ瀬湖あたりににじり寄ったりはしてきたけど、
丹沢山そのものに登ったりはしていません。
しかしアレだな、「電車で一時間半圏内の山のそば」は地味に行き尽くした感があるな。

青看板に「大山ケーブル駅」の表示が出てきて、いよいよ目的地が
近付いてきたような気がしてきます。
ただまあ、今日はケーブルカーに乗りはしないかな? という気持ち。
「せっかくだから」的なモチベーションがまるでない人間である。

手に持って歩いているジャンパーがいよいよ本格的に邪魔に感じられてきた。
腕に抱えたり、手に持ったりを繰り返してるんだけど、じわ~っと熱を持って
あっついんじゃあ! コンビニでビニール袋入手して、持ち歩こうかなと一瞬思うが
わざわざそのためにコンビニ寄りたくないというかコンビニがあんまり見当たらない。
南部線の快速の時間にこだわらず、引き返して家に置いてくりゃよかったんだと
ずーっと後悔しながら歩くハメになりました。

13時40分頃。
駅から歩いて一時間弱くらい。ようやくなんかこう緑豊かな光景が広がってきました。
以前なら「こういう場所に来たらようやくマスク外せる」って感じだったんですが、
最近は「人がそれなりに居る場所でも、マスクしなくてOK」という世間的な空気が
ようやく醸成されつつあり、駅前からノーマスクでここまで来れました。
久々に外して歩くと「マスクないのってこんなに快適だったんだ」という感動があるよね。
コロナ前、2019年くらいまでは当たり前のことだったんだけど。

いやしかし……いい天気だ。
4月1日、まさに今日から春が始まったかのような麗らかさ。
まあ明日はまた曇るらしいんだけど。

と、ノンビリした気持ちで歩いていたら「野猿の出没地区」という警告が来る。
まあもう、東京の西側や神奈川の山側には猿が出ることは織り込み済みなので
仮に出てきても狼狽することはない。
というか、初めてのエンカウント時に狼狽しすぎた。思い出すとちょっと恥ずかしい。
「や、野生の猿ゥ~~~~!?!!?!!?」という感じでパニックになってしまったんだよな。
イノシシや熊ならともかく、猿でビビりすぎだろ。

なんだか整備された一本道になった。
祭りかなんかの準備なのか、ずーっとコカカカコカカカと鼓を打ち鳴らすような音がする。

「やけに真っ平な草原だな……ゴルフ場かよ」と思いながら眺めてたら、
木の陰からアイアンを持った男が姿を現して笑ってしまった。ゴルフ場だったよ。
伊勢原カントリークラブ。
俺個人の人生としては、ゴルフには全く縁が無い。
いや、15年前くらい前、会社に「全社員参加のゴルフコンペ」的なことがあって、
打ちっぱなしで練習させられたり、一回だけホール回らされたりしたことがあったな。
もうあんまり覚えてないが……。
なんか面倒で、後半ボールつかんで投げたりしてたような気がする。

庵野監督の影響でも受けたのかお前、というアングルで写真を撮る。
この辺、日陰になるような場所が無くてひたすら暑くて辛かった。
6月とか7月とかにここ歩いてたら死んでたような気がする。

御柱。
最初、霊的なものかと思ったが、よく読むと平成29年の「伊勢原観光 道灌まつり」において
「御柱里曳き行」に使用されたものですという話で、要はただのモミの木であった。
ていうか左の方に反射して、俺の姿が映っちゃってるな。

あったよ! 丸太が!
確かにバカデカいが、単なる丸太である。彼岸島の師匠が使うやつだ。
ていうか「道灌まつり」ってなんだろ、太田道灌と関係あるんだっけ? と
後になって調べたら、伊勢原市に首塚があるらしい。

そのまま先に進むと、道向こうからなんか山車みたいのが歩いてきた。
子どもたちの声がする。
動画に撮ったので載せておきます。
歩きながら撮ったので揺れるので注意。
全然、車を映してなくて笑ってしまう。
いや、あんまジロジロ撮影すんのもどうかなって……。

そこから更に先に進むと「丹沢大山国定公園」のデカい看板が。
ここはもう大山エリアの中に入っているというわけだ。
道路ではあるが、広義の登山でもある。たぶん。

当然、エンカウントモンスターのレベルも上がる。
猿ではなくクマ。
毎度思うけど、「クマ出没注意」は明確に命の危険に直結する感じが凄い。
そうそう出くわすものではないと思うが、出くわしたら超ヤバイ。
「電車内で一人でブツブツ言ってる包丁持ったオッサン」くらいヤバイ。

途中から、なんか鈴川をまたいで橋がポツポツかかってる道のりになっていく。
「大山さくらフェア会場」と書いてあったが、特に興味が無かったので
そのまま真っすぐ登っていきます。
山なので当然だけど、上り坂が続くため体力的にちょっと厳しくなってきた。

古い旅館の佇まいが実に侘びていて好ましい。
古いとは言ったが、今も絶賛開業中の老舗旅館であり評価も高いようだ。
こういうとこに宿泊してみたい気持ちもある。

特に何がどう、といこともないが、薄汚れた看板に趣を感じて撮影。
結構な山道ではあるが、交通量も少ないし、道もしっかりしてるから
歩きにくいなどということもない。ゴルフ場そばと違って日陰も多い。

山道にちょっと入って探検したい気持ちがなくもないが、体力的に
結構ヘバッていたので断念。上り坂続きなのでジンワリと消耗している。
まあ遊び心で遭難してもこええし、やめておこう。

結構登ってきたものの、大山全体からみたらここはまだ麓である。
本来、ここまで来たらケーブルカーに乗って寺を見たり、山頂を目指して
景勝地を撮影したりするべきなのだろう。
……ただ、正直久々の長距離散歩で疲労困憊である。
「適当なトコで、バス乗って帰るかあ」という気持ちになってきた。
幸い、観光地なので「バスが一時間に一本」といったことはない。

豆腐やさんが多い。
山の近くで水がいい、みたいな理由があるのかな?
今日は10時過ぎに食べた冷凍食品のパスタ(600kcalくらい)しか胃に入ってないので、
なんか食べたい気持ちが無くもないが、時間もハンパだし夕食のために温存することにする。

今度は「地ビール」に目が留まる。
散歩で汗をかくのは、帰ってフロ入ってビール飲むためでもあるのだ。
休肝日に散歩したら驚くほど味気なく感じるから間違いない。

なんか要所要所で「先導師」というフレーズが出てくる。
FF5でクリスタル取ったらアンロックされるやつ?
もともと有名な言葉で、俺が無知で知らないだけかな? と思い、帰ってから検索したが
「先導師」でググると大山が出てくるのでこの地域に紐付いた言葉のようだ。
読んで字の如きネーミングらしいが、カッコいい響きではある。

というわけで、大山ケーブルカー手前の、良弁滝のバス停にてバスに乗ることにしました。
散歩時間としてはザックリ一時間半といったところで、もうちょっと歩いても
良かったかもなーという気もしましたが、登り坂が続いて疲れちまってな……。
アスファルトの上り坂でこんな簡単にヘタるんだから、登山とか絶対無理だわ。
俺が今、ある程度余裕があるから良かったけど、限界ギリギリで飛び込んで
コレだったら本当に崩れ落ちていたと思う。

仕方がないので、反対側の駅ビルみたいな建物でしっかりと便をしました。
それはもうしっかりと。
「発見され次第」の「され」にバツしてるのは日本語としておかしいから?
別にそれは良くない? 通報された人にイチャモンつけられるのかな?

便をして、スッキリとした体調で歩きはじめます。
とりあえず鳥居みたいなやつを撮影。
日差しが結構強くて、率直に暑い。

時刻は一時前。
川崎から一時間半かけて来たんだけど、不思議と「遠くまできたなあ」感は薄い。
周囲があんまり田舎っぽくないからだろうか。山が見えないからかな。
青梅駅とかだともう「遠出した感」がすごかったけども。
そうだ、青梅も今度散歩しに行きたいな。

伊勢原駅北口から、とりあえず61号線沿いをフラフラと歩いて行きます。
古めかしい魚屋さんとかはあって「おっ」と思ったけども、基本的には
特に撮影するようなものもなく、淡々とした道のり。
ただ久しぶりに「散歩してて汗をダラダラかく」感じを思い出してきました。
もう冬じゃねえんだよな。てかもう4月1日だもんな。
なんか「2023年の1/4が終わってしまった」的なことももう言いたくないという
気持ちがありますね……。
月日があっという間に流れることなんてもう骨の髄まで分かりきっている。
「俺の人生にはまだ『未来』がある」ではなく「『残り時間』がある」に
いつしか切り替わってしまった。ただただ怖い。
道の先には老いと孤独と絶望しか待っていない。

30分も歩くと、遠景に山が見え始めました。
人も減ってきて「ようやく散歩本番」的な気持ちになってきますね。
ただその、暑いんでジャンパー脱いで歩いてるんですが、すげえ邪魔でイライラしてきた。
なんで俺はジャンパー来て家を出たんだ。
ジャンパー無かったら気持ちよく歩けたのによ~~~~。

なんか国登録有形文化財の横を通った。
なんて読むんだろうと思ったら「雨岳文庫(うがくぶんこ)」らしい。
築185年の大規模古民家らしい。すげえな……。
とはいえ中に入ることもなく、引き続き淡々と歩いて行きます。

遠くに見えるのは……丹沢山かな?
これまでもダム目当てで、丹沢湖や宮ヶ瀬湖あたりににじり寄ったりはしてきたけど、
丹沢山そのものに登ったりはしていません。
しかしアレだな、「電車で一時間半圏内の山のそば」は地味に行き尽くした感があるな。

青看板に「大山ケーブル駅」の表示が出てきて、いよいよ目的地が
近付いてきたような気がしてきます。
ただまあ、今日はケーブルカーに乗りはしないかな? という気持ち。
「せっかくだから」的なモチベーションがまるでない人間である。

手に持って歩いているジャンパーがいよいよ本格的に邪魔に感じられてきた。
腕に抱えたり、手に持ったりを繰り返してるんだけど、じわ~っと熱を持って
あっついんじゃあ! コンビニでビニール袋入手して、持ち歩こうかなと一瞬思うが
わざわざそのためにコンビニ寄りたくないというかコンビニがあんまり見当たらない。
南部線の快速の時間にこだわらず、引き返して家に置いてくりゃよかったんだと
ずーっと後悔しながら歩くハメになりました。

13時40分頃。
駅から歩いて一時間弱くらい。ようやくなんかこう緑豊かな光景が広がってきました。
以前なら「こういう場所に来たらようやくマスク外せる」って感じだったんですが、
最近は「人がそれなりに居る場所でも、マスクしなくてOK」という世間的な空気が
ようやく醸成されつつあり、駅前からノーマスクでここまで来れました。
久々に外して歩くと「マスクないのってこんなに快適だったんだ」という感動があるよね。
コロナ前、2019年くらいまでは当たり前のことだったんだけど。

いやしかし……いい天気だ。
4月1日、まさに今日から春が始まったかのような麗らかさ。
まあ明日はまた曇るらしいんだけど。

と、ノンビリした気持ちで歩いていたら「野猿の出没地区」という警告が来る。
まあもう、東京の西側や神奈川の山側には猿が出ることは織り込み済みなので
仮に出てきても狼狽することはない。
というか、初めてのエンカウント時に狼狽しすぎた。思い出すとちょっと恥ずかしい。
「や、野生の猿ゥ~~~~!?!!?!!?」という感じでパニックになってしまったんだよな。
イノシシや熊ならともかく、猿でビビりすぎだろ。

なんだか整備された一本道になった。
祭りかなんかの準備なのか、ずーっとコカカカコカカカと鼓を打ち鳴らすような音がする。

「やけに真っ平な草原だな……ゴルフ場かよ」と思いながら眺めてたら、
木の陰からアイアンを持った男が姿を現して笑ってしまった。ゴルフ場だったよ。
伊勢原カントリークラブ。
俺個人の人生としては、ゴルフには全く縁が無い。
いや、15年前くらい前、会社に「全社員参加のゴルフコンペ」的なことがあって、
打ちっぱなしで練習させられたり、一回だけホール回らされたりしたことがあったな。
もうあんまり覚えてないが……。
なんか面倒で、後半ボールつかんで投げたりしてたような気がする。

庵野監督の影響でも受けたのかお前、というアングルで写真を撮る。
この辺、日陰になるような場所が無くてひたすら暑くて辛かった。
6月とか7月とかにここ歩いてたら死んでたような気がする。

御柱。
最初、霊的なものかと思ったが、よく読むと平成29年の「伊勢原観光 道灌まつり」において
「御柱里曳き行」に使用されたものですという話で、要はただのモミの木であった。
ていうか左の方に反射して、俺の姿が映っちゃってるな。

あったよ! 丸太が!
確かにバカデカいが、単なる丸太である。彼岸島の師匠が使うやつだ。
ていうか「道灌まつり」ってなんだろ、太田道灌と関係あるんだっけ? と
後になって調べたら、伊勢原市に首塚があるらしい。

そのまま先に進むと、道向こうからなんか山車みたいのが歩いてきた。
子どもたちの声がする。
動画に撮ったので載せておきます。
歩きながら撮ったので揺れるので注意。
全然、車を映してなくて笑ってしまう。
いや、あんまジロジロ撮影すんのもどうかなって……。

そこから更に先に進むと「丹沢大山国定公園」のデカい看板が。
ここはもう大山エリアの中に入っているというわけだ。
道路ではあるが、広義の登山でもある。たぶん。

当然、エンカウントモンスターのレベルも上がる。
猿ではなくクマ。
毎度思うけど、「クマ出没注意」は明確に命の危険に直結する感じが凄い。
そうそう出くわすものではないと思うが、出くわしたら超ヤバイ。
「電車内で一人でブツブツ言ってる包丁持ったオッサン」くらいヤバイ。

途中から、なんか鈴川をまたいで橋がポツポツかかってる道のりになっていく。
「大山さくらフェア会場」と書いてあったが、特に興味が無かったので
そのまま真っすぐ登っていきます。
山なので当然だけど、上り坂が続くため体力的にちょっと厳しくなってきた。

古い旅館の佇まいが実に侘びていて好ましい。
古いとは言ったが、今も絶賛開業中の老舗旅館であり評価も高いようだ。
こういうとこに宿泊してみたい気持ちもある。

特に何がどう、といこともないが、薄汚れた看板に趣を感じて撮影。
結構な山道ではあるが、交通量も少ないし、道もしっかりしてるから
歩きにくいなどということもない。ゴルフ場そばと違って日陰も多い。

山道にちょっと入って探検したい気持ちがなくもないが、体力的に
結構ヘバッていたので断念。上り坂続きなのでジンワリと消耗している。
まあ遊び心で遭難してもこええし、やめておこう。

結構登ってきたものの、大山全体からみたらここはまだ麓である。
本来、ここまで来たらケーブルカーに乗って寺を見たり、山頂を目指して
景勝地を撮影したりするべきなのだろう。
……ただ、正直久々の長距離散歩で疲労困憊である。
「適当なトコで、バス乗って帰るかあ」という気持ちになってきた。
幸い、観光地なので「バスが一時間に一本」といったことはない。

豆腐やさんが多い。
山の近くで水がいい、みたいな理由があるのかな?
今日は10時過ぎに食べた冷凍食品のパスタ(600kcalくらい)しか胃に入ってないので、
なんか食べたい気持ちが無くもないが、時間もハンパだし夕食のために温存することにする。

今度は「地ビール」に目が留まる。
散歩で汗をかくのは、帰ってフロ入ってビール飲むためでもあるのだ。
休肝日に散歩したら驚くほど味気なく感じるから間違いない。

なんか要所要所で「先導師」というフレーズが出てくる。
FF5でクリスタル取ったらアンロックされるやつ?
もともと有名な言葉で、俺が無知で知らないだけかな? と思い、帰ってから検索したが
「先導師」でググると大山が出てくるのでこの地域に紐付いた言葉のようだ。
読んで字の如きネーミングらしいが、カッコいい響きではある。

というわけで、大山ケーブルカー手前の、良弁滝のバス停にてバスに乗ることにしました。
散歩時間としてはザックリ一時間半といったところで、もうちょっと歩いても
良かったかもなーという気もしましたが、登り坂が続いて疲れちまってな……。
アスファルトの上り坂でこんな簡単にヘタるんだから、登山とか絶対無理だわ。

バス停。
一時間に三本くらい来るの本当に有難い。
僻地まで歩いてから「げえ……バスがねえ……」だったときの絶望感すごいからね。
まあその絶望感が嫌いじゃないという気持ちもあるんだけど。
むしろ「いつでもバス乗って帰れるな」って思いながら歩くのって、どこか
味気ないとすら思っていたりもする。

えー、ガラガラのバスだったら車内撮ったりするんですが、今回はもう観光地から
駅までのシャトルバスに近い状態だったため、ぎゅうぎゅう詰めでした。しんどかった。
ともあれ文明の力で、徒歩90分くらいかけて歩いた道のりを30分弱で戻りました。
駅に帰ってきた時点で三時前。
体力自体は消耗していたものの、「ちょっと歩き足りないかも」という気持ちが残った。

小田急線を、来たときと逆に向かい登戸へ。
快速に乗るために、ホームで10分少々待ちました。
ノドが渇いてたのでオロナミンCを飲む。
「ビールのために散歩してる」的なことは言うけど、散歩終わりに
エナジードリンク飲むのも大好きなのよね。
カラッカラの体に炭酸と糖の刺激をブチ込む感じ大好き。
えー、後は登戸で乗り換えて、南武線に座って帰りました。
いつものルートなので写真は無し。

万歩計データがこちら。
まあ、最低限の歩数は歩けたな、という感じですね。
10,000歩未満になるとさすがに物足りない。
えー、久しぶりの遠出だった割に、なんかこう印象的な出来事とかなくて
淡々と歩いてしまった感じがありました。でも天気良くて歩いてて気持ち良かったな。
あったかくなってきたのでチョコチョコと遠出したいなと思っております。
ご清聴有難うございました。