
特にコレといったどうこうはないんですが、近況書きます。
宜しくお願い致します。
■マンガ感想(海皇紀)

マガポケで五巻まで無料だったこともあり、「海皇紀」読み始めました。
川原先生の作風に慣れてなかったせいか、最初はちょっとだけ読みにくさを感じたけど
すぐ慣れました。ホントこのコマ割独特だなー。
「壮大な世界観・設定がまずあって、それを少しずつ明かす」という作品を
最近読んでなかったこともあって、すっごい新鮮さを感じながら読めてます。
とにかく骨太。
骨太な作劇が求められないご時世、って感じもするけど、たまにはこういう作品に
触れておかないと大事なことを忘れてしまう気がするぜ。
俺が今読んでるあたりは単行本で言うと8巻とかそのあたりなのですが、
全45巻らしいので気長に読んでいこうと思っています。
今んとこヴェダイがお気に入り。
仲間になってから「戦闘員の中で最弱」扱いなのがちょっと切ないが……。
マガポケが無かったらなかなか読むことはなかったと思うので、
やはりマンガアプリや無料配布には意味があると思った次第。
■マンガ感想(むこうぶち)
セールで一気買いした「むこうぶち」を60巻まで一気読みし終わってしまった。
24年分を数ヶ月で取り戻してしまったわけだ。
一貫したクオリティが担保されていて非常に面白かったなー。
ただ、バブル編ラストバトルが結構ヌルッと始まって、
かつなんかヌルッと終わってしまったのが正直ちょっと拍子抜け感があった。
傀はどこまでいっても舞台装置でしかないので、それ以外のキャラクター達が
鎬を削るところにかなり読書テンションが上がっていたので、ここで
しっかりとした決着がついてほしかったという願望がある。
いやまあ、最後は傀が勝つマンガだからどうしようもないところはあるけども。
そして安永さんもこれだけ長い間狂言回しやってきた割には、
ラストそこまで盛り上げずスゥッと舞台から消えていったなあ。
物足りなさもあるが、ある種の美学を感じてグッと来ましたね……。
しかし、バブル崩壊後の話には江崎や水原裕太や後堂サンは出てこないのかなあ?
彼らのその後が伝聞でしか描かれないと寂しいものがある。
そして何より、このマンガはどこを終着点にするんだろうか。
天獅子先生の体が持つ限り続くのかな?
(1986年にデビューして大卒だからもう60歳前後と思われるが)
■買い物(MP3プレーヤー)
さほど「音楽好き」というわけではないが、それなりには聴いてきた。
高校時代はカセットテープを聴いて、大学ではMDウォークマンを持ち歩いた。
前職では、現場を抜け出してipodを買いにいった記憶がある。
だが、30代くらいから、しばらく音楽デバイスを持ち歩かない時期があった。
別に無いならないでいいかな、っていう。
「スマホでええやんけ!」って気付いてスマホを音楽デバイスにしたこともあったが、
スマホはスマホで様々な用途があるので一緒にすると何かと邪魔くさいことも分かった。
そんな経緯があり、最近はまったく外出時音楽を聞いてなかったのだが、
2023年に入って遠出する習慣が減ったことで、散歩時に「音楽でも聞かないと退屈だな」
というシーンが増えてきました。

で、amazonで安物のMP3プレーヤーを買ってみたわけです。
数千円なので、失敗しても痛くないぜ。
……その発想がダメなんじゃねーのって気もするんだけどね。
安物買いの銭失いそのものじゃねーか。
■散歩日記
というわけでMP3プレーヤー買ったので、それを装着しての散歩日記です。
一緒にピンクのイヤホンも買ったんだけど、思いの外目立つことに付けてから気づいた。
地味な黒とかにしとけば良かったよ。
2023年10月28日土曜日。
9時半くらいに起きて洗濯をし、昼飯を食べてちょっと休憩して13時位に家を出る。

今日は市役所方面をまっすぐ歩いてみようかなと。意外とこの方向を直進したことがないので。
写真はこないだ建ったばかりの川崎市役所。新築なのでバカみたいに綺麗。
見て! ピッカピカだよ! 税金で!

前略、歩道橋の上から。
今日はここをひたすら直進してみようと思っております。
何十年住んでても結構「そういやここらへん歩いてねえな」って道はたくさんあるものだ。
川崎大師「方面」には何度も歩いてるんですけどね。

川崎競輪場。
競馬はまだ一瞬触れたこともあるが、競輪はもう俺の人生にはまったく縁のない概念だ。
人はどういう理由で競輪にハマるんだろうか。そのルートすら皆目見当もつかない。
一回触れてみたい、というような興味もないが。

その向かいには「カルッツかわさき」とかいうデカいハコモノがある。
スポーツや音楽などに使われる会場なんだそうだ。
こっちはこっちで俺に縁のない建物……というか俺に縁があるものなんて世の中そうそうないわ。
川崎は一応、「音楽の街」であり「映画の街」でもあるんだよな。
まあ外部から見たら「工場の街」で「ヤクザと風俗の街」で「スラム街」なんだけど。

なんかバカデカい工事現場が左手にある。確かここ公園あったよな?
またなんかデカいハコモノ作るんだろうか?
まあ建物が建つことは基本的にはいいことだ。どんどんやってくれ。

132号線沿いを淡々と歩いていく。日陰に入ると少し肌寒いくらいの気候だが、
日差しを浴びるとあっという間に汗をかく。
ともあれ、人が少なくて道は広く歩きやすい。
もうこの辺から見たこと無いエリアだなあ。
途中で、大師公園に寄ろうと思っていたのですが、気付いたら通り越してたので諦めました。

どこまで歩くか決めてないが、とりあえず川崎港方面に一直線に向かっていく。
ただこのへんで、微妙な尿意がこみあげてきた。家出る前にしたのになあ。
なんか最近頻尿気味じゃね? 大丈夫か?

左手のファミマに入ってトイレをお借りした。
トイレだけ借りるのは申し訳ないからデカビタでも買おうかなって思ったんだけど、
売ってなかったのでそのまま出てきました。すいません。
「首都高潜ったら工場地帯でトイレが見つかりにくくなりそうなので、ここで
しておかないとピンチになるかも」という読みだったんですが、結果的には杞憂でした。
この後も死ぬほどコンビニあった。

「首都高くぐる歩道橋」の画角好きだな!
頭のすぐ真上をガンガン車が走っていく感じに興奮するのかも知れない。
ちょっとY軸がズレてたら頭をタイヤが踏みつぶしていきアウトレイジ最終章の
大杉連みたいになるのだ。

この「首都高くぐると工場エリアに突入」という感じが好きなんだよな。
浮島町も扇町も大川も歩いたが、全部そうだった。
ぶっちゃけトラックの排気ガスやら工場からの煙やらで空気が悪くて、
散歩には全然向かないんだけど。人が少ないのが歩いてて心地よい。
人間の気配よりは排気ガスのほうがマシ、という感覚が俺にはある。

「工場」のこのビジュアル的な良さたるや。たまらねえぜ。
スチームパンク的な興奮があるのかな。大友克洋感というか。
絵として情報量が多いのも良い。漫画だったら作画大変そうだ。
土曜日に散歩していると「このなかで人々が働いているんだなあ」という思いが浮かび、
そこから「ノンビリ外から眺めるだけでいい自分」に漠たる喜びが得られる。
毎週土曜日休んでいられて、自分だけのために時間が使えるの、いいご身分だよホント。

川崎港に着いた。
とはいえこの場所の時点ではまだ海に面したエリアに到達していない。
今日はどこまで行くかな……一時間半程度歩いてちょっと疲れてきたぜ。

海底トンネル潜ると、ちどり公園がある。
更にそこから先に行くと川崎マリエンがあるらしい。
あれ、マリエンって徒歩で行けるんだっけか?
さて……。

あまりに幾何学的に美しいパイプすぎて撮影してしまった。
良い。良さしかない。
アスファイルに落ちるパイプの影まで美しい。
この道をまっすぐ自転車で突っ走りたい。

反対側も撮影。
このパイプの中を何が流れているんだろうか。
oxygen not included遊んでから、配管が気になるようになってしまった。

で、ここから海底トンネル。
というところで。

急激に面倒になり、バスに乗って帰ることにしました。行かないのかよ!
「どこかに向かうこと」でなく「満足いくまで歩くこと」が目的だからいいやという。
10分程度待ってたらバスが来て、あっという間に川崎駅に戻れました。
しかしまあ、どっかで一回くらいマリエンまで歩き切る旅も計画してもいいかもなあ。
それかバスで行って、徒歩で戻る旅とか。
で、その翌日。
2023年10月29日、日曜日。

昨日行きそびれた大師公園に行ってみよう、という感じでお昼過ぎに出かけました。
何気に二日続けて散歩は結構レアかも知れない。
家を出た直後パラパラと雨が降ってきてギクッとしたが、すぐ止んで一安心。
昨日歩いた道のひとつ隣の道を歩きます。
人気がなくていいなあ。

家の隙間に動く影が見えて足が止まる。
見えづらいかも知れませんが、あれは。

はいネコチャン。
今日のネコチャンいただきました。
しばらくにらみ合ってましたが、俺がちょっと動くとビクッてなって去っていった。
見ることはあっても触れ合うことはなかなかないネコチャン。

で、大師公園へ到着。
広くていい公園ですねー。

野球する子供達、それを静かに見る老人、手をつなぎ散歩する恋人、遊具で遊ぶ幼児の嬌声。
実にすがすがしい日曜日の公園である。
そのなかを、かかとで影を引きずるようにして歩く中年男がこの俺だ。

中国風味のエリアがあった。
「瀋秀園」というらしい。
特に何ってこともないだろうけど、散歩にはいいだろうと入ってみる。

中は小学生男子たちの鬼ごっこの場になっていた。
「鬼ごっこすっぺ!」「いいよ!」みたいな素朴で元気な掛け声につい笑ってしまう。
俺ほどのインドア派でも、校庭で鬼ごっこする年頃はあったんだよなあ。
内面がインドアクソ陰キャに確定したのは高校時代だったような気がする。

手入れされた良い庭園でした。
さすがに日曜日にあまり歩きまくっても月曜からの仕事がしんどくなりそうなので、
ここらで引き揚げ。川崎大師駅まで歩いて、そこから電車でヌルっと帰宅しました。
散歩日記終わり。
■オマケ
なんで撮影したか分からない写真がスマホに残置していたので成仏がてらアップします。

2023年10月18日水曜日の写真。
有休時の昼飯。やよい軒だ。なんで撮影したんだっけ? もう覚えてないぜ。
たぶん散歩日記つけようとして途中でやめて、メシの写真だけ残ったパターンだ。
やよい軒、システムが変わってお冷がセルフサービスになったんだけど
以前の「細かい氷が大量に入ってる水」が苦手だったので個人的には良くなったと思う。
なんだこのしょうもない話は。

同日。
京急蒲田駅ホームが「幅、広っ!」って思ってつい撮影。
京急川崎とかと比べてもやたらと施設が豪快で広いんだなあ。
京急川崎駅やJR蒲田駅は良く利用するんだけど、京急蒲田はなかなか利用する機会が無い。
乗り間違えて来ちゃったパターンで来ることはあるが……。間違えんなよ。

こちらはその翌日10月19日、東京駅前にて写真撮影。
都会の青空いいですね、くらいの気持ちだったんだろう。
この日出張で、久々に長距離バスに乗りました。
「バスで酔ったり、うんこしたくなったらどうしよう」と、遠足に行く小学生のような
心配を胸に抱えてましたね……。42歳で。
わざわざ酔い止め飲んだりしたおかげで大きなトラブルには見舞われませんでした。
本当にトイレのことばかり考えてる人生だよ。おわり。

マガポケで五巻まで無料だったこともあり、「海皇紀」読み始めました。
そういえば、興味はありつつも、川原正敏先生の作品をほぼ読んだことがなかった。
実家に「修羅の門」や「修羅の刻」が全巻置いてあるんだけど読めてない。
「龍帥の翼」の一巻だけ読んだくらいか。川原先生の作風に慣れてなかったせいか、最初はちょっとだけ読みにくさを感じたけど
すぐ慣れました。ホントこのコマ割独特だなー。
「壮大な世界観・設定がまずあって、それを少しずつ明かす」という作品を
最近読んでなかったこともあって、すっごい新鮮さを感じながら読めてます。
とにかく骨太。
骨太な作劇が求められないご時世、って感じもするけど、たまにはこういう作品に
触れておかないと大事なことを忘れてしまう気がするぜ。
俺が今読んでるあたりは単行本で言うと8巻とかそのあたりなのですが、
全45巻らしいので気長に読んでいこうと思っています。
今んとこヴェダイがお気に入り。
仲間になってから「戦闘員の中で最弱」扱いなのがちょっと切ないが……。
マガポケが無かったらなかなか読むことはなかったと思うので、
やはりマンガアプリや無料配布には意味があると思った次第。
■マンガ感想(むこうぶち)
セールで一気買いした「むこうぶち」を60巻まで一気読みし終わってしまった。
24年分を数ヶ月で取り戻してしまったわけだ。
一貫したクオリティが担保されていて非常に面白かったなー。
ただ、バブル編ラストバトルが結構ヌルッと始まって、
かつなんかヌルッと終わってしまったのが正直ちょっと拍子抜け感があった。
傀はどこまでいっても舞台装置でしかないので、それ以外のキャラクター達が
鎬を削るところにかなり読書テンションが上がっていたので、ここで
しっかりとした決着がついてほしかったという願望がある。
いやまあ、最後は傀が勝つマンガだからどうしようもないところはあるけども。
そして安永さんもこれだけ長い間狂言回しやってきた割には、
ラストそこまで盛り上げずスゥッと舞台から消えていったなあ。
物足りなさもあるが、ある種の美学を感じてグッと来ましたね……。
しかし、バブル崩壊後の話には江崎や水原裕太や後堂サンは出てこないのかなあ?
彼らのその後が伝聞でしか描かれないと寂しいものがある。
そして何より、このマンガはどこを終着点にするんだろうか。
天獅子先生の体が持つ限り続くのかな?
(1986年にデビューして大卒だからもう60歳前後と思われるが)
■買い物(MP3プレーヤー)
さほど「音楽好き」というわけではないが、それなりには聴いてきた。
高校時代はカセットテープを聴いて、大学ではMDウォークマンを持ち歩いた。
前職では、現場を抜け出してipodを買いにいった記憶がある。
だが、30代くらいから、しばらく音楽デバイスを持ち歩かない時期があった。
別に無いならないでいいかな、っていう。
「スマホでええやんけ!」って気付いてスマホを音楽デバイスにしたこともあったが、
スマホはスマホで様々な用途があるので一緒にすると何かと邪魔くさいことも分かった。
そんな経緯があり、最近はまったく外出時音楽を聞いてなかったのだが、
2023年に入って遠出する習慣が減ったことで、散歩時に「音楽でも聞かないと退屈だな」
というシーンが増えてきました。

で、amazonで安物のMP3プレーヤーを買ってみたわけです。
数千円なので、失敗しても痛くないぜ。
……その発想がダメなんじゃねーのって気もするんだけどね。
安物買いの銭失いそのものじゃねーか。
■散歩日記
というわけでMP3プレーヤー買ったので、それを装着しての散歩日記です。
一緒にピンクのイヤホンも買ったんだけど、思いの外目立つことに付けてから気づいた。
地味な黒とかにしとけば良かったよ。
2023年10月28日土曜日。
9時半くらいに起きて洗濯をし、昼飯を食べてちょっと休憩して13時位に家を出る。

今日は市役所方面をまっすぐ歩いてみようかなと。意外とこの方向を直進したことがないので。
写真はこないだ建ったばかりの川崎市役所。新築なのでバカみたいに綺麗。
見て! ピッカピカだよ! 税金で!

前略、歩道橋の上から。
今日はここをひたすら直進してみようと思っております。
何十年住んでても結構「そういやここらへん歩いてねえな」って道はたくさんあるものだ。
川崎大師「方面」には何度も歩いてるんですけどね。

川崎競輪場。
競馬はまだ一瞬触れたこともあるが、競輪はもう俺の人生にはまったく縁のない概念だ。
人はどういう理由で競輪にハマるんだろうか。そのルートすら皆目見当もつかない。
一回触れてみたい、というような興味もないが。

その向かいには「カルッツかわさき」とかいうデカいハコモノがある。
スポーツや音楽などに使われる会場なんだそうだ。
こっちはこっちで俺に縁のない建物……というか俺に縁があるものなんて世の中そうそうないわ。
川崎は一応、「音楽の街」であり「映画の街」でもあるんだよな。
まあ外部から見たら「工場の街」で「ヤクザと風俗の街」で「スラム街」なんだけど。

なんかバカデカい工事現場が左手にある。確かここ公園あったよな?
またなんかデカいハコモノ作るんだろうか?
まあ建物が建つことは基本的にはいいことだ。どんどんやってくれ。

132号線沿いを淡々と歩いていく。日陰に入ると少し肌寒いくらいの気候だが、
日差しを浴びるとあっという間に汗をかく。
ともあれ、人が少なくて道は広く歩きやすい。
もうこの辺から見たこと無いエリアだなあ。
途中で、大師公園に寄ろうと思っていたのですが、気付いたら通り越してたので諦めました。

どこまで歩くか決めてないが、とりあえず川崎港方面に一直線に向かっていく。
ただこのへんで、微妙な尿意がこみあげてきた。家出る前にしたのになあ。
なんか最近頻尿気味じゃね? 大丈夫か?

左手のファミマに入ってトイレをお借りした。
トイレだけ借りるのは申し訳ないからデカビタでも買おうかなって思ったんだけど、
売ってなかったのでそのまま出てきました。すいません。
「首都高潜ったら工場地帯でトイレが見つかりにくくなりそうなので、ここで
しておかないとピンチになるかも」という読みだったんですが、結果的には杞憂でした。
この後も死ぬほどコンビニあった。

「首都高くぐる歩道橋」の画角好きだな!
頭のすぐ真上をガンガン車が走っていく感じに興奮するのかも知れない。
ちょっとY軸がズレてたら頭をタイヤが踏みつぶしていきアウトレイジ最終章の
大杉連みたいになるのだ。

この「首都高くぐると工場エリアに突入」という感じが好きなんだよな。
浮島町も扇町も大川も歩いたが、全部そうだった。
ぶっちゃけトラックの排気ガスやら工場からの煙やらで空気が悪くて、
散歩には全然向かないんだけど。人が少ないのが歩いてて心地よい。
人間の気配よりは排気ガスのほうがマシ、という感覚が俺にはある。

「工場」のこのビジュアル的な良さたるや。たまらねえぜ。
スチームパンク的な興奮があるのかな。大友克洋感というか。
絵として情報量が多いのも良い。漫画だったら作画大変そうだ。
土曜日に散歩していると「このなかで人々が働いているんだなあ」という思いが浮かび、
そこから「ノンビリ外から眺めるだけでいい自分」に漠たる喜びが得られる。
毎週土曜日休んでいられて、自分だけのために時間が使えるの、いいご身分だよホント。

川崎港に着いた。
とはいえこの場所の時点ではまだ海に面したエリアに到達していない。
今日はどこまで行くかな……一時間半程度歩いてちょっと疲れてきたぜ。

海底トンネル潜ると、ちどり公園がある。
更にそこから先に行くと川崎マリエンがあるらしい。
あれ、マリエンって徒歩で行けるんだっけか?
さて……。

あまりに幾何学的に美しいパイプすぎて撮影してしまった。
良い。良さしかない。
アスファイルに落ちるパイプの影まで美しい。
この道をまっすぐ自転車で突っ走りたい。

反対側も撮影。
このパイプの中を何が流れているんだろうか。
oxygen not included遊んでから、配管が気になるようになってしまった。

で、ここから海底トンネル。
というところで。

急激に面倒になり、バスに乗って帰ることにしました。行かないのかよ!
「どこかに向かうこと」でなく「満足いくまで歩くこと」が目的だからいいやという。
10分程度待ってたらバスが来て、あっという間に川崎駅に戻れました。
しかしまあ、どっかで一回くらいマリエンまで歩き切る旅も計画してもいいかもなあ。
それかバスで行って、徒歩で戻る旅とか。
で、その翌日。
2023年10月29日、日曜日。

昨日行きそびれた大師公園に行ってみよう、という感じでお昼過ぎに出かけました。
何気に二日続けて散歩は結構レアかも知れない。
家を出た直後パラパラと雨が降ってきてギクッとしたが、すぐ止んで一安心。
昨日歩いた道のひとつ隣の道を歩きます。
人気がなくていいなあ。

家の隙間に動く影が見えて足が止まる。
見えづらいかも知れませんが、あれは。

はいネコチャン。
今日のネコチャンいただきました。
しばらくにらみ合ってましたが、俺がちょっと動くとビクッてなって去っていった。
見ることはあっても触れ合うことはなかなかないネコチャン。

で、大師公園へ到着。
広くていい公園ですねー。

野球する子供達、それを静かに見る老人、手をつなぎ散歩する恋人、遊具で遊ぶ幼児の嬌声。
実にすがすがしい日曜日の公園である。
そのなかを、かかとで影を引きずるようにして歩く中年男がこの俺だ。

中国風味のエリアがあった。
「瀋秀園」というらしい。
特に何ってこともないだろうけど、散歩にはいいだろうと入ってみる。

中は小学生男子たちの鬼ごっこの場になっていた。
「鬼ごっこすっぺ!」「いいよ!」みたいな素朴で元気な掛け声につい笑ってしまう。
俺ほどのインドア派でも、校庭で鬼ごっこする年頃はあったんだよなあ。
内面がインドアクソ陰キャに確定したのは高校時代だったような気がする。

手入れされた良い庭園でした。
さすがに日曜日にあまり歩きまくっても月曜からの仕事がしんどくなりそうなので、
ここらで引き揚げ。川崎大師駅まで歩いて、そこから電車でヌルっと帰宅しました。
散歩日記終わり。
■オマケ
なんで撮影したか分からない写真がスマホに残置していたので成仏がてらアップします。

2023年10月18日水曜日の写真。
有休時の昼飯。やよい軒だ。なんで撮影したんだっけ? もう覚えてないぜ。
たぶん散歩日記つけようとして途中でやめて、メシの写真だけ残ったパターンだ。
やよい軒、システムが変わってお冷がセルフサービスになったんだけど
以前の「細かい氷が大量に入ってる水」が苦手だったので個人的には良くなったと思う。
なんだこのしょうもない話は。

同日。
京急蒲田駅ホームが「幅、広っ!」って思ってつい撮影。
京急川崎とかと比べてもやたらと施設が豪快で広いんだなあ。
京急川崎駅やJR蒲田駅は良く利用するんだけど、京急蒲田はなかなか利用する機会が無い。
乗り間違えて来ちゃったパターンで来ることはあるが……。間違えんなよ。

こちらはその翌日10月19日、東京駅前にて写真撮影。
都会の青空いいですね、くらいの気持ちだったんだろう。
この日出張で、久々に長距離バスに乗りました。
「バスで酔ったり、うんこしたくなったらどうしよう」と、遠足に行く小学生のような
心配を胸に抱えてましたね……。42歳で。
わざわざ酔い止め飲んだりしたおかげで大きなトラブルには見舞われませんでした。
本当にトイレのことばかり考えてる人生だよ。おわり。