なんかまたSEOの匂いがするタイトルだな。
えー、スト6のオープンベータ触ってみたので、軽く感想を書いてみようと思います。
触ったのはPS5版です。パッドでやっています。よろしくどうぞ。
(2023/6/5追記:購入後のファーストインプレッションもこちらに書きました)
格ゲー経験
「DOA6」及び「スト5」、「バーチャ5FS」のプレイ日記を書いていたことがありますが、たしなむ程度という感じです。
DOA6はC+が限界、スト5はシルバー到達で青息吐息、
バーチャに至っては錬士にもならなかった。鉄拳7も触れた程度。
鉄拳レボリューションはハマってたんだけど、アレは格ゲーと呼んでいいか怪しい。
一言でいえば「全くやったことないワケではないが初心者」という感じ。
タイマンの争い事や勝負事に向いてないというか、チーム戦FPSで
コソコソ裏取りとか横取りしてるほうが性に合ってる。ただの陰湿な男かよ。
体験版の感想
2023年4月に配信された体験版はプレイ済。素直に「カプコン頑張ったなあ金かけたなあ」と思いました。
ただ、ワールドツアーが「アクションゲームとして楽しいものになっているか」という
命題については現状分からない。
「一人で黙々と楽しく遊べて、しかも対戦技術も自然と上達してやりたくなる」という
導線になってれば最高だが、格闘ゲームでそれを成立させるのは難しいだろうな……。
総じて「今回はミスらない(ミスれない)」というカプコンの覚悟を感じたなー。
初動でミスった格ゲーの悲惨さは目を覆わんばかりなので、頑張って軌道に乗せて欲しい。
全然関係ないですが、俺はDOA6、発売日にフルプライスで買いました。
それと、体験版に関して強く思ったのは、「キャラメイク」という要素の求心力。
「格ゲー興味ないけどキャラメイクあるなら触ってみよう」って人が一定数居るんだなあと。
オープンベータ(バトルハブ)
前置きが長すぎた。えー、オープンベータを数時間程度触ったプレイ日記とその感想を書いていきます。まずバトルハブについて思うこと。
この空気感、嫌いじゃないなと思いました。
格ゲーがどうこうってより、なんだろ、プレイステーションホームとかのあの
「他人が操作しているキャラが目的なくウロウロしてる空間」には独特の風情がある。
単純に俺がオンラインゲームのロビーが久々だったというだけかもしれない。
画面右下のチャットの、大して意味もない会話が交わされるのも興趣がある。
できればこのサイバーな感じとは全く違う空間が別にあると、気持ちが切り替わって
いいかもしれない。和室とか。まあ和室で何すんのかは知らんけど。
トーナメントが開催されているようなのでイベントに参加してみることに。
こういう「ゲーム側から開催される祭り事」って今となっては当たり前のシステムに
なったけど、無いより確実にあったほうがいいのは間違いないよね。
何回も繰り返されるごとに色褪せて「祭り感」が無くなっていくだろうけど、
それはもう仕方がないことだろう。
とりあえず店で自キャラを少しでも着飾っていく。この娘このキャップ似合うなあ。
「口は悪いけど仲良くなったらものすごいデレる」という設定を脳内で付与した。
実はすごい心配性、みたいなキャラ付けをしたい。
ちなみに俺はキャラメイクにはあんまり興味がないので、ほぼプリセットのままです。
ちょっと目だけ加工した。
キャップとズボン買っただけだけど、割とかわいいですね。
筋肉質な脚でパンッパンのズボンがとても良い。93点。
対戦をゴリゴリにやるわけではない俺のようなニワカにとっては、
こういうちょっとしたファッション要素で随分とモチベが維持されるので有難いものがある。
もっともっとカジュアルに寄せていい部分だと思う。
あとで上着を買ってあげたりもしました。
鍛えられた腹筋とヘソのサインが美しい。6つに割れる寸前の腹筋っていいよね。
しかし「とりあえず黒で上下揃える」というのがオタクファッション丸出しで
我ながら切ない気持ちになってしまう。家にある服とかみんな黒です。
41歳独身です。宜しくお願い致します。
あとなんだ、華奢に見えるけど、腕を上げると「上半身ゴッツ!」ってなりますね……。
脇の下からのラインが強すぎる。
レバーブローを打ち込まれてもアバラの硬さで拳のほうが折れるやつや。
実際に対戦してみて
リュウを使ってトレーニングしていたら乱入されたので初対戦。
まだ基本操作も覚束ない状態である。
試合開始直後からドライブラッシュをガンガン使って攻めてくる感じの人で
「うわ、つよ!」ってパニックになりました。
こっちは正直まだドライブ関連のシステムを把握もちゃんと出来てないぜ。
普通に8連敗くらいした。まあこれは仕方がない。
ちなみに私は今作ウリの「モダン」操作でやってみているんですが、
現時点での感想としては「コレはコレでクセ強いな!」という気持ちがある。
細かいことは後述。
その後、スパ4でもスト5でも使用していたガイルを触ってみることにしたのですが、
なんっかこう……タメキャラをモダンでやるのがしっくりこない。
クラシックにしてみたんですが、なんだろ、ソニックブームにせよサマソにせよ
なんかエフェクトが気に入らないというかテンションが上がらない。
服装や顔含めて、なんか俺、スト6のガイルにハマってない感がある。
みんな「カッコイイ!」って言うけど、俺は6ガイルのヒゲなんか好みじゃないんよ。
元々、「ガイルが好き!」というよりも、「コマンドキャラよりタメキャラのが楽」という
非常に消極的な理由で使っていた部分がある。
思えば昔KOF’94やったときはハイデルンだったな……(レオナはあんまり)。
というわけで、今回はガイル以外を使おうかなと特段の痛痒もなく気持ちを切り替えた。
で、何故かケン。
深い理由はないんですが、なんかこう……俺のガサツさを受け入れてくれそうな感じがある。
まあ実際はガサツな操作してもいい格ゲーは無いんだけども。
なんかこう、ホームレスめいて小汚くなったケンはビジュアル含めてグッと来るものがある。
そうこうしているうちに、トーナメントの時間が近づいてきた。
ちなみに、トーナメント参加のために開催しているサーバに移動しなくては
いけないということに気付かずに、一回不参加になったりしました。
自動的に連れてってくれるワケじゃないのか。
おお、トーナメントだ。
勝てる勝てないは置いといて「イベントに参加する」というのはいいものだ。
ましてデイリーイベント等で報酬がついてくるとなれば尚更良い。
何度も繰り返すが、こういう「外的なモチベーション維持の仕組み」は大事だと思う。
「対戦が楽しくて、それだけガンガンやっていられる」という人は意外に多くない。
当然の権利のように一回戦負けではあったけど、緊張感のある環境下で
ジリジリと互角に近い戦いが出来たのは非常に楽しかった。
さすがにオープンベータだけあり初心者層の人口が厚い気がする。
その後、ランクマをチョコチョコやってみました。
最初の10戦で認定マッチをするという今風な仕組みの様子。
なんかCPU戦も混じってたな……どういう構造なんだろ。
一方的にやられたり、互角に戦えたり、一方的に倒したりしつつ認定完了。
ごくごく当たり前のこと言いますが、対戦はやっぱ「自分よりちょっと強い相手」と
やるのが一番楽しい部分がありますね……。
この「やってて楽しい相手」ゾーンが非常に狭いのも格ゲーの悩ましいところではある。
FPSとかならそうでもないのか、と言われると難しい話ではあるが……。
「チーム戦と個人戦の違い」という一語に集約していいものだろうか。
認定後、初めてちゃんと勝ちました。
はじめてのLP増加。これは嬉しいものがありますね。
多分一定のところまでは負けてもLP減らないようにはなってるみたいだね。
あと地味に、再戦が超スピードなのは素晴らしいところだと思う。
「テンポ良く連戦させてくれよ」って言われ続けた歴史を知っていると感慨深い。
全く同じ絵ヅラになってしまったが、その後も何戦かしてLP450。
まだ操作に慣れている途中なのですが、それでも対戦の楽しさは味わえている感じ。
モダン操作について思ったこと
モダンで対戦してて思ったこととしては……なんだろ、
アシストボタンと同時押しで通常攻撃が変わるのも相当慣れが要りそうな予感。
思ったのと違う通常攻撃が出て「届かねえ!」みたいなことが良く起きてた。
慣れで全部解決する問題ではある。
対空・牽制・スーパーアーツがクソほど簡単なのは余りにも大きい。
「昇龍拳が出ません」で放り投げることは無くなることが、
「スト6で格ゲーデビューします」という人にとって有益なことは疑いようもない。
アシストコンボで無造作に相手の体力削れるのは強いしお手軽で、
初心者でも「格ゲーの爽快感部分」を味わえるからいい仕組みだと思う。
極論、投げとアシストコンボとインパクトさえ覚えていれば
一応は対戦らしいものが成立するので、最初の成功体験までのハードルは
格闘ゲームとしてはかなり低くなっていると思う。
……まあ「思ったとおりに技が出る」というハードルを超えた先のハードルが
更に高いのがこのジャンルの抱える根本的な問題なんだけども。
将棋で、ようやく駒の動かし方を覚えたけど、そこから定跡を覚えるまでが長い、みたいな。
あと、オートマ車とマニュアル車並の操作難易度格差があるので、
初心者がモダンでしっかり慣れたら、クラシックへの移行は相当困難だと思う。
それから、モダン操作とは関係なくなっちゃうけど、初心者帯だと
ドライブインパクトはものすごい猛威を振るう。その大味さが初心者には嬉しいかもしれない。
そういやドライブインパクト返し一回も成功しなかったな。
初心者帯だと使うタイミングが分からなくて、ドライブゲージむしろ余るんだよな。
ファイナルファイト
ロビーの中に、レゲー台みたいのがあり、格闘ゲームと関係ない作品がオマケ的に遊べるようになっていました。
あくまでもオマケ要素ではあるだろうけど、こういうのなんか嬉しいよね。
対戦に疲れた時の気分転換にもなるし。
ということで、ちょっとファイナルファイトも触ってみることにした。
スーファミで三本目(マリオ・パイロットウイングスの次)に買ったソフトで思い出深い。
海外版がベースになっており、ナレーションが英語表記である。
あと、捕まってるジェシカの絵が無かった気がする。
海外版はオミットされてんのかな?
ちなみにコレはスーファミ版OPのジェシカ。エッロいな!
ゲーセンだとドレスじゃなく下着姿でやたら扇情的だったのを覚えている。
中学生の頃、ゲーセンで筐体の前長時間ウロウロしてオープニングだけ何周も見てたなあ。
下着に剥くだけで何もしてないっぽいのでマッドギア意外と紳士説がある。
デフォルト操作がもどかしいので、パンチとジャンプを逆にした。
どんなアクションゲームでも、ジャンプはPSで言うところの「✕ボタン」でないと
しっくりこない性分である。
ダムドを殴り倒したりしてみたが、操作感覚としてはエミュレーションの問題なのか
ちょっとぎこちない印象があった。まあ俺の気のせいかもしれない。
しかし、これ二人プレイ出来るらしいし、いい感じの暇つぶしにはなるだろうなー。
今後も定期的にカプコンの名作が放り込まれるのかしら。
ロックマンとか魔界村とかやれねえかな。
何回も遊んでたらトーナメントに呼び出される。はーい。
まとめ
えー、なんか技術的な評価のまるでないフワッフワした文章になってしまいましたが、初日の感想としては「なんかよくわかんねえけど楽しいな!」みたいな感じです。
ともあれ「無料だから人口が多い」ということの影響がデカいとも思うので、
実際に発売直後どれくらい盛り上がるのかはまだ分からないところ。
ただ、個人的に「格闘ゲームに基本無料は色んな意味で合わない」と感じているので、
フルプライスで販売する判断は間違ってないと思う。
(DOAみたいにコスチュームだけで商売になるなら話は違うんだけど)
どうあれ盛り上がってくれたらいいなあ、と思います。
まあコレ書いてるの5/20の夜なので、これからまたプレイして
操作に慣れていこうと思います。ご清聴有難うございました。