2024年4月に定価で買った「信長の野望・新生PK」。
初クリアしたので、そのプレイ日記的なものを書きます。
前回の記事はこちらから読めます。
それではどうぞ。
桶狭間を制し、三好やら本願寺やらを叩きのめし、京と畿内に覇を唱えブイブイ言わせてたら、
知らんうちに拡大しまくった北条にスコスコにされた1599年……というところから。
毛利や上杉はそこまでイタズラしてこないのに、北条だけ俺へのちょっかいが酷い。
からかい上手の氏政さん。
しかし真っ向からケンカするには北条は肥大化し過ぎている。
「兵力でダブルスコアじゃん」って思うかも知れませんが、大兵あれば戦に勝てるとは限らん。
戦術や指揮能力に自信ないし。むしろ寡兵にひっくり返されがち。
ということで、先に上杉から弱らせていく方針で始めました。
そしたら弱った上杉を北条が蚕食し始め、むしろ北条の勢力拡大をサポートするかたちに。
分かりやすい漁夫の利を取られたな!
北条からしたら妥当すぎる戦略だが、AIのクセに生意気な立ち回りをしやがる!
このゲームは、最後の一城を落とした勢力が滅亡した勢力の将を総取りするルールなので、
北条に上杉のトドメを刺されたら一大事である。タイミングを見計らう必要がある。
あまりにもガチガチな北条相手に、一城落としては取り返されみたいなことやってたら
ベトナム戦争が終わっちまうぞということで、なんとかスピーディに溶かす方法が無いか
色々考えてみました。
そこで思い当たったがの「威風」システム。
これまであんま気にせず遊んでたけど、威風を意識して起こせば大勢力を切り崩す
いい契機になるのではないか……?
まあチュートリアル読んでも発生条件フンワリとしか分かんなかったけど。
とりあえず大勢力同士で叩きあえばいいんだろ?
ということで、16万VS10万の大会戦を行うことにした。コレが俺の関ヶ原だ。
彼我兵力差を見れば圧倒しているが、なにしろ操作がヘタクソだからな……。
でも本作の簡易RTSみたいな合戦や攻城戦、複雑すぎなくて好みではある。
激戦でしたが、どうにかこうにか勝ちました。
そして何故か14人の敵将の中で、大名である北条氏政だけが討ち死に。
これだけの大会戦でトップだけピンポイントで死ぬことある?
まあこちらとしては部下にしたいわけでもないので何も困らない。
あの世で好きなだけ汁掛け飯でも食うがよかろう。
信長のねっとりボイスで威風発動。
正直、プレイしててちょっと気になるレベルのねっとり具合なんだけど、
調べてみたら杉田智和さんでした。さもありなんというか、なんというか。
周辺の城がバカスカ寝返り、他の城からも出陣不可。
更に部下の忠誠が上がり、他勢力との関係が好転。身長がグングン伸び女性がワラワラ寄ってくる。
この「大戦に勝利した結果、一気に状況が好転する」感じ、カタルシスあるなあ。
軍団が勝手に領土を拡張するシステムとかもそうだけど、昔ながらの
一城ずつ落としていく国盗りゲーから進化したんだなあって感じがする。
ふと「あれ? 俺、感状システム全然使ってねえな」と気付いて、恩賞画面を開いたら
感状が124枚手元でダブついていて笑ってしまった。
感状を与えると能力上昇や特殊能力を得たり出来る……というシステムなわけで、
使わないのメチャクチャ損してない?
温存したとか勿体なかったとかじゃなくて、使うのを忘れていたという純然たるポカ。
今更124枚配るのも面倒だしほっとこう。
そうこうしてたら、上杉家が残り二城になった。
角館まで攻めることは出来ないので、あっちが北条なりに潰されたら即座に
こっちも残りの城を攻め潰すぞ。
対AIだからいいけど、コレがもし対人戦で向こうも同じこと考えてて、
お見合いになったりしたらめっちゃダルいだろうな。一人用だからこそのシステムだ。
1600年代に入ったらもう名だたる勇将猛将知恵者傾奇者がバタバタと死んでいく。
井伊直政は史実では戦死だったから、もうちょっと長生きするかと思っていたがダメだった。
勇猛な戦士であり、名外交官でもある。ジャン・ランヌみたいなもん。ちょっと違うか。
ランヌは別に名外交官じゃねえし。
ほったらかしてた四国の軍団、毛利家の切り取りをさせることにしました。
そろそろお前らでも毛利くらい自力でなんとかできんだろ?
おう全部の城、高松城みたいに水に沈めてやれや。
角館は南部家に陥とされたようだ。俺の地元の勢力。
そういや、これまで南部家は一回も意識することすらなかったな。
上杉とどっこいどっこいの勢力だから脅威にはならなかろう。
どうあれ、北条に獲られるより良かった。
ふたたび威風吹かせようと、北条と会戦で殴り合いをしてみる。オラオラ来いよ。
ちなみに、この合戦画面で、客将の顔の下のアイコンを右クリックすると
スキルを手動で使えるらしいです。今更知ったよ。しかも知ったうえで活用し忘れたよ。
北条をボコると「頼もしくもあり恐ろしくもある」とglobeの「FACE」みたいなことを
言い始める上杉景勝。
何を他人事のように冷静に分析しとるんや。次はお前んとこ行くんやぞ。
また威風が爆風の如き勢いで吹き荒れ、あれだけカチコチだった北条の領土が
ガリガリと内側から切り取られていく。
これが大勢力の削り方か!
実に気持ちが良いし、たのしい。
こんなとこで最上義光拾ったので、ありがたく部下にさせていただく。
強面ではあるが、あんまり悪党ヅラじゃないんやね。
へへへへへ……どんどんエグれていくやないけ北条~~~~~。どんな気分~~~?
頑張って広げた領土がヌルヌル取り返されていくのどんな気分~~~?
これは溜飲が下がりますね……。
俺に逆らうからこうなるんや。
毛利を叩き出し、四国も統一。
まあこっちは軍団任せなので何の感慨も無いな。
毛利が手強いのか容易いのかも良くわからないくらい。
仕事を「部下に任せる」というのはなんとも迂遠なものよ。
メールどころか電話もない時代、現地を目視することもなく部下に任せたり
評価したりするというのは大変だったろうなあ。それも、裏切って殺される可能性がある環境で。
ここから翌日、5月9日のプレイになります。
病気の将が増え始めたので、泥縄もいいところだが湯治療法のレベルを上げてみることに。
温泉を意識して開発してないので最高レベルには出来ないようだ。
結構バスバス部下が死んでいくのが気になるので、回復率は上げるにこしたことはない。
上杉の最後の城を配下軍団が奪い取り、上杉家滅亡しました。
上杉景勝、直江兼続、加藤清正をゲット!
その他、上杉家の猛将どもがゴロゴロと。美味しいったらねえぜ!
病死した有能な部下たちを補填して余りある成果だ!
そう喜んでいた1604年のこと。
うわあーーーーーーーーーーーーーー!
信長ァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
実時間にして30時間くらい付き合ってくれたのに、ここで倒れるのか!
お前も俺の覇業にはついてこれないというか!
まあ史実よりは拡張したし長生きしたし、許してくりゃれ。
跡継ぎはどうするかな……とリストを眺める。
「織田一門以外にすると部下の忠誠が下がる」みたいなシステムあるのかな?
まあこれ三国志Ⅲの知識だけど。
で、よくよくリストを見たら、そもそも一門以外選択肢になかった(柳生宗矩は婚姻)。
まあ、能力が高くて残り寿命がそれなりに長い人を選ぶべきだろうなあ……。
しばらく逡巡したが、信忠生きてるんだから普通に信忠でいいということに気付いた。
信忠は能力も顔も「優秀なモブ」みたいな感じで感情移入がしにくいが。
そしたらその直後、公家が家にやってきて「あっ」ってなりました。
これ、もうちょっと頑張れば信長存命中にイケたのでは?
ということで、一定以上の城を制したことで関白就任エンディングに突入。
公家連中の「お上もお喜び」という持ち上げ方、信用ならないこと甚だしい。
本能寺の変の直後とか、光秀メッチャ持ち上げてたらしいし。二枚舌もいいとこだよ。
天下一統により人々は太平を手にしたが、やがて天災が続き国は財政難に陥ることに。
金が無いと首が回らないのは個人も企業も国家も同じである。
文字通り雲行きが怪しい。
残存勢力を残したままにしたことが仇となり、織田の天下は潰えることとなる。
ともあれ、長きに渡る平和を築いた織田の名は歴史に不朽の礎となったのである――。
……みたいな感じで、関白END!
最後フォローされたけど、体感的にはバッドエンドだなー。
タクティクスオウガのデニム射殺エンドのごたる。
コレ以外どういうエンディングあるんだろうと思って調べましたが、
①地方統一エンディング
②三職推任エンディング
③従属統一エンディング
④全国統一エンディング
の四種類とのこと。俺は①と②を見終わったってことやね。
このままプレイ続けて③と④も見るのは多分出来ると思うんだけど、
うーん、もっかいイチからやり直そうかな。次はもっと上手く出来そうな気がする。
というかダラダラ時間を使いすぎた感がある。
プレイ開始から44年はちょっとな……。それで天下統一すら出来てない。
ということで、難易度初級のまま、別の勢力とかシナリオで再びやろうかなと思っています。
誰でやろうかな。北条とかかな? 島津もいいかも知れん。
でも織田特有の精強さに慣れると他勢力がしんどくなったりするだろうか。
そんなこんなで、2024年5月8日~5月9日にかけてのプレイ日記でした。
信長の野望新生、カジュアルで非常に遊びやすく良いなーと思っております。
10,000円以上かけて買ったんだから、もうちょっと遊びこまないと勿体ないな。
ご清聴ありがとうございました。