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特にコレといったどうこうはないんですが、近況書きます。
宜しくお願い致します。

■映画感想(イコライザー THE FINAL)
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2023年10月14日土曜日。14時からの回で見てきましたイコライザー3。

俺のイコライザー1の感想はこちらから。
あと描いたこと自体忘れてたけど、イコライザー好きすぎてマンガまで描いてました。

イコライザー3も安定の「アントワーン・フークア&デンゼル・ワシントン」コンビ。
てか後で気付いたけどこのコンビの作品、地味に五作全部見てるんだよなー。
イコライザーシリーズ以外の二作も割と好き。

てかデンゼル・ワシントンもう68歳なのか……。
さすがにイコライザーシリーズの新作は厳しかろうな……。
1の時点ですらギリ50代だったんだもんな。

3作目でも基本プロットはいつも通り、困ってる人を見かけた
マッコールさんが悪人を過剰暴力でねじ伏せていくいつものアレです。

過去作でも、マッコールさんが大暴れする理由作りのシークエンスは
テンポ良くも丁寧な印象があったんだけど、今作は「街全体」が対象
ということもあって、かなりじっくりと生活描写が入ってくる。

ちょっとした親切やちょっとした交流が積み重なっていき、
「この街を好きになりかけている」という言葉に繋がっていく。
マッコールさんの孤独が癒やされていく様はシリーズを追っている人間には
とても暖かい気持ちにさせられるし、「この街に悪の手が忍び寄ったら
マッコールさんどれほどのアレをやらかすんだろう」と期待が高まる。

守られる市民もただの無力なモブではなく、しっかりと苦しみだったり
立ち直ろう、或いは立ち向かおうとする姿が描かれてるのも良い。

モブを「書き割り」にしないとか、「役割」で描かない、というのは、
多分ちょっとした描写ひとつで違いが出てくる部分だろうなあと思った。
医者との「あんたは善人か?悪人か?」のやりとりはグッときたなあ。
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ダコタ・ファニングが出てきたのはちょっとビックリした。
「マイ・ボディガード」以来の21年ぶりの再共演らしいが俺は未見。
見ていたらさぞかしエモかっただろうなあ。

ダコタはCIA若手役で、単純な復讐劇にならないようプロットに
いい具合にひねりを加えてくれていてよかったなーと思う。

あと俺も勘違いしてたけど、マッコールさんは元CIAじゃなくて
DIA(国防情報局)なんだそうだ(日本では分かり易いよう元CIAとされている)。
まあCIAとDIAの関係性とか良く分かんねえけど。NSAのほうがまだちょっと分かる。

で、待望の暴力シーンなんですが。

1、2でも「困ってる人を救う」シーンが山程あったわけだけど
今回は「好きになった街を守る」というモチベーションがあるせいか、
正義感以上の私情みたいのがあり、だからこそいつも以上に暴力がエグい。

ずっと「やめとけって! 今日マッコールさんいつも以上に怒ってるから!
やめとけって……あっ!」ってハラハラする感じだった。
今回2みたいに「殺すほどでない悪人(お仕置きで済ませる)」が出てこないので、
暴力イコール殺人描写になっており、いつも以上に殺人鬼ぶりが目立ってる。
「善の殺人鬼」というイメージ。
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悪人がイキりまくってるところにスッとマッコールさんが画角に入ってきたとき、
苦笑いとともに「ああ……」ってなるレベル。

また、一回懲らしめてから「覚えてろよ!」で悪人が去るパターンが二回あるんだけど、
そのあと間をほとんど空けずに速攻で殺しに行くのがテンポ良くて非常に爽快。
「明日殺す」って喚いてる連中を当日深夜に殺しに行くスピード感。
そして殺し方も過去作以上にゴアッゴアで最高過ぎる。

意図的なんだろうけど、悪役が1、2より一層小物なおかげで、惨めにブチ殺される
カタルシスが最後まで続くのも大変良かったな。

2に引き続き、マッコールさんが苦戦するシーンがほぼ無いのも気持ちがいい。
(1はラストバトルでちょこっとバタバタするシーンもあった)
109分というミニマムな上映時間含め、退屈するヒマのない非常に面白い映画でした。
見に行って良かったなー! 最高でした。

劇中、何回かマッコールさんが歌うシーンがあって「これなんだろ?」って思ってたんだけど、
「I know it was the blood」というキリストの磔刑から復活までを歌う霊歌らしい。
デンゼル・ワシントンのアドリブという話もあってビビった。すげえな……。

■映画感想オマケ

アマプラで「ベイビーわるきゅーれ」を見始めていて、一緒に感想を
書こうと思ってたんですが、思ってた以上に苦手な作風でちょっと
途中で視聴を停止しています。後でちゃんと見て感想書こう。

■ゲーム日記

前回の日記で「全然ゲームが楽しくない」と言ってたんですが、その状態が
あんまり変わらないまま今に至っています。
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で、なんか数独始めました。

これは本当に悔しい話なんですが、スマホの広告動画見てて
「あっ、面白そう」って思ってしまって……。
スマホの広告動画にだけは踊らされない人間でいたかった。

10月4日にアプリをダウンロードして、チマチマとデイリーミッションをやっています。
ぶっちゃけ楽しい。この手のピクロスやマインスイーパ的なパズル好きでなあ。

やってる間は、何も心に波風が立たないのがとてもいい。
なんか「うつ病の人はソリティアやってると気持ちが楽」みたいな話だな……。

■マンガの話(むこうぶち)

60巻まで一気に買ってしまった「むこうぶち」。今ようやく52巻くらいまで読みました。
20年以上前から続くマンガを一気読みして時間の差を埋める行為、独特の快楽があるぜ……。
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話が進むに連れて、当然の権利のように傀が悪霊を麻雀で撃退したりしてきて
「美味しんぼ」にエスパーが出てきたときのような気持ちになっています。

いや、美味しんぼにエスパー出てきた話のほうがおかしかったな……。
アレまじで一体なんだったんだ。
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本当に麻雀とあれば、いかなるシチュエーションにも強引に登場して
一方的に勝って去っていくので、段々出てくるだけで笑いが込み上げてきてしまう。

この人がキャラクター付けちゃんとされてたら逆に変だっただろうから、
この生活感0のキャラクターというか舞台装置的存在で正解だったような気がする。
「麻雀の妖精」と言うのは簡単だけど、そう描くのは大変だったろうなあ。
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と、傀がこういう存在なだけに、石川さんの異常さが際立つ。
こういうキャラ、いいよなあ。

初登場のときはこんな顔だけど、どんどん可愛いオジサンになっていって笑う。
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あとたまにこういうネタが出てくると、天獅子先生SNKのこと
忘れてないんだな! というほっこり感が出てきますね……。

本当にごくたまーに出てくる。
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傀の「打てますか?」、この辺まで来るともうギャグだもんな……。
「日本は広いのになぜここへ来る!?」ってツッコミ入っちゃったよ。

好きなキャラとしては、やはり江崎後堂コンビは誰だって好きだよなと。
あとああいうキャラに萌えるタイプなので石川さんは大好き。

あと日陰さん、もっと出てくるかと思ったら意外と出番が少なくてビックリしました。
巫さんも登場間隔空きすぎて、顔ちょっと変わってたもんなー。

どうあれ、あと数冊で最新刊に追いついてしまいそうで一抹の寂しさがありますね。
まる一ヶ月くらいずっと読んだからなあ。

■散歩日記

こっからはダラダラした散歩日記になります。
最近遠出してないので、川崎を散歩した写真ばかりがスマホに残っている。
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2023年10月7日土曜日の散歩写真。14時前くらい。
何で撮影したか覚えてないが、多分「団地」に興味が湧いたんだと思う。

団地に長年住むのってどういう感じなんだろうか。
というか、そもそも「団地」ってなんなのか良くわかってない。
1960年代とかはエリートが住む建物だったんだろうけど、1981年生まれの俺にとっては
良くわからない概念である。「団地妻」ってフレーズはよく聞くけど概念としてわかってない。
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国道沿いにある古い飲食店にぐっときてつい撮影。
「古い建造物」は否応なく心をくすぐるものがある。

でも「おっ、ここいい感じだな」って思っても古びた飲食店にはあんまり入れない。
好奇心よりビビリが勝る。メンタルがザコすぎる。メンタルザコシショウ。
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多分、武蔵小杉方面に向かって川べりをフラフラ歩いてたらしい。

橋の真ん中にぽつりとカラーコーンと注意書きがあった。
「このはしわたるべからず」かな?
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「犬の飼い主通行禁止」だった。

なんで?
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武蔵小杉近辺。
道が狭いうえに人は多くて、ぶっちゃけ散歩には向かない通りである。

タワマンエリア抜けると急にゴミゴミするんだよな。
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しかしエリアを抜けると急に広々として嬉しくなる。

人が少なくて道が広いってのは最高だな!
地球全部がそうならいいのに。
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何がどうってこともないけど、三叉路だったのでつい。

こういう三叉路の間みたいな建物に住む気持ちどんな感じだろうか。
両側どっちの窓にも道があるの落ち着かなくないだろうか。
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これは散歩終わりのビール……ではなく、一週間後の2023年10月13日金曜日。

会社帰りに利久に寄ってテーブル席で飲んでいる一杯です。
週末、仕事終わりに一人で飲むのホントいいですね……。
こういうときはグラスビールがちょうどいいんだよな。中ジョッキは重い。
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そして牛タンですよウィヒヒヒ……。

最近、普通の厚切り牛タンでは物足りなくて、極・牛タンとかを頼んでしまう。
無意味に舌が肥えてしまったな……。
「風俗やギャンブルに注ぎ込まないかわりメシはうまいものを」という言い訳。
昔は「酒を飲まないから」って言ってたが、それは35歳くらいに無くなりました。
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その翌日、10月14日土曜日。
14時前に家を出て「イコライザー THE FINAL」を見たのは書いた通り。
この映画館のポップコーンの甘い香り、割と嫌いじゃないね。

しかし映画開始直前くらいまでお腹の調子が微妙でちょっとしんどかった。
家で快便しても、その後に残便で苦しめられること結構あるんだよな。
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映画見終わって16時20分頃、ラゾーナ広場を見下ろしつつ。

こっから散歩に出かけることにしました。
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JR川崎タワーを歩く。ソファが大量にあって素敵な空間である。
この辺でまったりしたくなる空気感がある。
あんま利用したことないんだけど、偶にはこの辺でランチとかもいいかもなあ。

この日は何故かベンチが全部利用できなくなってた。
このそばでなんかウォールアートのイベントみたいのやってたのでその絡みかな?
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夕方の国道沿いをぶらぶらする。
ここも道が広くて人通りが少ない素晴らしい散歩エリア。

あと「夕方の散歩」って独特の寂寥感があって悪くないんだよな。
人生が夕暮れ時に差し掛かった中年男にちょうどいい。
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ちょっと曲がって、首都高のほうに向かいます。

ぶっちゃけこの辺は今年の一月に歩いたことあるな。
あのとき見た沖縄料理の店がこの写真の左手側にある。
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首都高沿いを歩く。

散歩ルートとしてはまあ、排気ガス多そうであんまりではあるんだけど、
古びた独特の風情の店が多くあって趣がある。
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こういう渋い店がたまらんよね。

テースループの店。ラーメン・本格焼肉定食・もつ煮込み定食。
googleマップで調べてみたら☆4.3でした。テースループが絶品らしい。
開いてたら入ってたかもしれない。
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そのまま歩いてたら公園があった。

何がどうってこともないけど、オッサンになって散歩しまくるようになって
「公園っていいよな」ということを理解するようになってきた。
地域住民の憩いの場としての役割ってホント大きい。

日本から公園がなくなったらどれだけ心が荒廃するだろうか。
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で、国道駅くらいまでは歩こうかとも思ったのですが、ふいに面倒になって
鶴見小野駅で電車に乗ることにしました。

今、夜の国道駅どんな感じか見にいけばよかったな、ってちょっと後悔してる。
きっとあそこ独特の雰囲気になるんだろうなあ。
この後は鶴見まで移動して、そこから京浜東北線に乗り換えて川崎へリターン。
酒と晩飯買って帰りました。

本当に他愛のない散歩でしたね……。
2023年は遠出散歩ぜんぜんしないで終わっていきそうだなあ。

■まとめ

特に何があるでもない中年の日常でした。
死ぬまでの暇つぶし。ご清聴ありがとうございました。