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年が明けたと思ったら二月半ばになっていた。

当たり前のことなんだろうけど、本当にトシをとるにつれて
月日の流れは圧縮されていく。「一年に一度の日」とかの価値が薄れていく。

結婚や出産といったライフステージの変化がないと、本当に淡々と時間だけが過ぎていく。
酸素を二酸化炭素に変え、食物を糞に変え、有為を無為に変えるだけの歳月。

心身は老い衰え、取り返しのつかないことばかり増えていく。
43歳だが、既にして「老後」なのかも知れない。

相変わらず、食べたメシと遊んだゲームのことくらいしか書くことないですが、
メモ書きを遺しておきます。それではどうぞ。

■マンガ

最近「平成敗残兵☆すみれちゃん」読み始めたんだけど、まだ感想書けるほど
ちゃんと読めてないので保留とします。

えー、まず「あさひなぐ」のこざき亜衣の新作が歴史ものと聴いて、
大慌てで全巻購入した「セシルの女王」。
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エリザベス女王の話で、全然予備知識がなかったんですが、スゲー面白い。

ちゃんと歴史知識ゼロの人でも読める程度に蘊蓄が入るんだけど、
歴史の教科書的な口幅ったさは最小限にとどまってる。
でも、なんかこう「あざとい現代風解釈」みたいのに偏ってるワケでもなくて硬派。

物語的には、序盤から主人公目線での「いい人」がバサバサ処刑されていくので
かなり陰惨で救いがないものに感じられるが、一方である種の「成り上がり」の面白さがある。
ようやくヘンリー陛下が亡くなったところで、まだ全然先が長い話だろうから、
続巻も楽しみである。史実ものはいいなあ。

それから「めしにしましょう 出張食い倒れ編」。
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前作は大好きで、全巻レビューもしている。
あとダイエットエッセイの「痩せましょう」も感想書いた。

お子さん生まれたはずなのに新連載が始まる気配がなくて、
「でも小林先生のあの尖った作風で新作ってどうなるんだろう」と勝手に心配していたが、
めしにしましょうの続編が来てちょっと安堵したりした。

今のところ二話まで掲載されているが、前作のエクストリームさはだいぶ抑えられて
エッセイ漫画のほうに寄った作りに感じる。非常に読みやすく面白い。

前作は「マンガ家の成長物語」と「エクストリーム料理」の二軸だったが、
今回は明確にそれとは違う縦軸横軸で話が構成されていくようだ。
連載経験を経たうえ家庭を持ち、ちょっと落ち着いた青梅川さんが頼もしい。

刺し身はクッソ美味そうで良かったが、牛特ダブルNTKGはちょっとグロいと思ってしまった。
前作から思ってたが、本当に卵入れまくるよな……。ともあれ、続きが楽しみである。

それから、ちょっとマジメに「はじめの一歩」の話をしたい。
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前提として、もともと「間柴VSロザリオ」戦……というかロザリオのキャラクター自体に
あんまり俺はいい印象を持ててなかった。

なんというか、キャラクターが薄ぼんやりとしか見えてこないというか、
これまでいっぱい出てきた悪人キャラの中でもズバ抜けて良くわからない。

初登場の底しれない雰囲気から、再登場でなんか小物っぽくなり、試合中に
テクニカルだったりワルだったりボクシングには真摯だったりでとっ散らかっている。
「はじめの一歩」読んで、ここまでコイツ良くわからないと思ったことは過去例がない。
正直に言えば、森川先生も若干持て余したんじゃないかって感じる。

ただ、それでもここで間柴が勝ってチャンピオンになって、ヴォルグと同じような
ある種「アガリ枠」になるならまあいいかなって思って読んでいた。
なもんで、間柴が負けたときかなり強いショックがあった。

読んだ直後、俺は以下のようにツイートした。

確かに負け試合っぽい演出の積み重ねではあったが「さすがにここまでやって
間柴負けたら意味分からんし、それはないだろ」という信頼感があった。
一歩復帰のための布石になるとか、なんらかのストーリー上の意味があっての展開と思いたい。
ここにきてリング禍はないよね?

この展開が起爆剤になってストーリーにブーストがかかるならプラマイゼロになるかも知れない。
ただ、これによって停滞・遅延するなら相当きつい。
本音を率直に言えば、この展開見たくなかったなあ。

かなり強めに落胆したので、キツい書き方になっている。
間柴が負けたことそのものもイヤだったんだけど、やっぱこれによってストーリーが
停滞するのがゲンナリだったんだと思う。終わりに向かって進んでほしいと思っているので。

①「敗北した間柴が世界に向けて再挑戦」
  ⇒間柴にそこまで尺使うの!? ロザリオと再戦ってさすがに無いよね?
②「間柴が引退」⇒世界獲れないで終わりなのか……。
③「間柴が死亡」⇒リング禍を描くことは避けてくれると信じている。
         沢村ですら死なせなかったのに間柴を死なせることはないと信じたい。

ということで、どれであっても楽しい展開ではない。本当にどうするんだろう。

唯一、「一歩の復帰の後押しになるならギリギリアリ」とは思うんだが、
「間柴の敗北」と「一歩の復帰」には接点がなさすぎるというか、むしろ
一歩が復帰しない理由の一つにすらなるよなコレは。

まず、一歩がリングを降りた理由はあまりにも妥当過ぎるんだよな。
ホントどうするんだろうか。さすがに復帰しないという選択肢は無いと思うのだが……。

何十年も読み続けた作品であり、この世にあるすべてのマンガのなかで一番思い入れが深い。
物語の素晴らしい着地を見届けたいと願うばかりである。

■ゲーム

「Call of Duty:Black Ops6」
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初めてCoDに触れたのは2010年末の初代ブラックオプスでした。

それから丸三年ほど友人とギッチギチに遊びまくりハマりまくったのですが、
2013年末の「ゴースト」をきっかけに急激に熱が冷め、それ以降は惰性で
AWやBO3、WW2にBO4と四作遊んだもののいずれもハマらず、
「もうコールオブデューティをやることはないだろうなあ」と思っていました。

なもんで、BO6が出ることは知ってましたが、当初は全然買うつもり無かったです。

なんですが、2024年10月末くらいにオーバーウォッチ2やってるとき、突然友人が
「FPSって改めてホント面白いな! なんか他のもやりたいな」と言ってきたので、
「CoDの新作出るよ」と告げたら急遽購入が決定しました。流れってのはあるもんだ。

そして2024年11月2日から友人とプレイ開始。以降、毎週のように週末ミッチリやっています。
2024年12月14日にプレステージ1、2025年2月1日にプレステージ2になりました。
こんなガンガンプレステージ回すのも久々だ。
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プレイ初日の感想は「マップ狭いな! 交戦頻度が高いな! 武器少ないな!」だった。
ぶっちゃけ、初日時点ではあんまりポジティブな印象じゃなかったかも知れない。

ただ、この「狭い」という印象はプレイしていくうちに薄れていったというか、
もしかすると俺等の体のほうがオーバーウォッチに慣れきっていたのかも知れない。

あと「武器少ない」については、俺の無知ゆえの偏見というか、アプデでどんどん
増えていくことを知らなかった
だけでした。
「発売後にこんなガンガン武器やマップ増えていくんだ……」って驚愕しましたね。

昔のCoD(初代BOあたり)は「マップ4つ入り」DLCが1400円だったし、
発売後に武器が追加されることも無かった(BO2はあったけど有料でしかも一つだけ)。
そう考えるとホントいい時代になったんだなーと。
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40代になって「若い頃のようにバカみたいに長時間ゲームやることは、
もうないんだろうな……」って勝手に寂しがってたんですが、ここ最近
普通に四時間だの五時間だのやってますね……。

全盛期(30代前半は八時間とか普通にやってた)に比べればさすがに短いですが、
それでもコッテリとゲームやってられることに、色んな意味での嬉しさがある。

同年齢の友人(妻子持ち)と毎週四時間ゲームする交友関係を維持出来てる40代って
世の中にあんまり居ないと思うので、幸福なことだなと思います。
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昔と違ってアシストもキル扱いになった現代でも、K/D比が1維持が精一杯という
たいへんな体たらくではあるのですが、それでも非常に楽しめております。

なんだろ、単純に六年ぶりくらいだから新鮮というのもあるのかも知れない。
とても楽しい。
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最初期はAK-74をメインで使いましたが、プレステ二周目はサブマシンガンのTANTO.22メイン。
そして三周目はライトマシンガンのPU-21なんかを使っております。

これまであんまり触ったことのない銃の種類を試せるようになってきて、
そういう味変で飽きにくくなってる気がします。
ショットガン・スナイパーライフル・マークスマンライフルなんかも楽しい。

スナイパーなんかできると思ってなかったんだけど、今作ではなんとか遊べています。
ワンショットワンキルの気持ちよさたるや。
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ちなみにチームデスマッチばっかりやってて、その他のプレイモードほとんど触ってない。
キルコンファームドとかはストリーク祭りになっちゃってあんまり好きじゃなくて、
ドミネとかの拠点奪い系もそこまで楽しめなかったりする。サーチはいつかやるかも。

あと、キャンペーンもクリアしてないし、ゾンビモードもほぼ手つかずですね。
バトロワもあんま興味ないのでノータッチな感じです。

それから、「オーバーウォッチ2」のアプデの話。
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パークシステムが入ったり、新モードが追加されたりするらしい。

「面白そう!」というワクワク感より、「なんかややこしそう」という感じが強く、
正直言うとちょっと「引いている」というのが感覚としてある。友人も同じのようだ。

もともとややこしい要素の組み合わせで完成しているゲームに、更にややこしい要素が
上積みされるようでちょっとどうかなあと。
パークシステムはともかく、新モードの「スタジアム」はちょっとついていけそうにない。

ただ、運営型ゲームを長生きさせるにはこういうことを追加していかないと
いけないんだろうなあと理解はできる。デッドバイデイライトとかも大変そうだし。

アプデしたらどこかで触るとは思います。面白ければいいな。

「Dragonsweeper」
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マインスイーパのゲーム性を強めたような作品。
無料ということもあって、1月26日からチマチマ遊んでおります。

「コツつかんじゃったら楽勝だし、もうやらないかな」と思ってたら、
アップデートでゲーム性が変わってやりごたえが増して素晴らしい。
ずっとちまちまアプデしてほしいし、そのためならお金も出したい。

スマホでもブラウザ経由でサクサク遊べるのも最高である。

てか、このくらい手軽に始められてサクサクやれるゲームほんと好きなんだなと思う。
最近スマホでフリーセルを延々やったりしてるので同じジャンルかも知れない。
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ソリティアやマインスイーパを延々遊んでると、面白いというより
「他のことを考えなくて済む」という気楽さがあって、それを求めているということは
メンタルが弱ってる証拠なのかも知れない。

「Stray Path(ロスト・パス)」
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何がきっかけか忘れたけど、唐突に購入したローグライク。

俺はデスペナルティが重いゲームが苦手(死んだら萎えるから)なので、
当然その最たるものであるローグライクはまったく好きではない。
スレスパとFTLくらいしかクリアした記憶がないくらいである。
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でもなんか、楽しめている。
ゲームシステムとしては「Ring of Pain」とかにもちょっと近いが、割と独特。

正直なところクリアできる気はまったくしてないのだが、たまに折を見て遊ぼうと思う。

スマホ版「三國志Ⅲ」
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前にも書いたことがあるが三國志シリーズは、スーファミ版3をそこそこ遊んだ以外は
あんまり遊んだ記憶が無い。

プレステで6と7をちょこっと触ったことがあった気がするのと、
steam版の13を軽く遊んだ程度。あとDSのリメイクとか。

今回はyoutubeでプレイ動画を見てたら「3やりてえな」という気持ちになりまして、
でもスーファミ版やる手段が無いのでスマホ版を購入しました。
買い切り版、結構高くて正直ちょっとビックリした。
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通勤の時間つぶしなのでサクサク遊びたいので、なにも縛ることもせず、
難易度初級で、知力100の新武将を軍師として入れて、オマケにCPUから
援助をタカりまくるクソプレイなので、簡単に統一寸前まで来ました。
偽書で忠誠度下げて太守ごと引き抜くの気持ちがええんじゃ。

非常に楽しめてはいるんですが、やはりスマホ版は操作性が良くない(特に戦争時)。
あとUIもいまいちだし、BGMに至ってはミュートにしてます。
あんま文句言いたかねえけど、あの死ぬほど安っぽいロックアレンジはきついわ。

ともあれ統一までノンビリ遊ぼうと思います。

「三國志14」
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「色塗りするゲームらしい」という前情報しか持ってないが、
2025年2月5日に何気なくsteam見たらセールしてたので勢いで購入してしまった。

まあ、さすがに三國志未経験ってわけでもないわけで、なんとかなるだろう。
ということでチュートリアルを軽く触って実戦へ。
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ネットで「初心者向け」で調べたら真っ先に董卓が出てきて「お前かよ!」ってなりました。

いや、さすがに初プレイ董卓スタートは気が引けるというか、テンション高まらねえなあ……。
曹操は董卓にゴン攻めされるらしいし、袁紹でやろうかな。
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で、開始してみて、ビックリしました。
ど、どうしていいか全然分かんねえ……!

なんかゲーム開始したら各勢力で塗り絵合戦が始まって、速攻で接敵して
敵にヌルヌル溶かされていく……!
チュートリアルで触れてない要素も目白押しで、ちょっとこれはボコられながら
慣れていかないとキツいのかも知れない。

■メシ写真
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2025年1月11日土曜日の昼飯。やよい軒の生姜焼き定食。

美味しかったですが、食べながら「生姜焼きは豚肉が大きいほうがいいな」と思った。
あと冷奴、醤油つけないで食べたら意外と美味しかった。

30代までは気にしてなかったんですが、そろそろ脂や糖だけでなく塩分にも
警戒心が必要になってきました
ね……。あーやだやだ。
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2025年1月22日、水曜日(有休)。
昼飯にチキンカツ定食を食べたようだ。

なんか出てきた瞬間「こんなに脂っこいの食べるテンションじゃなかったな」と
後悔したのを覚えている。それは頼む前に気づけよ。

とはいえ食べきれないこともなくペロリと平らげました。
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2025年1月25日土曜日。
散歩終わり、空腹&汗をかきまくった状態で飛び込んだ店で頼んだグラスビール。

ノドからからの状態でグビグビ飲む生ビールの美味いことといったらない。

若いころはビール飲んで「このために生きてるわ」みたいなこと言う人のこと、
正直嫌いだったが、すっかりそうなってしまった。これくらいしか楽しみがない。
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ほんで牛タンですよ。それは。明らかに。

名指しでdisるのも良くない気がするが、最近「利久」の牛タンが舌に合わなくなってきて、
こっちの店にばかり行くようになった。ここはそんなに混まないし値段も許容範囲。

ということでワシワシ食べていきます。
ジジイになっても牛タン食えるくらいの胃腸と経済状態を維持したいもんだ。
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2025年2月1日土曜日。松屋で食べたシュクメルリ定食。

松屋入るのメチャクチャ久しぶり。
その、しばらく入らないうちに注文システムとか諸々変わっるっぽくて、
入るの怖かったんですよね。どんだけ臆病なんだよ。

実際入ったら、システムも何も食券買って座って呼ばれるの待つだけだったよ。
で、シュクメルリ定食だけど、あっつい! 鍋だからあっつい!
それは食べるお前のほうで調整しろよ。

メシのおかずに合うのかは正直良くわかんねえなって思いながら食べた。
美味しかったです。
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2025年2月11日、建国記念の日。ナンとカレー。
バターチキンカレーとほうれん草のカレーが大好きです。

しかしこうやってまとめると、しみじみ「そりゃ痩せねえわ」って食生活してんな……。
ナンおかわりしないのが唯一の抵抗。レジスタンス。星空のディスタンス。

■散歩写真
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そういや最近散歩写真撮ってねえなと思い、なんとなーく撮影。
2025年2月15日の多摩川沿い。

電車で遠出散歩する習慣が完全になくなり、毎週同じルートを歩いてしまっていますね。
というか、今思えば毎週電車で遠出してられたのすごいモチベだな……。
丸一年ちょいよく続けられたもんだ。すっかりその気力もなくなったよ。
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川べりを毎回歩く理由は、考え事をしながら歩くのに適しているというだけである。
ルート選択とかもする必要がなく、舗装された一本道をただただ歩くだけ。

まあそこまでしてやる考え事とか妄想とかも、往々にしてロクなもんじゃないんだけど。
たまに「親に孫の顔を見せる妄想」をしている自分に気づいて悲しくなったりする。
夫にも親にもなりたくないが、親孝行はしてやりたいんだ。

■まとめ

他に「10年ぶりに体組成計買い替えた」みたいな話も書こうかと思ってたんですが、
長くなりすぎたんでやめときます。スマホと連動出来てすごい! 進化してる! みたいな。

えー、そんなこんなで、虚無の日々でございます。
これからも虚無らしく頑張ります(適当)。