
自由度の高いRPG「Elin」、2024年11月くらいに購入していたんですが
そのときは操作が馴染まなすぎて1時間程度で挫折。
そっから数ヶ月放置してたんですが、2025年3月、ふと思い立って再開しました。
前提として、前作である「Elona」はノータッチなので初見勢です。
非常にシビアかつ自由度が高く、人を選ぶゲームということだけ知っています。
プレイ日記というか、軽い感想を書いていきます。「Elona」やったことない勢なんだけど、「Elin」のアーリーアクセスはちょっと触ってみようかと思っています。
— ま (@matumoto69) November 1, 2024
宜しくお願い致します。

まずはキャラメイク。
こういうパラメータ多いゲームっていいよね。
「Kenshi」もそうだったけど、なんか無条件でテンション上がっちゃうんだよな。
俺はTRPGやったことないんだけど、「TRPGっぽさ」には惹かれるものがある。

とりあえずゲームスタート……画面の情報量が多いな!
ストラテジーゲーに近い画面構成で、どこに何が表示されているのか把握するだけでも
結構な時間を要した。
一応は丁寧なチュートリアルがあるんだが、画面上のゲージや数字については説明が弱い。
マウスオーバーしたら表示されるといいんだけどなー、などと思う。

ほんで普通にプレイしてたら15分で死んだ。
突然画面が止まって「え、なに!?」ってなっちゃった。
スタミナが切れていることにもHPが減っていることにも気づいてなかったぜ。
画面左下に「過労」って出てることにも気付かない男。
HPが赤くなったらアラートSE鳴るようにならないかなー!

まず空腹をどうにかしようと考え、キノコを口に放り込み、幻覚に悩まされる。
貧すれば鈍するを体現する男。こんだけ生えてりゃ食うよそれは。
ハラの足しにならないうえに、いろんなものがおかしく見えて大混乱。
あと操作が全然馴染まない。右クリックと左クリックを間違えることが多発したうえに、
間違えると割とクリティカルに致命傷なことになったり。
アクセルとブレーキを踏み間違えて事故る老人のごたる。
……という感じで、操作に慣れる前に一旦「やーめた!」となったのが2024年11月のこと。

五ヶ月くらい経過して、2025年3月23日。
唐突に「そういやElin放置したまんまだったな」と思い出し、再び起動。
調べ物とかしながらイチからやってみっか! という気持ちに。
「ちゃんと噛めば味が出てくるはず」という信頼みたいなものが心の何処かにある。

とりあえずミッションをこなしつつ、操作に慣れようと必死にやっていたところ、
まだ生存のライフサイクルもままならないところなのに税金の請求書が来てしまった。
ちょ、待ってまだ家もちゃんと建てられてないよ!
アイテムの整理の仕方も分からんし、マトモな食生活も送れてないのにお前、税金て!
なんでゲームでまで税金払わなアカンのですか! 年金ももらえない世代なのに!
年金払えないから資産運用しろってふざけんなクソがなにがNISAだバカヤロウ年金よこせ!

あっ、払えねえや。
ということで、一回最初からやり直すことに。
一回というか、多分5~6回最初からやり直している。
次こそは効率よくやれるはず、という気持ちが生まれる。

こちらは2025年3月29日。
なんとか家を立てたり、石の装備で身を固めたり、税金を払っても生活出来る程度には
安定させられてきた。分からないことだらけなのは相変わらずだが……。
あと外出して多少の遠出も出来るようになってきた。
気を抜くとスルッと死ぬのは相変わらずだが……。

自宅の収納がamazonみたいな宅配箱だらけになるの、なんか一人暮らし初心者っぽくて
いいですね……。大学時代の俺のようだ。
家にダンボールいっぱいあったもんな。あとなんか変なカラーボックス。
さすがに40過ぎた今はアホみたいな安家具は使わなくなったぜ。
家具は少ないほうがいい、という気持ちで生活している。

ダラダラ遊んでたら、90日が経過し、デスペナルティが発生するようになってしまった。
個人的に、デスペナは軽ければ軽いほどいい派なのでつらい。
基本、死んだことで何かが失われるとシンプルに萎えるのよね。
ダークソウル系が全然好きになれないのもその辺が原因。
死んだ場所に貯めた経験値落として回収しにいくのが、スリルでなくストレスに感じる。

街に繰り出して簡単なミッションこなすくらいは出来るようになってきた。
地獄の序盤を抜けてだんだん、普通のRPGのようなことが出来るようになると
グッと楽しくなってくる。
「Kenshi」もそうだったなあ。

しかし「奥さんに友情の証でグロテスクな肉片送ろうとしてる」ってホントどうなんだ。
長い付き合いだから分かり合ってるんだろうか。
というか「贈る」じゃなく「送る」なのか。

ポイントを消費してスキルを身につける「フィート」。
そういうシステムがあると知りつつ、「どうやるか分からんからいいか」と放置したまま
10時間以上遊んでいました。どうしてそんな重要そうなシステムを放置するんだよ。
睡眠で回復する量を増やしたり、料理の知識を身につけたりといった、地味ながら
プレイのQoLを底上げしそうなものから取得していく。

自分の拠点にやってきた人達のミッションをクリアして仲良くなろうと思ったが、
依頼内容がクソまみれで草が生えた。他人に調達を依頼せず自分で出せ、それくらいは。
というか、肥料的な意味合いじゃなくクソが圧倒的に不足することある?

道を散歩してたら、いきなりKKK団みたいなノリが見られて、あらためて
ディストピアだなと感じさせられる。
好みの悪趣味さだ。

話しかけたら急に暴言を吐くババアに遭遇。
俺も死に際にこう言いたいなって思わされる名言。
でも全ての人間がそうなのかもしれない。人生とはゴミ。人生に意味はなく、命に価値はない。
えー、そんなこんなで20~30時間遊んでみました。
非常に面白くなってはきましたが、システムは全体の5%くらいしか分かってない感覚。
それを学んでいくのも楽しさなのは確かなんだけど、「非効率なことをしている」感とか
「無駄なことをしている」感がずっとつきまとっていて、モヤモヤしながら遊んでいる。
作品の自由度の高さにまだ戸惑っているイメージですね。
という初見プレイの感想でした。引き続き遊んでいこうと思います。