
今年2月の日光旅以来、久々に一泊旅行に行って参りました。
「久々に平日有休だなー旅行でも行くかー、でも別に行きたい場所ねえな~」
という感じだったんですが、まあ山寄りの方面に行きたいということで、
今回は前から一回行ってみたかった箱根にしました。
2022年に一回だけ、小田原から箱根湯本散歩したことがありましたが、それ以来かな。
ダラダラと日記書いていきます。よろしくお願いします。

この写真は、旅行に全く関係のない10月18日の昼飯。
そこまで「大好物」ってワケでもないが、たまに食べたくなるとんかつ。
赤だしの素朴な味が有難い。
金持ちにも偉くもなれなかったが、幸い「トンカツをいつでも食えるくらい」の
生活は送れるようになりました。
えー、ということで散歩日記に入ります。
2024年10月23日(水)。7時15分に起床した。
「あー良く寝た!」って感じでもないが、体に「寝不足デバフ」感も無い体調。
俺は寝不足デバフがかかるとテキメンに体調が悪化するタイプのため、
それが無いだけでも非常に良い状態だ。
旅行先で「乗り物酔い」や「下痢」などの二次災害がバカスカ発生したら最悪だし。
起きてすぐキビキビと布団を畳み、「ところてん、裂けるチーズ、お茶漬け」という
なんだか良くわからないラインナップの朝食を摂りました。食後すぐに便もする。
これから長い電車移動なので、ノーうんこ出立になったら怖いなーと思ってましたが、
しっかり出てくれて安心しました。ノーうんこ、ノーライフ。ファック。
……ただ、俺はこれまでの43年間の人生で「しっかりとした便が出たはずなのに、
しっかり出てくれて安心しました。ノーうんこ、ノーライフ。ファック。
……ただ、俺はこれまでの43年間の人生で「しっかりとした便が出たはずなのに、
30分後くらいに直下型の下痢が来るケースが結構ある」ということを知っている。
油断は出来ない。つまるところ、常在戦場なのだ。奴はいつ「来る」かわからない。
油断は出来ない。つまるところ、常在戦場なのだ。奴はいつ「来る」かわからない。
便意の悪魔に法則性など無いのである。
ほんで8時くらいからブラックコーヒーをちびちび飲む。
ブラックコーヒーこそまさに便意・尿意を促す大敵なんだが、冷蔵庫にこれしかなかった。
昨日の夜飲んだカフェオレ、取っておけばよかったなと後悔する。
無理に全部飲み切ると危険と判断し、半分以上流しに捨てた。なんだこの話。
事前に天気予報で分かっていたが、今日は終日雨が降ったり止んだりらしい。
今のところ外は降ってない。「傘持って行くのタルいなあ」という気持ちが心に生まれる。
でも「出先で降られて傘入手不可能」ってなったら最悪だし、
それで風邪でもひいたら目も当てられない。
それで風邪でもひいたら目も当てられない。
ビニール傘を持って、リュックを背負って8時50分くらいに家を出ました。
夜になると陽キャ丸出しの高校生達が座り込んでダベってるラゾーナ広場だが、
平日朝はさすがに閑散としていた。
わざわざ上からのショットを撮るためにエスカレーターを上がってる自分に苦笑する。
別に下から撮ったっていいだろ。

見ての通り、分厚い雲に覆われたテンションの下がる曇天。
気温はまあまあ高く、湿度もそこまでではないので不快ではないが、
これから旅行に行くぞ! という昂揚感が削られる部分はどうしたってある。
あと選挙前ということもあり、改札前が政治家演説大会になってるのが煩わしい。
シンプルに歩くのに邪魔。

ちょっと早く着きすぎてしまったので、川崎駅改札内を軽くフラフラする。
通勤ラッシュの一番キツい時間帯をちょっとだけ越えているので、人はそこまで多くない。
この辺は俺の中で「通路」というイメージなので、立ち止まって眺めると新鮮に感じるな。
ここの奥にうどん屋とラーメン屋が並んでいるんですが、
ラーメン屋のほう一回も入ったことないな。今度行ってみようかしら。

俺が乗るのは「特急踊り子」。
20年以上、川崎駅を使ってきたが、一回も乗ったこと無いし意識したこともない車両である。
今回も直前まで全く乗るつもりなかったんですが、ネット検索してるときに
「小田原行くのに使えるじゃん」と気付いてキップ買いました。。
あと全然関係ないけど、改札近くで立ってたら、視界に監視カメラが10台くらいあって
「そら駅で犯罪したらバレるよなあ」とか思ったりしました。
だから痴漢バレた人とか線路から逃げるのか。
スマホとかドライブレコーダーとかも含めると、本当に相互監視社会であることよ。
気付いてないだけで、既にしてここはディストピアである。

これまで一度も意識したことのなかった「特急踊り子」乗車口を見る。
この緑のやつ見ればいいんだな。新幹線みたいなもんか。
俺は1号車だ。

いつもはあんまりこっち側には来ないな~、と思いながら南側の端まで歩きます。
後は時間まで、マガポケで「はじめの一歩」読みながら待つだけ。
はじめの一歩を無料で読むためだけにポイントを稼いでいる。
今週はそろそろ間柴VSロザリオが決着しそうな雰囲気になっていた。
間柴の「これまでの全てが糧になってる」という回想に木村が映ってたのが嬉しかったな。
地味にアクション描写がどんどんクオリティ上がっててすげえなって思う。
あとはちゃんと話が進んでくれればな……。いつになれば一歩は復帰するんですか?
後は時間まで、マガポケで「はじめの一歩」読みながら待つだけ。
はじめの一歩を無料で読むためだけにポイントを稼いでいる。
今週はそろそろ間柴VSロザリオが決着しそうな雰囲気になっていた。
間柴の「これまでの全てが糧になってる」という回想に木村が映ってたのが嬉しかったな。
地味にアクション描写がどんどんクオリティ上がっててすげえなって思う。
あとはちゃんと話が進んでくれればな……。いつになれば一歩は復帰するんですか?

9時16分。踊り子が滑り込んできた。
ホームの端っこで電車を撮影していると撮り鉄だと思われそうで恥ずかしいものがある。
「踊り子」という名称は伊豆の踊子ベースだろうか。
俺はどうしても「踊り子」と聞くとドラクエ4のマーニャが頭の中に浮かんでしまう。
というか「踊り子」って名詞、それ以外で使われてるの見ないからな。「おてんば」はアリーナ。

踊り子の中。
「ガラガラ」とまでは言わないが、平日朝ということもあって比較的空いていた。
まあ、平日朝に小田原方面にわざわざ特急使って移動するのは旅行客くらいか。
シートの座り心地はハッキリ言ってあんまり良くない。

ただ、充電が出来るのは大きな大きなメリット。
移動時間でスマホの充電をマックスにすることが出来た。
(まあそれでも夜までにカスカスになってたんだけど)
窓の外ぼーっと眺めたり、Kindleで「冒険王ビィト」読んだりしながら過ごす。
おばちゃん複数人がキャッキャしている程度で静かな車内。

頭上のランプ何かなって思ったが、乗車券が売れてるかどうかの確認ランプらしい。
車掌さんが確認しやすい仕組みだが、適当に誤魔化して特急券払わずに乗る奴も
いるだろうなーと思う。まあJRも折込済かそれくらいは。
この後の駅でどれくらい客が増えるか見当がつくのは有難いところ。

10時、小田原に到着した。特急というだけあってマジであっという間だった。
新幹線風味の乗り心地だっただけに、もうちょい長く乗って旅行感に浸りたかったなとすら思った。
あと、降りるタイミングで車内にトイレがあったことに気づいた。
なんだよじゃあ便の心配そんなにする必要なかったじゃねーか。

小田原駅自体は前述の通り二回目で、特に特筆すべきこともない普通のJR駅である。
せいぜい「外国人多いなあ」という程度か。
この「外国人多っ!」は、箱根に近づくにつれて何度も何度も思うことになる。

で、地味にここからの移動ルートが結構曖昧だったりする。
「小田原⇒箱根湯本⇒強羅⇒ロープウェー⇒桃源台⇒(歩いて)⇒強羅」という
ルートだけ決めてるんだけど、どういう風に移動すればいいのかはあんま予習していない。
まあなんとかなるやろ、くらいの感覚。
とりあえず箱根登山線の改札をくぐり、箱根湯本まで行くことにする。

こういう天井見るとつい撮っちゃう。
そして毎回「メンテが大変そう」って思う。京都駅でも金沢駅でも同じこと思った。
箱根登山線、結構カネかかってんなあ。
まあ観光客が乗るここが古びてたらアレだから気合も入れるか。

しばらく人の居ないホームで「次は27分かあ、まだ結構あるな」とか思いながら
ぼーっとしていたが、よくよく表示を見たら乗り場がここじゃないことに気付いた。
11番乗り場じゃねーか。
足元の表示を見ながら移動する。

ああ、このオレンジっぽい床の感じ見覚えがある。
前に来たときここ通ったわ。
その後は、ベンチに座ってスマホいじってたら、箱根湯本行きがすぐに来た。

箱根湯本に到着。駅に降りると、もうザーザー雨が降ってて心からゲンナリした。
傘持ってきたのは正解だったな。
この時点で10時45分くらい。朝食から三時間経過で早くも空腹感が出始めていた。
あと、なんというか「早く僻地に行きたい」みたいな欲求も沸き起こる。
人が多い場所ばかり歩いていると俺はこうなるのだ。
人が多い場所ばかり歩いていると俺はこうなるのだ。

強羅行きも割とすぐに来るようで有難い。
しかしアレだな、やっぱ移動時間そのものより「乗り換えが多い」というのは疲れるな。
新幹線で片道三時間より、乗り換えながら目的地に向かう二時間のほうが疲労感がある。
当たり前のことか。

どこかオモチャめいた質感の赤い電車がホームに滑り込んできた。
コイツが「箱根登山鉄道」か。初めて乗る。
車両数は少ないが、乗客そのものもそう多くないので普通に窓際に座れた。

リュックを抱きかかえるようにして座る。
どれだけ座席が空いていようと、俺は荷物を置いて二人分席を使うのが苦手である。
なんか、横柄なことしてるみたいになってイヤなんだよな。
いかにも日本人的な肝の小ささで我ながら情けないが。

車両がガンガン山を登っていくので驚いた。
いや「登山鉄道」なんだから当たり前だろ? って話なんだけど、
電車が山登っていくというイメージ全然なくて……。
まずそもそも強羅が丘の中腹にあるという認識が無かった。
晴れていればもっとすごいいい景色なんだろうな……と思うけど、
まあ霧烟る山々もそれはそれで味はある。
車両数は少ないが、乗客そのものもそう多くないので普通に窓際に座れた。

リュックを抱きかかえるようにして座る。
どれだけ座席が空いていようと、俺は荷物を置いて二人分席を使うのが苦手である。
なんか、横柄なことしてるみたいになってイヤなんだよな。
いかにも日本人的な肝の小ささで我ながら情けないが。

車両がガンガン山を登っていくので驚いた。
いや「登山鉄道」なんだから当たり前だろ? って話なんだけど、
電車が山登っていくというイメージ全然なくて……。
まずそもそも強羅が丘の中腹にあるという認識が無かった。
晴れていればもっとすごいいい景色なんだろうな……と思うけど、
まあ霧烟る山々もそれはそれで味はある。

あと何気に、電車の「スイッチバック」を初めて経験した。
さっきまで進んでた方向と逆に進みだしたので、最初「えっ何? 逆走?」とか
普通に思ったりしました。ただのバカなのかよ。
ちょっと戻って勢いつけて進むの? とか一瞬思っちゃった。そんなわけねえだろ。
そして登山鉄道で登りながら、俺の心にじわじわと不安が込み上げてきました。
こんなガッツリ山なのか……俺が想定してたルートでホントに歩いて行けるのかな?
こんなガッツリ山なのか……俺が想定してたルートでホントに歩いて行けるのかな?

そんなこんなで強羅に到着しました。ゴウランガ!
正直、今回の旅行まで「ごうら」と読むことを知らなかった。
「きょうら?」とか思ってました。
強羅駅の改札をくぐると、すぐケーブルカー乗り場があった。
切符売り場でしばらく「あれ? 桃源台駅が料金表にない……?」と困惑したが、
俺がケーブルカーとロープウェイを混同していただけだった。

ケーブルカー乗り場。
観光地だから当然ではあるが、人口密度が思いのほか高く面食らう。
そして本当に、外国人の割合が圧倒的に多い。
周囲からワイワイと多種多様な言語の会話が聞こえてきて、
海外に来たかのような気分になってくる。
土日祝日だったら日本人も多いんだろうか。
ケーブルカーそのものは電車みたいなもんで、あまり楽しい乗り心地ではない。
あと、いよいよ空腹感が強まってきていた。どっかでメシ食いたい。

そして早雲山駅で、今度はロープウェイに乗り換える。
初見でも迷子になったりはしない程度には誘導がしっかりしてるなと思った。
ロープウェイは一分に一台というハイペースで回るらしく、大して待つこともなかった。
しかし、途中でなんらかの理由で止まったりしたら、どういう風になるんだろな。
そもそも止まらない構造なんだろうか。

そして早雲山駅で、今度はロープウェイに乗り換える。
初見でも迷子になったりはしない程度には誘導がしっかりしてるなと思った。
ロープウェイは一分に一台というハイペースで回るらしく、大して待つこともなかった。
しかし、途中でなんらかの理由で止まったりしたら、どういう風になるんだろな。
そもそも止まらない構造なんだろうか。
高所恐怖症の俺は、つい乗り物の構造や、どういう風にぶら下がって
どのように安全性を担保しているのか執拗に気にしてしまう。

出発した。
外国人の子供がキャッキャとはしゃいでいる。
心のなかで「揺らしたりしたら殺すぞ」と物騒なことを思った。
どんどん登っていく。
俺は「どんどん降りていく」ものだと勘違いしていたのでちょっと困惑した。
冷静に考えたら山を通るわけだから、一回登ってから降りるのは当然である。

途中、霧で窓の外が真っ白になった。
霧の中から対向ゴンドラがぬうっと現れてはすれ違っていく。
天国に向かっているような不思議な気分である。
黒沢清の映画を思い出した。クリーピーとかキュアとか。
キュアは大好きですが、それ以外の黒沢清映画、全部苦手だったんだよな俺。
アカルイミライもクリーピーも回路もダメだった。

途中、急激に風が強くなって、ロープウェーが揺れ始めると一気に恐怖感が増した。
飛行機でも吊り橋でもそうだったが、つまるところ俺は「揺れ」がダメなのだ。
ゴオオオオオン、と風の音も恐ろしい。
手に汗を握りながら、心のなかで「風吹くな風吹くな風吹くな」と念じる。
なんだったら「死にたくない」くらいの真剣さがある。
同乗している日本人の中年女性が「落ちなければいいけど」みたいな話をしていて、
不吉なこと言うんじゃないよと思った。

あとどうでもいいけど、こういう高い柱のハシゴ見るとゾクゾクしますね……。
メンテナンスのためにここ登る人居るんだろうなあ。絶対やりたくねえなあ。
ロープウェー後半になってくると、風もなくなったので気持ちがスッと落ち着いた。
同乗している日本人の中年女性が「落ちなければいいけど」みたいな話をしていて、
不吉なこと言うんじゃないよと思った。

あとどうでもいいけど、こういう高い柱のハシゴ見るとゾクゾクしますね……。
メンテナンスのためにここ登る人居るんだろうなあ。絶対やりたくねえなあ。
ロープウェー後半になってくると、風もなくなったので気持ちがスッと落ち着いた。
揺れなければ大丈夫らしい。

駅に到着するとエヴァに出迎えられる。
そうか、そういえば箱根はエヴァに縁があるんだった。
旧テレビ版・旧劇場版には並々ならぬ思い入れがある俺だが、新劇場版以降は
あんまり熱量がなかったりもする。
俺はあの幼稚な内面の大人たちが織りなすドロドロの人間模様と、終始一貫して
救いのない展開が大好きだったんですよ。
というわけで、桃源台駅なんですが、ここもまた人口密度が高くてゲンナリしてきた。
なんでこんな平日昼間に人が多いんだ……と思ったが、駅を出たらすぐに原因が分かった。
外が土砂降りだ。
これから歩いて移動しよう、と思っていた俺にとって豪雨と強風はなかなか心に来る。
「俺はなんで怖い目に遭いながら時間と金をかけてこんなところに?」という
なんだかんだ、今まで泊まり旅行で天気に恵まれなかったこと無いんだよな、とふと思う。
気づかなかったが、俺は晴れ男だったのかもしれない。
こんなジメジメした人間性の晴れ男いる?
こんなジメジメした人間性の晴れ男いる?

とりあえず雨宿りがてらメシ食おう、と思い近くの店に入る。
「入店したら紙にサインして待つ⇒席に案内されたらタブレット注文⇒QRでセルフ会計」と
ファミレス的に洗練されたシステムでちょっと感心した。
(最初よく分かんなくて入店から2分くらいまごまごしてる時間あったけども)
席からは芦ノ湖が見える。

13時。
当初想定してたより一時間押しの昼食。
ホテルの夕食も楽しみだし、これからトイレあんま無い場所を長距離歩くわけだし、
あんまり重たいのとか脂っこいのは避けよう……と思っていたのに、
気付いたらタルタルサーモンカツ定食を頼んでいた。
カツの中にタルタルが仕込まれているという本格派。
二つあれば十分ご飯食べきれそうなボリューミーなカツが三つある。
めちゃくちゃ重かったが、しっかりと食べきった。

外に出ると、雨足は少しだけ弱まっていた。
燻されたような箱根山を眺める。
とりあえず、仙石原を目指して歩き出すことにした。
不安定な雨に合わせて、傘を広げたり閉じたりを繰り返しながら歩いていく。
このへん飲食店以外の店がほとんど無いことを思うと、傘を持ってきたことは大正解だった。
傘なかったら桃源台駅で途方に暮れていたことだろう。

歩いていくと、ようやく俺の求めていた「人の少ない空間」に辿り着けた。
「自然が多く人も車もほとんどないが、野生動物が出てきそうなわけでもないし、
何かあったら助けが呼べなくもないから不安でもない」という、
ある意味でとても理想的な散歩コースである。
まあ雨のせいで台無しなんだけど。晴れてたらなー!
ちなみに左手側が芦ノ湖なんですが、雨のせいもあってほとんど眺めることが出来なかった。
