
■「1日外出録ハンチョウ」1~10巻まとめて感想(2025年11月24日)
■「1日外出禄ハンチョウ」を読んでスピンオフについて思いを馳せる男(2021年7月29日)
……と、ハンチョウ関連の記事は過去何回か書いているんですが、
ふと「各話ごとに俺なりのランク付けしてみよう」と思い立ちました。
基本一話完結で、だからこそ「この話好き!」「この話あんまりだな」という
意見が分かれやすい作品で、それゆえに俺個人の意見を提示しておくのも面白いかなと。
あらかじめ予防線を張っておきますが、客観的評価とは無縁の「俺の好み」ランクでつけます。
わかりやすさ重視で、★1~5評価にしておこう。
★☆☆☆☆:あんまり……
★★☆☆☆:普通
★★★☆☆:好き
★★★★☆:かなり好き
★★★★★:メッチャ好き
記事公開時点(2026/6/27)では「22巻まで」書きましたが、今後続巻が出たら
都度都度書き足していくかも知れません。よろしくお願いいたします。
■1巻収録
1話「玉座」★★☆☆☆
読み返すと作品の方向性・コンセプトはこの時点で既に明確だなと気付かされる。
ただ今読むと、わざわざスーツ買う違和感がすごい。この後全然着ないし。
2話「道連」★★☆☆☆
沼川初登場。マンガ好き設定最初っからあったんだなー。
掛け合いの構造はここでもう完成している感がある。
3話「捻込」★★★☆☆
いくらなんでも公園で8時間は寝られなくねーかな?
オムレツライスは味が想像しやすくて良い。オムライスより全然美味そう。
というか正直オムライスってそんなに美味くなくない?
4話「飲芋」★★★★☆
宮本さん初登場回。始めて宮本ダム見た時声出して笑ったのでやはり良い。
作品の方向性がここで固まった感がある。
5話「柿放」★★☆☆☆
柿ピー回かつ石和初登場回。大槻の悪辣さが初めてネタにされる。
なんで大槻は柿ピーの「限界」を知ってるんだろうな。自身で試したのだろうか?
6話「前世」★★★☆☆
舌の会う彼、初登場回。豆板醤にうずらは合いそう。
実は「君の名は」観てないのでオチ良く分かってないんだよな。
7話「熱風」★★★☆☆
ウィーフィー回。見開きのインパクトが全てな気がする。
古典にしてもなんでまた「ローマの休日」チョイスなんだろう。
1日個室禄ヌマカワ ★★☆☆☆
作中、まったく触れられてないがメシとフロはどうなんだろうな1日個室。
「さくらんぼ」はちょっと思い入れがある曲なのでグッと来てしまった。
■2巻収録
8話「名作」★★★★☆
小田切さんと地上で飲む話。ブリの刺身が美味そうでなんか印象に残る。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のゴリ押しは圧倒的な面白さ。
9話「一休」★★★★☆
風邪引くかも回。「引きかけの風邪」「治りかけの風邪」をテーマにした話って
あんまり見たことなくて新鮮なうえに感情移入がしやすく素晴らしい。
ネームが練られていると同時に作者が「乗って」いる感じが伝わってくる。
一泊OKデイリーマンションって探せば結構あるのかしら。
10話「蛤門」★★☆☆☆
石和ノンデリが出始める回。「旅行先でギスギスする感じ」を取り上げるニッチさが
とても本作らしい繊細さで良いが、再読時なんとなく読み飛ばす話でもある。
11話「少年」★★☆☆☆
海水浴回。陰キャなせいか海水浴に何も感情移入が出来なかったりする。
どん兵衛が染みるというのは本当なんだろうか?
12話「隠味」★★★★☆
カレー回。日本のカレーが美味そうで、食べたときのリアクションも好き。
毎回読むたびに「クラウチングポーズ」というフレーズにちょっとだけ違和感がある。
「クラウチングスタイル」のほうが良くない? 分かんないけど。
ヨーグルト全溶けカレーはどんな味だったんだろうか。マイルド過ぎて微妙そう。
13話「爺狩」★★☆☆☆
木村さん初登場回。基本的に木村さん登場回は好きだが、初回はあんまり。
オヤジ狩りの登場がメチャクチャ唐突で引っかかる。
14話「邪神」★★★☆☆
肉食べ回。俺もたまにステーキとか牛タン食べたいタイミングが来る。
シュラスコ行ったことないんだよなあ……。一回行ってみたいな。
15話「刮目」★★★★☆
ただの街ブラ回だが、見開きが最高過ぎるので評価が高い。
あとアップルパイがすげえ美味しそうでこれ読むと食べたくなる。
しかし大槻がコンタクト入れてるという設定、ときどきノイズになるんだよな。
「あの砂まみれの地下で常時コンタクト入れて仕事してんの?」とか思っちゃう。
15.5話「当然」★★☆☆☆
今後も定期的に出てくる休載のお知らせマンガ。
ちゃんとネタに昇華してて偉いと個人的には思う。
■3巻収録
16話「極楽」★★★★☆
湯治回。おっさん達で温泉に来て心ゆくまで楽しむ姿に感情移入出来る回。
湯上がり御膳が美味そうだが、今この値段じゃ食べられなさそうだな~と切なく思う。
17話「首脳」★★★☆☆
脳内大槻のグルメ首脳会談が初登場。ミッシュマッシュってどんな味なんだろうか。
どうでもいいが、「本体大槻」ってこの時しか出てなくない?
18話「秋魚」★★★★☆
いい飲食店の解像度が高くてグッと来る。油淋鶏風のからあげ美味そうだなあ。
店を出てからのやりとりが面白くて満足度が高い。
19話「混沌」★★☆☆☆
名古屋回。面白くないわけではないんだが、なんかこの回だけエッセイ漫画の
文法で描かれていて、ハンチョウという作品から浮いている気がする。
大槻と宮本が漫画家と編集者に見えてしまう。
20話「賜物」★★★☆☆
ミキサー回。給食に言及する初めての回。レンコンの味噌汁美味そう。
「消費者の苦手意識を消す」という具体的な戦術に、大槻の商才が垣間見えて興奮する。
21話「六帖」★★★★☆
木村さんの家エピソード初回。狭い部屋に集まる独特のワクワク感があって好き。
伏線というほどではないが、沼川が猫好きなのここで出てたんだなあ。
22話「明日」★★★☆☆
木村さん家の続き。何が起きるわけでもないが、男同士で徹夜で遊んだあとの
あのなんともいえないマッタリ感が存分に表現されていて、非常に感情移入出来る。
こういう普通はネタにしないような微妙なニュアンスの拾い方が本作の凄みだと思う。
23話「年越」★★★☆☆
柳内さん初登場回。なんでわざわざ「ゆく年くる年」やるんだよって毎回笑ってしまう。
急転直下のオチが好き。
■4巻収録
24話「武器」★★★☆☆
牡蠣食べ回。オイスターバー行ったことないんだよなあ。牡蠣好きだけど飽きないかな?
ノロ経験ないんだけど、絶対なりたくないからもう生では食べない気がする。
オチもへったくれもない豪快なラストが良い。
25話「流浪」★★★☆☆
喧騒に疲れて散歩する回。後半の喫茶店のシークエンスがなんか無性に好き。
リラックスした状況で寝落ち繰り返すのっていいよね……。
後半のクズどもを思い出すシーン、改めて大槻がマトモな倫理観のない、細い金に取り付く
蛭のような男であることが露悪的に描かれてて、このバランス感覚にも痺れる。
26話「高低」★★★☆☆
飲食店のハードル上げ下げの話。日高屋そういや入ったことないかも知れない。
ちゃんとした店の親子丼、ホッントに美味いんだよな。
27話「黙言」★★★☆☆
物言わぬ経営コンサルタント回。天丼にプティングは……まあ……ギリ許せる範囲か。
どうでもいいが新宿駅西口にあった天丼屋好きだったなあ。無くなったけど。
28話「就寝」★★★★★
キャンプ前で寝付けない回。「寝付けない」という状況の解像度が異常に高く繊細に
描かれていてとても好きな回。ワケの分からんこと考えてたところから目が覚めるシーン、
めちゃくちゃ感情移入出来る。「今、寝れそうだったのに!」っていうあの悔しさ。
29話「実無」★★★☆☆
ファミレス回。あんまファミレスに長居した経験がないが、なんとなくわかる感じ。
夜中に深い話始まる感じとか、夜明けのスクーターの音とか生々しくて好き。
もうそもそも体力的に徹夜が出来ないので、こういうシチュエーションが眩しい。
30話「決算」★★★☆☆
カラオケ決算回。数字の見落としから流れが激変する感じ、読んでて気持ちがいい。
石和のロージア大好き。
31話「屑落」★★★☆☆
「友達越しの友達」っているなあ、というのは非常に感情移入出来るし、
疎遠な人と関係性を取り戻す流れは暖かくて良い。
現実でこういうことはなかなかないけども。
■5巻収録
32話「汁浸」★★☆☆☆
キャベツディップ回。オッサンのスネ方が生々しい。
「大槻+石和がイジって沼川がスネた」と記憶していたが、読み返すと石和単独犯だこれ。
ボツになった石和轢かれオチのほうが好きかも知れない。
33話「宮誕」★★★☆☆
宮本さん宅飲み回。このあたりから特段のフックとかギミック無しの
おっさん達が楽しむだけエピソードが増えてきて良い。
34話「時駆」★★☆☆☆
ループ回。ここにきて急に突拍子も無いアレンジ!
単体のエピソードとしてはちゃんと面白いけど、ハンチョウに変化球は
あんまり求めてないなって気持ちに気付かされる。
35話「美夢」★★☆☆☆
ループ編終わり。きれいなオチのようでやることが「クズからペリカ巻き上げ」なのが
本作らしいバランス感覚だよなあと思った。
36話「糠川」★★★☆☆
石和が「ぬか川でしたね」と語るとこだけ唐突にバキみたいなインタビュー形式なのが
毎回ちょっと笑ってしまう。
37話「成熟」★★☆☆☆
糠エピソード続き。黒崎様登場。チンチロ編あたりだと黒崎様は利根川の後任でも
違和感ないくらいのキレキレの大物なんだよな……と切ない気分になる。
38話「都内」★★☆☆☆
爆弾テロ回。5巻はなんか変化球だらけで、色々試行錯誤してたんだなあって印象がある。
見開きの電車移動は毎回ちょっと笑ってしまう。
39話「戦場」★★★☆☆
「カメラを止めるな!」回。俺はネタバレどころか「ネタバレ厳禁」という情報すら
知らずに「イマイチなホラー映画」として観れたんでとても楽しかった記憶がある。
■6巻収録
40話「賛歌」★★★★☆
マンガ語り回。主人公が変わっていくマンガの例で「がんばれ元気」と「メジャー」が
出てきて一瞬戸惑ったが、主人公の「世代」が変わっていくという意味か。
他班の班長が強キャラみたいに現れるとこ大好き。「銀と金」オチも良い。
41話「恋話」★★☆☆☆
恋バナ回。連続で読むと前話がフリになった天丼が楽しめる。
ふと思ったけど、本作の登場人物、恋愛はともかく「性欲」は完全に無いもの扱いだよなー。
1日外出で風俗行かれても困るからいいんだけど。
42話「指名」★★★☆☆
ブルボンドラフト回。わざわざ地上でやらなくて良くね? という気もするが
でも地上だからこそパーティ感が出るのか。
「ブルボンからお金をもらっていない」ことが単行本派にしか伝わらないので、
今でも「PRマンガっぽくなって冷めた」って叩いてる人をたまに見かける。
43話「巻貝」★★☆☆☆
石和豪運アンモ回。取り立てて言うことがないやつ。
石和好きだけどメインに立たれると微妙かも知れない。
「運」に総量がある、という考え方は願望に過ぎないと個人的には思う。
44話「暴徒」★★★☆☆
コンビニ大槻による脳内制圧回。見開き見るたびに「ドカ食いにしたってこの量を
一気は無茶だよ!」ってなる。俺が3~4人居ないと一回で食べきれないだろうなあ。
45話「旨酒」★★★★☆
昼間っから飲み続けるだけの回。「平日昼間にほろ酔い」の多幸感がとても良い。
それを下支えする、店から外に出た瞬間の「平日昼間」感の描写が素晴らしい。
46話「車旅」★★★★☆
信州一泊二日旅回。1.5日外出がアリという拡張ルールを丁寧に説明してて好感が持てる。
早朝から動き出す男旅行の高揚感がバリバリ伝わってきて気持ちがいい。
「旅行先で車酔い」はメッチャ経験あるなあ……。
47話「濃密」★★★☆☆
信州旅続きのサービスエリア~善光寺エピソード。
「大人になるとメロンパンを食べるタイミングを逸する」という話が出てくるが、
オッサンになると「カロリーがエグ過ぎて食べようと思わない」食い物になるよな。
急転直下のオチがダラダラしてなくて好き。
■7巻収録
48話「美汗」★★★☆☆
運動公園でバスケ回。大槻がパワーフォワードなのなんかいいな。
高校生たちとの試合の高揚感と、点数表の後ろに佇む宮本さんも良い。
49話「夢遊」★☆☆☆☆
悪名高き幽体離脱回。唐突な導入に突拍子もない展開で感情が追いつかないし、
「どうせ夢だから好き勝手やろう」でやることが、なんかそこまで
非現実的な欲望というわけでもなく、最後のSFオチもなんかしっくりこなくて
終始「なんだこの回……?」って気持ちにさせられる。
50話「救世」★★★★☆
柳内さん給食回。飯屋にしてメシア、というベッタベタの駄洒落が愛おしい。
ラストの鶏そぼろ茶漬けが美味そうで毎回食べたくなる。お茶漬け好きなんよね。
51話「鼻歌」★★★☆☆
曲が思い出せない回。沼川の歌うシーンのシュールさで十分間が持つの凄いなって思う。
当時「ハンチョウ鼻歌」としてちょっと話題になってたそうだ。
2026年現在もまだQR先の動画も活きている。Mando Diao「The Band」、いい歌だな。
52話「鍛上」★★☆☆☆
筋トレブーム回。面白いは面白いんだが、なんとなく再読時読み飛ばしちゃうな。
ただ舌の合う彼も筋肥大してるのは笑ってしまう。次の話から全くなかったことになるのが
正しいギャグ漫画時空という感じがして良い。
53話「観覧」★★★★☆
国立科学博物館案内回。牧田さん初登場だろうか。
牧田さんが出てくると、良くも悪くも総じて話がウェットになる印象。
これを読んでちょっと科博行ってみたいなって思ったりもしたが、上野に行く機会って
地味に全然ないんだよな……。東北新幹線で通過することしかない。
54話「紳士」★★★☆☆
格安ビジネスホテルから宿がグレードアップする回。
まあまあいいホテルで食べる朝食ビュッフェ、マジでいいよな……!
「借金をカタに地下にぶちこまれた地下労働者であることは……!」という
容赦ないナレーション大好き。途中からフォントが変わるのも好き。
55話「服買」★★☆☆☆
洋服購入話。身だしなみ全然気にしないで生きてきたせいで、
衣類購入については「あるあるネタ」すらピンとこないぜ。これは俺が悪い。
ラストの雰囲気の出し方と緩急はさすがだなと思わされる。
■8巻収録
56話「九州」★★☆☆☆
九州交流会話。「高校の修学旅行で長崎・福岡に行った」以外全く接点のないエリアだ。
そういえば社会人一年目のとき、同期が福岡人で「~やけ」って語尾にビビった記憶がある。
「S県」みたいにボカすのかと思ったら、いきなり名指しで序列を語り始めて笑う。
57話「父飯」★★★☆☆
大槻の親父が作ってくれた焼きうどんのエピソード。
「大槻の小さい頃」ビジョンたまに出てくるけど、サザエさん的昭和観だよな。
料理を再現しつつ父の内面を追うシンプルにいい話で、だからこそ「いい話」に
なりすぎないオチにしているのが丁寧なバランス。
「ワシの分まで!? いいの?」「いや……そりゃそうでしょ」というやりとり、なんか好き。
58話「主従」★★★★☆
ヘトヘト激萎え状態で飛び込んだ安焼肉屋のエピソード。焼肉屋の良さを描ききっている。
デザートにユッケはおかしいだろ! って毎回思うが、まあ好き好きか。
ナレーションの「ジュウジュウ……!」のしょうもなさも許せてしまう。
59話「歩旅」★★★★★
旧東海道歩き旅。俺個人の思い出補正なんだけど、神田~日本橋や日本橋~銀座、
品川~川崎、川崎~横浜だったりは、仕事や趣味で相当歩き回っているエリアで、
だからこそどのページでも「ここ大槻達も歩いたんだ」という気持ちにさせられる。
15号線沿い歩くと、大田区とか鶴見区の景色がクソつまんないのも凄く共感出来る。
俺だったら品川~川崎間ですらヘロヘロになるから、横浜でも十分大したもんだ。
餃子屋ラストの多幸感も良い。
60話「良犬」★★★☆☆
犬と戯れる回。あとあと猫エピソードも出てくるんだけど、大槻のこの
動物の扱いに長けてる感じは一体なんなんだ。
61話「甘話」★★☆☆☆
待機時間に甘いものの話をする回。モンブランとレーズンサンドそこまで
好きじゃないせいか、なんかフワッと乗れなかった。
オチであるあんみつ・きんつばもあんまり。個人的嗜好の話でしかないが。
62話「好吃」★★★★☆
大中華喰台祭。編集部も違うのに、よくここまで丁寧なバキパロを……。
ギャグめかされてるが、アメリカ大槻さん分裂するのちょっと怖いよな。
「これしかない」というスパッとしたオチに唸らされる。
63話「静夜」★★★☆☆
宮本さんに彼女が出来たが……回。女絡みでテンション落ちてるやつを励ますの、
めんどくせえよなー! という共感がある。
■9巻収録
64話「釣果」★★★★☆
海釣り回。海釣りの非日常的な高揚感と、石和の新しい一面という感じで楽しい。
土鍋ご飯と南蛮漬けが超美味そう。ひっそり2次会オチがなんか得も言われぬ満足感を産む。
65話「三畳」★★★☆☆
班長用個室回。毎回見てて思うが、地下の空調とか電気とかどうなってんだろう。
どう考えたって空気清浄機でどうこうできる環境ではない気がするが……。
狭い空間を秘密基地にしたい願望は死ぬほど分かるから楽しい。
小型1ドア冷蔵庫、社会人三年目くらいまで会社の寮で持ってたなあ。
66話「上京」★★★☆☆
沼川の友人との外出回。俺も思えば20年以上東京近隣に住んでいるので、「東京慣れ」感を
気付かぬうちに出してるかも知れないと思うと、ちょっとゾッとする一面がある。
そういえば、10年以上前だけど、飲み会帰りに声をかけてくる路上販売をスルーして
東北の友人から引かれたことあったなあ……うわ、怖い。
67話「鉄人」★★★☆☆
柳内さん給食担当を離れる回。ずっと柳内さんだと話が転がらないからやむを得ないだろう。
無表情・無感情ながら、実は柳内さんも自分のオススメの店を喜ぶ大槻たちに
内心テンション上がってるんじゃないかと想像すると楽しいものがある。
俺は全く自炊しないから「クズには出来ぬひと手間」が絶対出来ない。じゃあクズなのでは?
68話「戦隊」★☆☆☆☆
個人的に「戦隊」にまったく感情が動かない……。なので常に読み飛ばす話になっている。
思えば子供の頃から振り返っても、戦隊ものに惹かれた時期がないんだな俺。
69話「起点」★★☆☆☆
お花見キャンプ回。国士テンパイ時のやりとりが楽しい。
個人としてお花見経験メチャクチャ少ないのであんまり感情移入は出来ないが。
70話「一会」★☆☆☆☆
一期一会の飲み会エピソード。コレもなんか、あんまり惹かれないのは
俺が初対面の人とのコミュニケーションに喜びを感じた経験がないからか。
71話「未食」★★★☆☆
どじょう鍋回。地味に黒木くんが背景に居るのが笑う。
食べたことのないものを食べることへのハードル高いのもあるあるで楽しい。
どじょう鍋食べたことないから味のイメージが全く沸かないのがネック。
というか、正直「そんなに美味そうに見えない」感がある。一回食べてみるかなあ。
■10巻収録
72話「日記」★★☆☆☆
ミクシィ消し回。前フリである大槻・宮本のミクシィ日記のほうが面白い。
俺は「過去ネット上で書いた文章」が山程残ってるタイプなんですが、読んでもあんま
羞恥を感じないというか、今書いてるコレと大差無いんだよな。
現在進行系でイタい文章書いてる。
73話「自粛」★★☆☆☆
コロナエピソード。当時の「先が見えない」深刻さを思い出すな……。
当時タイムリーだったからこそ、月日が経つほどに「浮いた」エピソードになっていくのだろう。
十年後とかに読まれたら「急に何この話?」ってなるんだろうな。
74話「自炊」★★★★☆
債務者達による料理バトル回。ちゃんと料理バトルとしてフリオチが効いてて面白い。
全然フィーチャーされないD班の和風麻婆豆腐のくだりで毎回ちょっと笑ってしまう。
75話「灼熱」★★★☆☆
猛暑回。エアコンが壊れて猛暑に苦しんだ経験があるのでグッと来るのだが、
「水(ホイミ)を飲まずにかき氷(ベホマ)」のくだり、あんま共感出来ないんだよな。
なんだろ、水とかき氷では回復するポイントが違うっつーか……。
76話「一惚」★★★☆☆
宮本さん車買って浮かれ回。夜の首都高でジャミロクワイはいいだろうな~。
こないだ数十年ぶりに車買った友達の助手席でドライブしたから、なんか個人的には
タイムリーに感じられて好きな話ではある。
77話「食叫」★★★★☆
リコッタパンケーキ回。なんでアメリカ大槻さんあんなにハードボイルドなんだ。
しかしパンケーキ美味そうで一回食べてみたいなと思わされる。
嫌いなわけじゃないが「女子が食べそうなメシ」、全然食べたことないんだよな。
78話「雨宿」★★★☆☆
バーベキューで雨に降られる話。宮本さんが石和に「はは、ねーよバカ」というとこ、
毎回ちょっと「いくらなんでも石和に気安すぎね?」って引っかかる。
部屋に引きこもってる日に雨が降ると、自分の判断を肯定されたような気分になるよね。
79話「遊園」★★☆☆☆
ねりまえん回。ちゃんと絶叫系に全部乗せられてる宮本さんが面白い。
ただ総じてこう……フワッとした回だなと。
80話「婚話」★★☆☆☆
木村さんコーディネート回。俺は45歳にして大槻とほぼ同じ考えなんで一生未婚である。
前も書いた通り、牧田さんが出てくると、なんかジワッと湿った空気になるよな。
■11巻収録
81話「矮小」★★★☆☆
地下プラネタリウム回。「大槻渾身のエモナレ」のくだり毎回笑ってしまう。
ただこの回、地下住民の悲劇性・凄惨さがギャグで誤魔化しきれなくて、
「自分の人生ではもう星空を二度と見ることは出来ないと諦めていた者も少なくない」
というナレーションが(自業自得のクズ共だったとしても)エゲつない話過ぎる……。
大槻たちは平気でホイホイ地上に出ているから尚更。オチがまたひどい。
82話「糖制」★★★☆☆
糖質オフ宮本さん話。大槻が誰かを丸め込んだり説教したりする話は大抵面白い。
年齢とか人生経験は大槻のほうが上なんだろうし、うっすらナメてる関係性なんだよな。
完全糖質オフはしないまでも、たまに晩飯から抜くくらいはしないとなあ……と思わされる。
83話「兄弟」★★☆☆☆
沼川弟初登場。今更こんなツッコミもアレだけど、地下労働者が親族と接点を持つのって
帝愛からしたらメチャクチャリスキーなんじゃなかろうか。
それを言い出すと「一日外出」を許可するシステム自体が相当にヤバイんだけども。
84話「品券」★★★★☆
銀座のデパートで豪遊回。デパ地下の高い惣菜めっちゃ美味いんだよな……。
というのは分かるんだが、相変わらず大槻買いすぎ&食いすぎだ。
あまりの美味しさに思わず「フフ……!」って笑っちゃうシーン大好き。
85話「雀鬼」★★★★☆
酔っ払い班長麻雀回。福本ナレーションと麻雀ギャグがハマりすぎている。
「怪物 岩田の無法の荒業」のとこクソ面白くてやっぱ笑っちゃう。
冷静に考えると、北一枚押し付けたのがトスになっちゃうのメチャクチャ運悪いよな。
86話「燻者」★★★☆☆
燻ぶりキャンパー回。毎回1コマ目で「なにやってんだよw」って笑ってしまう。
この巻は宮本さんイジリが活発化しているなあ。キャンパーに限らず
「やってみたいと思ってるんだよね」的な燻ぶり趣味は多いよな。
87話「鮪頭」★★★★★
公園でマグロの頭を焼く回。ショップでスルーした焚き火台をネットで買っちゃう心理は
なんとなく分かる。「マグロの頭を調理する」という非日常的な行為の感じと、
ダラダラ雑談で過ごすユルさのバランスで絶妙で、なんかスゲー好きな話。
宮本さんの口から利根川の名前が出るの、地味に重要なポイントな気がする。
マグロほじくって食べるの楽しそうだし美味そうだよなあ。
88話「移転」★★★★☆
木村さん引っ越し回。みんなで過ごす部屋の環境が改善されるという高揚感がある。
部屋の荷解きを快く引き受けるシーンなんか好きだな。大槻のこういう性格は凄く
繊細に描写されてて「自分にメリットがあること」を確認してからじゃないと、
決して快くは引き受けないんだよな。ただの「気の良いオッサン」ではない。
■12巻収録
89話「寄生」★★★★☆
宮本宅での一人時間回。大槻の自宅一人エピソードを描くにはこれしかない導入だ。
内心で宮本さんのことを「あいつ」呼ばわりしてるのがとても良い。
しかし、紙の本を風呂場に持ち込まれたら俺だったらキレてしまいそうだ。
「晩酌しつつラジオ流しながら雀魂」は、独身中年の休日の過ごし方として正解過ぎる。
90話「決闘」★★☆☆☆
カードゲーム回。なんか、何がどうってわけでもないが、なんとなく再読時に
読み飛ばしてしまう。戦隊もの同様に、カードに心惹かれた経験がないせいかも知れない。
石和の空気の読めない笑いのシーンは好き。
91話「智歯」★★★☆☆
石和の親知らず回。「一日外出が出来ない人らが病気や怪我をしたらマジで悲惨」というの、
ギャグ時空ながらも地下労働者のおぞましい実態ではある。
そのうえで冷静に考えると、地下労働者が健康保険入ってるのワケわかんねえな……!
92話「主役」★★★☆☆
パフェ回。俺はパフェ、食べたこと無いし食べようとしたこともないかも知れない。
これ読むと、一回くらい食べてもいいかなあと思わされる。
俺なんか、アイスとフルーツ組み合わせるの苦手な感覚があるんだよな。
93話「裏技」★★☆☆☆
沼川弟&PS2(作中ではGS2)回。俺はちょうど大学生のころがPS2全盛期だったんだけど、
人生で一番ゲームしなかった時期で、ほぼ(エロ)DVD再生機になってた。
オチのしょうもなさは好き。
94話「寝巻」★★★☆☆
ロッジ泊回。えらいことが巻き起こってるが、割と思うことがあんまりない回。
しかし監視の人ら大変だろうな……。
95話「切符」★★☆☆☆
高野山回。警察官とゴネゴネ揉めるの、運転あるあるなんだろうな……。
こういう「引きずる」経験は誰しもあるので共感性は非常に高いエピソードだが、
自分のことを色々考えてしまうので再読のときは確実に読み飛ばす話でもある。
「ハンチョウvs.イチジョウ」★★★☆☆
店員側が一条である必要性はあんま無いけど、手堅くまとまった短編。
■13巻収録
96話「怪談」★★★☆☆
怪談回。「ちゃんとオチがつく怪談あんまり怖くない」は昔から思ってたなー。
昔の2ch時代の「うひゃひゃ」みたいのは割と好きだったな。
97話「不味」★★★☆☆
元パチプロの川井さんが無気力になる話。
面白く引っ張ってスパッと落とす構成は好きなんだけど、この話はオチがめっちゃ弱い。
98話「飯供」★★★★☆
ご飯のお供選手権。
こういう回になると「美味しんぼ」の「よくぞ日本人に生まれけり」を思い出す。
ルイベ漬け食べたことないんだよな……。一回食べてみたい。絶対美味いだろあんなん。
99話「昔話」★★★☆☆
昔の「今じゃ考えられない話」。オッサンになるほど共感できるテーマ。
大槻達、地下のオッサン達が昔を語る感じの妙なリアルさが良い。
つい20年前まで芸能人がバラエティ番組で万引き自慢とかしてたんだよなあ、とか
昔はいたるところがタバコ臭かったよなあ、とか色々思い出してしまう。
100話「打場」★★★☆☆
ゴルフ打ちっぱなし回。超適当なゴルフ用語トークが愉快。
教え魔おじさんはゲーム実況とかにもワラワラ湧くので、気をつけないとなと思わされる。
101話「勝確」★★★★☆
「厄介な大仕事を思いのほか早く片付けた時」を「勝ち確の日」とする話。
滅多にないことだが、この「勝利」感は確かに身に覚えがあるし、それを「現実や社会に
打ち勝ったときの幸せ」という定義も非常に妥当で納得いく。
102話「御田」★★★☆☆
牧田親子との屋台回。ただの粋な計らいではなく「タダでおでんと酒にありつけるかな」と
理由付けしているのが細かいなあと。この「大槻をいい人に描かない」という点は
かなり慎重にチューニングされていると思う。
103話「婚沼」★★★☆☆
婚活の沼にハマる木村さんの話。自分でやったことないのにこんなこと言うのもなんですが、
婚活の体験談聞くと、ホントにロクでもねえな! って気持ちになるんだよな……。
幼稚な考えかも知れないけど、個人的には結婚って「目的」にするもんじゃねえよな、と。
特別編「主人」★★★☆☆
雀魂エピソード。電車内で音出しちゃうのメチャクチャ恥ずかしいの分かる。
雀魂、たまに思い出したように遊んじゃうけど、やっぱ麻雀難しいよなあ。
■14巻収録
104話「漫道」★★☆☆☆
D班 班長の瀬戸内とのマンガ制作話。マンガ制作の過程やノウハウそのものをネタにする
「マンガ家漫画」としてのエピソード。ちゃんと完成度高いと思うのだが、やはりそもそも
ハンチョウでこの話を読みたいかと言われるとかなり微妙なライン。
あと瀬戸内さん、気弱な割に我が強いという生々しい「クリエイターのめんどくささ」があって
あんまり応援したくならないんだよな……。
105話「持込」★★★☆☆
前話の続き。初めての編集部でワクワクする感じが伝わってくるのがいい。
「行けると思った作品が通じない悔しさ」、なんだか懐かしく感じるな……。
10年以上前に商業連載をしたことがあるんですが、編集部ってメチャクチャ
居心地悪いという記憶が強くある。毎週行くのしんどかったなあ。
106話「絵心」★★★☆☆
大槻が絵を描き始める話。オッサンになると「上達」がホント貴重になるよな。
そして脳汁が出てるときに、圧倒的に上手い他人を見て冷水ぶっかけられる感じも
実にリアルで感情移入させられてしまう。
107話「突込」★★☆☆☆
全ツッコミマン高越が落ちてくる話。そこまで嫌いな訳ではないんだが、
一話でお腹いっぱいなゲストキャラではある。
108話「独働」★★☆☆☆
沼川回顧ツアー。実在の牛丼屋に似せないよう徹底された外観デザインに笑ってしまう。
店員が可哀想過ぎてシンプルに後味が悪いよ!
109話「怖観」★★★☆☆
ホラー映画鑑賞会。ホラー映画全然見ないせいか、あんまり思うことが無いな……。
創作物より、未解決事件のウィキペディアとかのほうが怖い。
110話「靴道」★★☆☆☆
ファッション系債務者佐藤の話。こちらもあんまり思うこと無い。
靴にこだわったこと、靴でテンションが上がったことが人生で一回も無いからなあ……。
最終的に革靴履くのもやめてニューバランスのスニーカーで出勤しているぜ。
111話「喫茶」★★★★☆
大槻行きつけ認定喫茶話。思えば近年、喫茶店でまったりすること自体が減った気がする。
ちょっぴりウェットな終わり方が良い。
111.5話「爆騰」★★☆☆☆
休載のお知らせ。
■15巻収録
112話「瓜男」★★★★☆
家無しスイカおじさん回。前半しんどそうだからこそ、牧田さんとダラダラする後半に
なんともいえないカタルシスがある。
113話「巨父」★★★☆☆
大槻イマジナリー息子の話。「哀れむことはない……!」と強めに釘を差すナレーションで
毎回笑ってしまう。入眠用のマイワールドは俺もあるなあ。
114話「屑連」★★☆☆☆
債務者ドラフト回。「組織において現場の人間が集めたデータ……意思……意見などが……」
「あの会議……あの苦労……あの時間はなんだったんだと思うほど……」
「上の人間によって……あっさり無下にされること……!」というナレーションがとても良い。
会社組織で仕事してると、本当にあるからなーコレ。
115話「漫悩」★★☆☆☆
瀬戸内さんマンガ道続き。本当に漫画家と編集者のエピソードならいいんだけど、
地下労働者同士でなにやってんだ感が常につきまとうな……!
あと持ち込み回でも思ったけど、瀬戸内さんの一日外出費用は誰が持ってるんだろう。
116話「遊浸」★★★☆☆
スレスピ回。元ネタのスレスパは、トロコンまでしたくらい大好きなゲームなので、
当然ガッツリ感情移入出来るが、あんまり「スレスパあるある」に踏み込むと、知らない人が
全く面白くない偏った構成になるからか、割と薄めのエピソードに留まってる感じもする。
117話「滑滑」★★★☆☆
大槻散髪エピソード。俺はある時期から無駄に美容院行く習慣がついてしまって、
未だにそれ続けてるんだけど、さすがにそろそろ近所の理容室とかでいいんじゃないかって
気がしてきている。顔剃りなんて何十年もしてもらってないかも知れないなー。
唐突に「円」とか言い出す怒涛の後半がすごいガチャガチャしてる気がする。
118話「岩男」★★★☆☆
人面岩エピソード。
「よすがだった……」あたりのナレーション、福本作品っぽい叙情があって好き。
爆破の天丼、やっぱり笑ってしまう。
119話「添物」★★★☆☆
ハンバーグの付け合せが芋だらけの回。物言わぬコンサルとかやるだけあって、
直接苦言は絶対やりたくないという拘りがあるのは大槻の好ましいところである。
しかし三連芋、俺だったら何も気にせずパクパク食い切ってそうな気もする。
特別編「良休」★★★☆☆
船の上でおやつを食べる短編。少ないページ数なのにキチッとまとまってる。
完全に個人の嗜好だけど「甘酒・茎わかめ・きなこ味のチョコ」というラインナップ、
どれも全然好きじゃないんだよな(食わず嫌いかも知れない)。
トネガワ特別編 ★★★★☆
「ただただ……ぼう……!」という仕事モードだった脳を落ち着ける時間ってなんかいなあ。
しかし休憩30分はタイトだな……。やっぱなんだかんだ一時間は休みたい。
■16巻収録
120話「職質」★★★★☆
おじさんが怪しまれないためには……回。俺も40過ぎて独り歩き散々してきて、
「怪しくないですよ顔」をしている自分に気付かされることが多々ある。
ただの真顔であっても高圧的に見えてしまったりもするから、必要以上に笑顔を
意識するようにもなった。悲しいことのようだが、意外とそれを悪く思っていない自分もいる。
このエピソード見てからカルディをちょっと意識するようになったのだが、
未だに買い物したことはない。なんかいつも混んでんだよな。
121話「作置」★★★☆☆
料理作り置き&菅さん初登場回。俺は自炊しないので、アドリブで料理をすることも、
タッパーに作り置きを詰めることも、キッチンで酒を飲むことも、全く経験が無いのだが、
それでもキッチンドランク後に外出するのがダルいのは分かる。
菅さんは今どきの読者には嫌われそうなキャラ造形かも知れないが、感じ悪く見えつつ
底もアッサリ見えているので、そこまでイヤな新キャラではないなあ。
122話「炎腹」★★★☆☆
激辛回。この作品の雰囲気を思うと、2~3巻で出てきてもおかしくなさそうなエピソード。
どう見ても鬼金棒モデルのラーメン屋で笑う。神田の鬼金棒たまに行くんだけど、
辛いの苦手なのでカラもシビも最小限にしているぜ。
123話「無垢」★★★☆☆
真面目なことなど一つもいいたくない大槻の回。石和がまったく違和感を抱いていないのが笑う。
でも確かに、時折狂ったようなことしないと正気が保てないことあるよな、大人になると。
放出量を見誤ると「40過ぎた独身男性は狂う」とか囁かれることになるのだが。
124話「歩花」★★★☆☆
お花見回。ここで菅さんが「若者代表」となってジェネレーションギャップのネタが
出来るようになった。宮本さんと牧田さんのそれぞれの価値観・人生観が垣間見えるのが良い。
125話「籠球」★★★☆☆
バスケ回。地味に「THE FIRST SLAM DUNK」見てないんだよな。
「初心者を沼に引き込みたい」ときの高揚感と慎重さが出てて楽しい。
126話「石沼」★★★★☆
石和・沼川の二人外出回。二人きりが気まずいわけじゃないけど、なんか受動的な人と
サシで行動するのキツいよな~。まあ俺が受動的だからそう思うんだろうが。
沼川のイマジナリー班長のシーンがメッチャ面白かったので満足度が高い。
127話「人知」★★☆☆☆
忘れたころに瀬戸内さんマンガ道、そして生成AI作成回。
一回やってみた飛び道具、といった様相。クリエイティブと生成AIについては
色々と思うところがあるのだが、荒れるテーマなので迂闊にコメントできないぜ。
■17巻収録
128話「古参」★★★☆☆
大槻が推し俳優に遭遇するエピソード。非常に共感性が高い素敵なエピソード。
言うことがあまりないくらいいい話。石和の無神経さが際立つ。
129話「好物」★★★★☆
チキンカツ回。俺も高校生の学食でハマって以来、チキンカツ大好きなので強く共感した。
ぶっちゃけ唐揚げより好きだし、トンカツと別ジャンルとして好きである。
食べられる店が少ないんだよな。気軽に食べようとするとセブンのサンドイッチになる。
そして、チキンカツの梅しそ巻きは俺的にはナシかなー。食ってみないと分からんけど。
130話「追跡」★★★★☆
酔って意識をなくす大槻回。明確に「黒服の監視を外れた」描写は初めてではなかろうか。
これまで悪印象の多かった菅さんの好感度がちょっと上がるという意味でも好きな話。
そういや酔って記憶なくしたことはほとんどないなー。その前に気持ち悪くなっちゃうタイプ。
131話「閉扉」★★★★★
木村さんトイレ閉じ込められ回。閉じ込められた瞬間は苦笑いとか、うたた寝して
時間感覚を失う恐怖とか異様に生々しくて、ワンシチュエーションホラーの趣がある。
これを読んでから、トイレには必ずスマホを持ち込むようになった。
俺が自宅でこの状態になったら絶対に死ぬ自信がある(誰も助けに来ないから)。
132話「背伸」★★★★☆
牧田さんの子どもと大槻の話。「菊次郎の夏」的な温かい笑いで好ましい。
無責任だからこそ子供からは「一味違う大人」に見えるという錯誤。
実際は「大人になりきれてないだけ」だったりするわけだが……。
133話「素揚」★★★★☆
揚げナス回。「揚げナスの美味さに気付いて眠れなくなる夜」という導入の剛腕さに痺れるし、
「揚げナス」ひとつをテーマにエピソードを仕立てる作者の創作力も感じられる。
確かに、たまにスーパーでパックのやつ(あれは揚げびたしだけど)買って食べると
美味さにビビる時あるんだよな。
134話「連鎖」★★★☆☆
電車で非常識な人に出くわす回。毎日、電車で通勤していると「犯罪者ってワケではないけど、
ビックリするくらい非常識な人」って結構居るんだよな……。
そして他人から受けた「負のバトン」は仕事しているともう日々感じるものであり共感性も高い。
体に残る負を善行で打ち消すというのも心情的には良く分かる話ではあるが、
この話もオチがもうメチャクチャひどくて笑ってしまう。
1日休日録ミヤモト ★★★☆☆
この話は「ダラダラ過ごす休日の罪悪感」がテーマだと思う。
一日を一生に置き換える的なやつ、俺も時折考えるけど「置き換えたところで何なんだよ」
って気持ちに最終的にはなることが多い。
「明日死ぬと思って生きなさい」的な仮定って、ぶっちゃけあんま意味ねえんだよな。
■18巻収録
135話「真剣」★★★☆☆
名物女将のいる中華料理屋。真剣佑オチのおかげで後味がいいが、
飲食店で店員さんにウダウダ言う奴、現実だとメッチャ苦手。
136話「猫沼」★★★★☆
猫カフェ回。沼川がドMなの非常に納得がいくが、都内有数のネコロードを
大槻もなんで把握してるんだ。ネコカフェ行ってみたいと思いつつ、一度も行ったことない。
オッサン一人で入るのはそれなりのハードルがある。
137話「未明」★★★★☆
大槻の朝活回。冒頭の夜中に目が覚める描写が細やかでとてもいい。
「謎のキチンと寝た感」は俺も身に覚えがあるな……。
モーニングを食べて店を出たコマの「夜明け」感が素晴らしい。
138話「各飲」★★★☆☆
ガラパゴス宅飲み回。こういう状況を経験したことがないから正直ピンとこないな……。
まあそもそも「家に友達と三人以上で集まる」というシチュエーションがもう
ここ十五年くらい無いというせいもあるが。羨ましいような、そうでもないような。
139話「櫂爺」★★☆☆☆
サンタっぽい多重債務者が降りてくる回。
非常に意味深長な言葉を残して消える寺田に、不思議な後味が残る。
140話「沼棒」★★☆☆☆
大掃除回。地上に出た時と違ってちゃんと仕事モードの宮本さんが見れる。
141話「帰路」★★★★☆
川越日帰り旅行の帰り回。旅行そのものより、行く前や帰りのほうがネタに
しやすいのかも知れない。美味そうだが「ラーメン・餃子・チャーハン」を
三種組み合わせて食べたことほとんど無いなー俺。少食というか、
「麺と米」の組み合わせが苦手なのかも知れない。
142話「結弦」★★★☆☆
菅さんの実家に泊まる回。菅を叱る宮本さんの横で気まずそうな大槻がなんか面白い。
キャラとしてだいぶ掘り下げられてきたけど、まだ異物感があるなーガースー。
■19巻収録
143話「監視」★★★☆☆
二重監視される宮本さん回。ナレーションからも「放蕩黒服」呼ばわりで笑う。
144話「幸返」★★★☆☆
木村さんの優しさにつけ込んでいるのではないか回。
大槻のある種の割り切りというか達観ぶりが光る。
145話「蛸焼」★★★★☆
たこ焼き回。大阪の本場の人ほど「チェーン店の『外カリ中トロ』は違う」って言うよな。
個人的には、「外カリ中トロ」も「ペチャうまたこ焼き」もあんま食べたことないので、
たこ焼きの良し悪しがあんま分かってない。たこ焼きで飲むの楽しそうだとは思う。
146話「時生」★★☆☆☆
イマジナリー同窓立食パーティ回。イマジナリー子育てにはそこまで思わなかったが、
子育てした人数や名前を記憶してるのは怖くない……?
SFホラー的オチがちょっと急ハンドル過ぎて困惑する。
147話「粉炒」★★★☆☆
パン粉炒め回。ハマったものを急激に食べきって一気に飽きるの分かるわ~。
食べたことないので味のイメージが全然沸かないというか、絵的にそこまで
美味しくなさそうなんだよなパン粉炒め。
148話「漢気」★★★☆☆
回転寿司屋で漢気ジャンケン回。実はこれを読むまで「勝った人が奢る」という
ルールを知らなかった。俺は回転寿司だと、結構石和に近い頼み方かも知れない。
開幕フライドポテト頼むもんな……。
149話「輸送」★★★☆☆
輸送中に目が覚めてしまう話。すごいカッコいいこと言うけど締まらない宮本さんが良い。
菅さんはこのくらいのスタンスを維持し続けないとダメだよな。
さすがに大槻達に肯定的な黒服がこれ以上増えるのも問題だし。
特別編「1日外出録マキタ」★★★★☆
出先で自由時間が出来たときの高揚感が素晴らしい。
独身の俺ですら痺れるような喜びがあるので、既婚者子持ちは尚の事だろうなあ。
何度も「牧田さんが出ると湿っぽくなる」と書いてきたが、その牧田さんが
メインのこの話は本当に超ウェットなエピソードになっている。
■20巻収録
150話「沖縄」★★★★☆
沖縄在住のドッペルゲンガー回。当たり前のように三人組ドッペルゲンガーが出てくるの
すごい展開である。また、ドッペルさん達、見た目だけで全然キャラが違うのも面白い。
「圧倒的左右対称……!」はどうしても笑ってしまう。アッサリとしたオチも良い。
151話「八一」★★★☆☆
地下竜王戦土竜杯。石和が意外と強いというのは割と納得感がある。
電車で降り遅れるシーン見るたびに「監視の黒服大変だろうな」って思う。
152話「散時」★★★★☆
コーヒー回。「あんこが合う」という認識が全く無かったので驚いた。
和菓子には緑茶と思い込んでいたかも知れない。ベストアテはカントリーマァムかなあ。
「コーヒーの良し悪しは分からないが好き」というのは強く共感出来る。
153話「擬仁」★★★★☆
医療に精通する男が地下に降りてくる話。ギャグで流してるけど地下緊急手術おっかねえ。
普通に後遺症とか残りかねないよな。アクロバティックなオチが素晴らしい完成度。
このオチを踏まえても、田沼先生よりかは北方のほうがマシというのが恐ろしい。
154話「心棒」★★★☆☆
沼川、進撃の巨人を読む回。大型スパ施設、家のまあまあ近くにあるんだけど
なんとなく一回も行ったことないなあ。一人で行くような場所じゃないような気もする。
俺は完結直前に一気読みした勢なので、比較的沼川に近いのかも知れない。
「連載を追いかける」と「単行本一気に読む」って明確に違う読書体験だよな。
155話「聖木」★★★☆☆
オッサン四人の理外のクリスマスパーティ回。仮にパーティ前提だったとしても
男だけで「All I Want For Christmas Is You」は洋楽好きのチョイスとしてどうなんだ木村さん。
156話「川母」★★★☆☆
パスタ回。自炊一切しない私は、パスタさえもレンチンで作ります。
青の洞窟があればなんとかなる。そんな俺でも「店で食べるのは別物」という感覚は
なんとなく分かるものがある。しかし元パチプロの川井さん、キャラが全然見えてこないな……。
157話「輝道」★★★☆☆
パークゴルフ回。子供の頃「パットパットゴルフ」に連れて行かれた記憶がぼんやりある。
やったらまあ楽しいだろうな~くらいの気持ちはある。
157.5話「調整」★★☆☆☆
休載告知回。さすがにもう、外出回数が異常なのは明確というか、
本作のハッキリと破綻している部分ではあるが、これはもうしょうがないよな。
■21巻収録
158話「池梟」★★☆☆☆
スマホ忘れて錯乱する宮本さん回。一日外出の時間が貴重という感覚が本当に失われているな!
半ヅキ状態でムキになるの「あるある」というほどでもなく微妙なテーマである。
159話「蚤市」★★☆☆☆
フリマ回。大槻の商才発揮シリーズ。大槻と弘樹の関わりは、今後広がりがありそうではあるが、
悪辣商売の師弟みたいになったらイヤだな……。
160話「削紙」★★★☆☆
瀬戸内さんと漫画家職場にお邪魔する回。
「実はこれまで社会人経験のない」という瀬戸内さんの納得だがイヤな
バックボーンが見えてしまった。マンガ家云々ってより「社会人経験のない人が
『仕事』を任されてパニクる」という状態がヤケに生々しい。新卒の頃を思い出す。
161話「大誕」★★☆☆☆
大槻誕生日サプライズお祝い回。祝われるの面倒だしサプライズとか超面倒なの分かる~!
「サプライズに妙にウキウキする人」っているけど、本当に陽キャ文化だなって思う。
162話「雲人」★★★☆☆
宮本さんがデカいTVを買う回。「回線業者とプロバイダ業者で責任の押し付け合い」という
リアルだがイヤなエピソードで笑ってしまった。話の内容自体にはあまり思うことはないのだが
青春時代とか若い頃に「動画」や「写真」を気軽に撮れず残せなかった世代としては、
今の若い人が羨ましいという気持ちがあるよなあ、などと思ったりもする。
163話「破面」★★☆☆☆
黒服後藤さんが登場し、ポーカーをする回。今すごいポーカーブームでもあるよなあ。
大学時代、研究室でヒマだったので良くポーカーやってたが、ドローポーカーでも
テキサスホールデムでもなくセブンカードスタッドだったな。ネットでルール調べた記憶がある。
コワモテだがヌケている後藤さん、絶妙に可愛げがありそうでない。見た目が悪いせいか。
164話「三度」★★★★☆
石和ケバブ回。ケバブ屋近所にいっぱいあるんだけど、なんとなく行ったことないんだよな。
美味そうだしちゃんと笑えるのでいいエピソード。
特別編「1日監視録クロフク」★★★☆☆
このエピソードで、監視中に見失っても意外となんとかなる仕事であることが分かる。
なんでメシのときテーブル席で横並びで食うんだよ。
本作、たまにホラーオチがあるんだが、この話は本当にじわっと後味が悪くて小気味いい。
「銀と金」の有賀っぽいビジュアルのせいだろうか。
■22巻収録
165話「夜蘭」★★★★☆
夜中に抜け出してラーメン回。一回コンビニ麺を見て「なんか違うな」ってなるのが細かい。
一蘭は、社会人一年目に先輩に連れて行ってもらった「人生初とんこつラーメン」なので
思い出が深い。まあこのトシになると胃もたれするからあんま食べられないけど。
166話「搾休」★★★☆☆
日曜の夜の憂鬱回。若い頃は「オッサンになったらこの憂鬱から解放されるんだろうか」とか
思ってたんだけど、45歳の今も日曜日はちゃんと憂鬱。それどころか不安で寝付けなくなったりする。
地下時間システムひどすぎるが、あの会長ならまあ……という感じがする。
167話「宙船」★★☆☆☆
まさかのイマジナリー息子編の続き。「イマジナリー息子」と「脳内大槻」は確かに
似た概念だなとは思ってたのだが、まさか邂逅するとは思いもよらなかった。
総合的には「何この話……?」という印象ではあるが、なんかこう作者のSF趣味が
垣間見えて興味深いところはある。
168話「鍬形」★★☆☆☆
コクワ回。俺も家にクワガタ持ち込まれるのはだいぶイヤだな……。
やっぱ石和がメインに来ると、なんともいえない後味になる。
169話「洞懐」★★★☆☆
ドーナツ10個食えるか回。正直、人生でドーナツ屋に入った経験がほぼないので、
全然イメージが沸かないが、たぶん若い頃だったとしても5個もキツいと思う。
オチが爆睡だからあんまり後味が悪くない。ゲロってたらイヤな話になってただろうなー。
170話「海亀」★★☆☆☆
水族館と水平思考クイズ回。「これが水平思考ゲームか、なるほどなあ」と納得しつつ、
エピソードとしてはあんまり面白いものでもないというか。
普通に水族館見て欲しかった感が残る。
171話「菜箸」★★☆☆☆
ストレスが限界になる宮本さん回。社会人やってると、こういうことってあるよな。
俺はよく、誰も居ない場所でモノを蹴ります。ただ怒りを放出しても何もいいことない。
いいことないけのは分かってるけど、溜められるのにも限度がある。
172話「伽羅」★★☆☆☆
帝愛マスコットキャラクター回。このエピソードだけでなく、定期的に、
このハゲあがった歯の抜けたモブ出てくるよな。話自体に思うことはあまりない。
■23巻
発売したら書き足すかも。
とりあえず一旦、こんな感じのランクでした。
5月末に書き始めて、書き終わったら6月27日になっていたぜ。
誰にとっても意味のないランク付けではあるけど「こういうやつもいるんだ、俺とは違うな」
みたいな感じで楽しんでいただけると幸いです。
ご清聴ありがとうございました。
1話「玉座」★★☆☆☆
読み返すと作品の方向性・コンセプトはこの時点で既に明確だなと気付かされる。
ただ今読むと、わざわざスーツ買う違和感がすごい。この後全然着ないし。
2話「道連」★★☆☆☆
沼川初登場。マンガ好き設定最初っからあったんだなー。
掛け合いの構造はここでもう完成している感がある。
3話「捻込」★★★☆☆
いくらなんでも公園で8時間は寝られなくねーかな?
オムレツライスは味が想像しやすくて良い。オムライスより全然美味そう。
というか正直オムライスってそんなに美味くなくない?
4話「飲芋」★★★★☆
宮本さん初登場回。始めて宮本ダム見た時声出して笑ったのでやはり良い。
作品の方向性がここで固まった感がある。
5話「柿放」★★☆☆☆
柿ピー回かつ石和初登場回。大槻の悪辣さが初めてネタにされる。
なんで大槻は柿ピーの「限界」を知ってるんだろうな。自身で試したのだろうか?
6話「前世」★★★☆☆
舌の会う彼、初登場回。豆板醤にうずらは合いそう。
実は「君の名は」観てないのでオチ良く分かってないんだよな。
7話「熱風」★★★☆☆
ウィーフィー回。見開きのインパクトが全てな気がする。
古典にしてもなんでまた「ローマの休日」チョイスなんだろう。
1日個室禄ヌマカワ ★★☆☆☆
作中、まったく触れられてないがメシとフロはどうなんだろうな1日個室。
「さくらんぼ」はちょっと思い入れがある曲なのでグッと来てしまった。
■2巻収録
8話「名作」★★★★☆
小田切さんと地上で飲む話。ブリの刺身が美味そうでなんか印象に残る。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のゴリ押しは圧倒的な面白さ。
9話「一休」★★★★☆
風邪引くかも回。「引きかけの風邪」「治りかけの風邪」をテーマにした話って
あんまり見たことなくて新鮮なうえに感情移入がしやすく素晴らしい。
ネームが練られていると同時に作者が「乗って」いる感じが伝わってくる。
一泊OKデイリーマンションって探せば結構あるのかしら。
10話「蛤門」★★☆☆☆
石和ノンデリが出始める回。「旅行先でギスギスする感じ」を取り上げるニッチさが
とても本作らしい繊細さで良いが、再読時なんとなく読み飛ばす話でもある。
11話「少年」★★☆☆☆
海水浴回。陰キャなせいか海水浴に何も感情移入が出来なかったりする。
どん兵衛が染みるというのは本当なんだろうか?
12話「隠味」★★★★☆
カレー回。日本のカレーが美味そうで、食べたときのリアクションも好き。
毎回読むたびに「クラウチングポーズ」というフレーズにちょっとだけ違和感がある。
「クラウチングスタイル」のほうが良くない? 分かんないけど。
ヨーグルト全溶けカレーはどんな味だったんだろうか。マイルド過ぎて微妙そう。
13話「爺狩」★★☆☆☆
木村さん初登場回。基本的に木村さん登場回は好きだが、初回はあんまり。
オヤジ狩りの登場がメチャクチャ唐突で引っかかる。
14話「邪神」★★★☆☆
肉食べ回。俺もたまにステーキとか牛タン食べたいタイミングが来る。
シュラスコ行ったことないんだよなあ……。一回行ってみたいな。
15話「刮目」★★★★☆
ただの街ブラ回だが、見開きが最高過ぎるので評価が高い。
あとアップルパイがすげえ美味しそうでこれ読むと食べたくなる。
しかし大槻がコンタクト入れてるという設定、ときどきノイズになるんだよな。
「あの砂まみれの地下で常時コンタクト入れて仕事してんの?」とか思っちゃう。
15.5話「当然」★★☆☆☆
今後も定期的に出てくる休載のお知らせマンガ。
ちゃんとネタに昇華してて偉いと個人的には思う。
■3巻収録
16話「極楽」★★★★☆
湯治回。おっさん達で温泉に来て心ゆくまで楽しむ姿に感情移入出来る回。
湯上がり御膳が美味そうだが、今この値段じゃ食べられなさそうだな~と切なく思う。
17話「首脳」★★★☆☆
脳内大槻のグルメ首脳会談が初登場。ミッシュマッシュってどんな味なんだろうか。
どうでもいいが、「本体大槻」ってこの時しか出てなくない?
18話「秋魚」★★★★☆
いい飲食店の解像度が高くてグッと来る。油淋鶏風のからあげ美味そうだなあ。
店を出てからのやりとりが面白くて満足度が高い。
19話「混沌」★★☆☆☆
名古屋回。面白くないわけではないんだが、なんかこの回だけエッセイ漫画の
文法で描かれていて、ハンチョウという作品から浮いている気がする。
大槻と宮本が漫画家と編集者に見えてしまう。
20話「賜物」★★★☆☆
ミキサー回。給食に言及する初めての回。レンコンの味噌汁美味そう。
「消費者の苦手意識を消す」という具体的な戦術に、大槻の商才が垣間見えて興奮する。
21話「六帖」★★★★☆
木村さんの家エピソード初回。狭い部屋に集まる独特のワクワク感があって好き。
伏線というほどではないが、沼川が猫好きなのここで出てたんだなあ。
22話「明日」★★★☆☆
木村さん家の続き。何が起きるわけでもないが、男同士で徹夜で遊んだあとの
あのなんともいえないマッタリ感が存分に表現されていて、非常に感情移入出来る。
こういう普通はネタにしないような微妙なニュアンスの拾い方が本作の凄みだと思う。
23話「年越」★★★☆☆
柳内さん初登場回。なんでわざわざ「ゆく年くる年」やるんだよって毎回笑ってしまう。
急転直下のオチが好き。
■4巻収録
24話「武器」★★★☆☆
牡蠣食べ回。オイスターバー行ったことないんだよなあ。牡蠣好きだけど飽きないかな?
ノロ経験ないんだけど、絶対なりたくないからもう生では食べない気がする。
オチもへったくれもない豪快なラストが良い。
25話「流浪」★★★☆☆
喧騒に疲れて散歩する回。後半の喫茶店のシークエンスがなんか無性に好き。
リラックスした状況で寝落ち繰り返すのっていいよね……。
後半のクズどもを思い出すシーン、改めて大槻がマトモな倫理観のない、細い金に取り付く
蛭のような男であることが露悪的に描かれてて、このバランス感覚にも痺れる。
26話「高低」★★★☆☆
飲食店のハードル上げ下げの話。日高屋そういや入ったことないかも知れない。
ちゃんとした店の親子丼、ホッントに美味いんだよな。
27話「黙言」★★★☆☆
物言わぬ経営コンサルタント回。天丼にプティングは……まあ……ギリ許せる範囲か。
どうでもいいが新宿駅西口にあった天丼屋好きだったなあ。無くなったけど。
28話「就寝」★★★★★
キャンプ前で寝付けない回。「寝付けない」という状況の解像度が異常に高く繊細に
描かれていてとても好きな回。ワケの分からんこと考えてたところから目が覚めるシーン、
めちゃくちゃ感情移入出来る。「今、寝れそうだったのに!」っていうあの悔しさ。
29話「実無」★★★☆☆
ファミレス回。あんまファミレスに長居した経験がないが、なんとなくわかる感じ。
夜中に深い話始まる感じとか、夜明けのスクーターの音とか生々しくて好き。
もうそもそも体力的に徹夜が出来ないので、こういうシチュエーションが眩しい。
30話「決算」★★★☆☆
カラオケ決算回。数字の見落としから流れが激変する感じ、読んでて気持ちがいい。
石和のロージア大好き。
31話「屑落」★★★☆☆
「友達越しの友達」っているなあ、というのは非常に感情移入出来るし、
疎遠な人と関係性を取り戻す流れは暖かくて良い。
現実でこういうことはなかなかないけども。
■5巻収録
32話「汁浸」★★☆☆☆
キャベツディップ回。オッサンのスネ方が生々しい。
「大槻+石和がイジって沼川がスネた」と記憶していたが、読み返すと石和単独犯だこれ。
ボツになった石和轢かれオチのほうが好きかも知れない。
33話「宮誕」★★★☆☆
宮本さん宅飲み回。このあたりから特段のフックとかギミック無しの
おっさん達が楽しむだけエピソードが増えてきて良い。
34話「時駆」★★☆☆☆
ループ回。ここにきて急に突拍子も無いアレンジ!
単体のエピソードとしてはちゃんと面白いけど、ハンチョウに変化球は
あんまり求めてないなって気持ちに気付かされる。
35話「美夢」★★☆☆☆
ループ編終わり。きれいなオチのようでやることが「クズからペリカ巻き上げ」なのが
本作らしいバランス感覚だよなあと思った。
36話「糠川」★★★☆☆
石和が「ぬか川でしたね」と語るとこだけ唐突にバキみたいなインタビュー形式なのが
毎回ちょっと笑ってしまう。
37話「成熟」★★☆☆☆
糠エピソード続き。黒崎様登場。チンチロ編あたりだと黒崎様は利根川の後任でも
違和感ないくらいのキレキレの大物なんだよな……と切ない気分になる。
38話「都内」★★☆☆☆
爆弾テロ回。5巻はなんか変化球だらけで、色々試行錯誤してたんだなあって印象がある。
見開きの電車移動は毎回ちょっと笑ってしまう。
39話「戦場」★★★☆☆
「カメラを止めるな!」回。俺はネタバレどころか「ネタバレ厳禁」という情報すら
知らずに「イマイチなホラー映画」として観れたんでとても楽しかった記憶がある。
■6巻収録
40話「賛歌」★★★★☆
マンガ語り回。主人公が変わっていくマンガの例で「がんばれ元気」と「メジャー」が
出てきて一瞬戸惑ったが、主人公の「世代」が変わっていくという意味か。
他班の班長が強キャラみたいに現れるとこ大好き。「銀と金」オチも良い。
41話「恋話」★★☆☆☆
恋バナ回。連続で読むと前話がフリになった天丼が楽しめる。
ふと思ったけど、本作の登場人物、恋愛はともかく「性欲」は完全に無いもの扱いだよなー。
1日外出で風俗行かれても困るからいいんだけど。
42話「指名」★★★☆☆
ブルボンドラフト回。わざわざ地上でやらなくて良くね? という気もするが
でも地上だからこそパーティ感が出るのか。
「ブルボンからお金をもらっていない」ことが単行本派にしか伝わらないので、
今でも「PRマンガっぽくなって冷めた」って叩いてる人をたまに見かける。
43話「巻貝」★★☆☆☆
石和豪運アンモ回。取り立てて言うことがないやつ。
石和好きだけどメインに立たれると微妙かも知れない。
「運」に総量がある、という考え方は願望に過ぎないと個人的には思う。
44話「暴徒」★★★☆☆
コンビニ大槻による脳内制圧回。見開き見るたびに「ドカ食いにしたってこの量を
一気は無茶だよ!」ってなる。俺が3~4人居ないと一回で食べきれないだろうなあ。
45話「旨酒」★★★★☆
昼間っから飲み続けるだけの回。「平日昼間にほろ酔い」の多幸感がとても良い。
それを下支えする、店から外に出た瞬間の「平日昼間」感の描写が素晴らしい。
46話「車旅」★★★★☆
信州一泊二日旅回。1.5日外出がアリという拡張ルールを丁寧に説明してて好感が持てる。
早朝から動き出す男旅行の高揚感がバリバリ伝わってきて気持ちがいい。
「旅行先で車酔い」はメッチャ経験あるなあ……。
47話「濃密」★★★☆☆
信州旅続きのサービスエリア~善光寺エピソード。
「大人になるとメロンパンを食べるタイミングを逸する」という話が出てくるが、
オッサンになると「カロリーがエグ過ぎて食べようと思わない」食い物になるよな。
急転直下のオチがダラダラしてなくて好き。
■7巻収録
48話「美汗」★★★☆☆
運動公園でバスケ回。大槻がパワーフォワードなのなんかいいな。
高校生たちとの試合の高揚感と、点数表の後ろに佇む宮本さんも良い。
49話「夢遊」★☆☆☆☆
悪名高き幽体離脱回。唐突な導入に突拍子もない展開で感情が追いつかないし、
「どうせ夢だから好き勝手やろう」でやることが、なんかそこまで
非現実的な欲望というわけでもなく、最後のSFオチもなんかしっくりこなくて
終始「なんだこの回……?」って気持ちにさせられる。
50話「救世」★★★★☆
柳内さん給食回。飯屋にしてメシア、というベッタベタの駄洒落が愛おしい。
ラストの鶏そぼろ茶漬けが美味そうで毎回食べたくなる。お茶漬け好きなんよね。
51話「鼻歌」★★★☆☆
曲が思い出せない回。沼川の歌うシーンのシュールさで十分間が持つの凄いなって思う。
当時「ハンチョウ鼻歌」としてちょっと話題になってたそうだ。
2026年現在もまだQR先の動画も活きている。Mando Diao「The Band」、いい歌だな。
52話「鍛上」★★☆☆☆
筋トレブーム回。面白いは面白いんだが、なんとなく再読時読み飛ばしちゃうな。
ただ舌の合う彼も筋肥大してるのは笑ってしまう。次の話から全くなかったことになるのが
正しいギャグ漫画時空という感じがして良い。
53話「観覧」★★★★☆
国立科学博物館案内回。牧田さん初登場だろうか。
牧田さんが出てくると、良くも悪くも総じて話がウェットになる印象。
これを読んでちょっと科博行ってみたいなって思ったりもしたが、上野に行く機会って
地味に全然ないんだよな……。東北新幹線で通過することしかない。
54話「紳士」★★★☆☆
格安ビジネスホテルから宿がグレードアップする回。
まあまあいいホテルで食べる朝食ビュッフェ、マジでいいよな……!
「借金をカタに地下にぶちこまれた地下労働者であることは……!」という
容赦ないナレーション大好き。途中からフォントが変わるのも好き。
55話「服買」★★☆☆☆
洋服購入話。身だしなみ全然気にしないで生きてきたせいで、
衣類購入については「あるあるネタ」すらピンとこないぜ。これは俺が悪い。
ラストの雰囲気の出し方と緩急はさすがだなと思わされる。
■8巻収録
56話「九州」★★☆☆☆
九州交流会話。「高校の修学旅行で長崎・福岡に行った」以外全く接点のないエリアだ。
そういえば社会人一年目のとき、同期が福岡人で「~やけ」って語尾にビビった記憶がある。
「S県」みたいにボカすのかと思ったら、いきなり名指しで序列を語り始めて笑う。
57話「父飯」★★★☆☆
大槻の親父が作ってくれた焼きうどんのエピソード。
「大槻の小さい頃」ビジョンたまに出てくるけど、サザエさん的昭和観だよな。
料理を再現しつつ父の内面を追うシンプルにいい話で、だからこそ「いい話」に
なりすぎないオチにしているのが丁寧なバランス。
「ワシの分まで!? いいの?」「いや……そりゃそうでしょ」というやりとり、なんか好き。
58話「主従」★★★★☆
ヘトヘト激萎え状態で飛び込んだ安焼肉屋のエピソード。焼肉屋の良さを描ききっている。
デザートにユッケはおかしいだろ! って毎回思うが、まあ好き好きか。
ナレーションの「ジュウジュウ……!」のしょうもなさも許せてしまう。
59話「歩旅」★★★★★
旧東海道歩き旅。俺個人の思い出補正なんだけど、神田~日本橋や日本橋~銀座、
品川~川崎、川崎~横浜だったりは、仕事や趣味で相当歩き回っているエリアで、
だからこそどのページでも「ここ大槻達も歩いたんだ」という気持ちにさせられる。
15号線沿い歩くと、大田区とか鶴見区の景色がクソつまんないのも凄く共感出来る。
俺だったら品川~川崎間ですらヘロヘロになるから、横浜でも十分大したもんだ。
餃子屋ラストの多幸感も良い。
60話「良犬」★★★☆☆
犬と戯れる回。あとあと猫エピソードも出てくるんだけど、大槻のこの
動物の扱いに長けてる感じは一体なんなんだ。
61話「甘話」★★☆☆☆
待機時間に甘いものの話をする回。モンブランとレーズンサンドそこまで
好きじゃないせいか、なんかフワッと乗れなかった。
オチであるあんみつ・きんつばもあんまり。個人的嗜好の話でしかないが。
62話「好吃」★★★★☆
大中華喰台祭。編集部も違うのに、よくここまで丁寧なバキパロを……。
ギャグめかされてるが、アメリカ大槻さん分裂するのちょっと怖いよな。
「これしかない」というスパッとしたオチに唸らされる。
63話「静夜」★★★☆☆
宮本さんに彼女が出来たが……回。女絡みでテンション落ちてるやつを励ますの、
めんどくせえよなー! という共感がある。
■9巻収録
64話「釣果」★★★★☆
海釣り回。海釣りの非日常的な高揚感と、石和の新しい一面という感じで楽しい。
土鍋ご飯と南蛮漬けが超美味そう。ひっそり2次会オチがなんか得も言われぬ満足感を産む。
65話「三畳」★★★☆☆
班長用個室回。毎回見てて思うが、地下の空調とか電気とかどうなってんだろう。
どう考えたって空気清浄機でどうこうできる環境ではない気がするが……。
狭い空間を秘密基地にしたい願望は死ぬほど分かるから楽しい。
小型1ドア冷蔵庫、社会人三年目くらいまで会社の寮で持ってたなあ。
66話「上京」★★★☆☆
沼川の友人との外出回。俺も思えば20年以上東京近隣に住んでいるので、「東京慣れ」感を
気付かぬうちに出してるかも知れないと思うと、ちょっとゾッとする一面がある。
そういえば、10年以上前だけど、飲み会帰りに声をかけてくる路上販売をスルーして
東北の友人から引かれたことあったなあ……うわ、怖い。
67話「鉄人」★★★☆☆
柳内さん給食担当を離れる回。ずっと柳内さんだと話が転がらないからやむを得ないだろう。
無表情・無感情ながら、実は柳内さんも自分のオススメの店を喜ぶ大槻たちに
内心テンション上がってるんじゃないかと想像すると楽しいものがある。
俺は全く自炊しないから「クズには出来ぬひと手間」が絶対出来ない。じゃあクズなのでは?
68話「戦隊」★☆☆☆☆
個人的に「戦隊」にまったく感情が動かない……。なので常に読み飛ばす話になっている。
思えば子供の頃から振り返っても、戦隊ものに惹かれた時期がないんだな俺。
69話「起点」★★☆☆☆
お花見キャンプ回。国士テンパイ時のやりとりが楽しい。
個人としてお花見経験メチャクチャ少ないのであんまり感情移入は出来ないが。
70話「一会」★☆☆☆☆
一期一会の飲み会エピソード。コレもなんか、あんまり惹かれないのは
俺が初対面の人とのコミュニケーションに喜びを感じた経験がないからか。
71話「未食」★★★☆☆
どじょう鍋回。地味に黒木くんが背景に居るのが笑う。
食べたことのないものを食べることへのハードル高いのもあるあるで楽しい。
どじょう鍋食べたことないから味のイメージが全く沸かないのがネック。
というか、正直「そんなに美味そうに見えない」感がある。一回食べてみるかなあ。
■10巻収録
72話「日記」★★☆☆☆
ミクシィ消し回。前フリである大槻・宮本のミクシィ日記のほうが面白い。
俺は「過去ネット上で書いた文章」が山程残ってるタイプなんですが、読んでもあんま
羞恥を感じないというか、今書いてるコレと大差無いんだよな。
現在進行系でイタい文章書いてる。
73話「自粛」★★☆☆☆
コロナエピソード。当時の「先が見えない」深刻さを思い出すな……。
当時タイムリーだったからこそ、月日が経つほどに「浮いた」エピソードになっていくのだろう。
十年後とかに読まれたら「急に何この話?」ってなるんだろうな。
74話「自炊」★★★★☆
債務者達による料理バトル回。ちゃんと料理バトルとしてフリオチが効いてて面白い。
全然フィーチャーされないD班の和風麻婆豆腐のくだりで毎回ちょっと笑ってしまう。
75話「灼熱」★★★☆☆
猛暑回。エアコンが壊れて猛暑に苦しんだ経験があるのでグッと来るのだが、
「水(ホイミ)を飲まずにかき氷(ベホマ)」のくだり、あんま共感出来ないんだよな。
なんだろ、水とかき氷では回復するポイントが違うっつーか……。
76話「一惚」★★★☆☆
宮本さん車買って浮かれ回。夜の首都高でジャミロクワイはいいだろうな~。
こないだ数十年ぶりに車買った友達の助手席でドライブしたから、なんか個人的には
タイムリーに感じられて好きな話ではある。
77話「食叫」★★★★☆
リコッタパンケーキ回。なんでアメリカ大槻さんあんなにハードボイルドなんだ。
しかしパンケーキ美味そうで一回食べてみたいなと思わされる。
嫌いなわけじゃないが「女子が食べそうなメシ」、全然食べたことないんだよな。
78話「雨宿」★★★☆☆
バーベキューで雨に降られる話。宮本さんが石和に「はは、ねーよバカ」というとこ、
毎回ちょっと「いくらなんでも石和に気安すぎね?」って引っかかる。
部屋に引きこもってる日に雨が降ると、自分の判断を肯定されたような気分になるよね。
79話「遊園」★★☆☆☆
ねりまえん回。ちゃんと絶叫系に全部乗せられてる宮本さんが面白い。
ただ総じてこう……フワッとした回だなと。
80話「婚話」★★☆☆☆
木村さんコーディネート回。俺は45歳にして大槻とほぼ同じ考えなんで一生未婚である。
前も書いた通り、牧田さんが出てくると、なんかジワッと湿った空気になるよな。
■11巻収録
81話「矮小」★★★☆☆
地下プラネタリウム回。「大槻渾身のエモナレ」のくだり毎回笑ってしまう。
ただこの回、地下住民の悲劇性・凄惨さがギャグで誤魔化しきれなくて、
「自分の人生ではもう星空を二度と見ることは出来ないと諦めていた者も少なくない」
というナレーションが(自業自得のクズ共だったとしても)エゲつない話過ぎる……。
大槻たちは平気でホイホイ地上に出ているから尚更。オチがまたひどい。
82話「糖制」★★★☆☆
糖質オフ宮本さん話。大槻が誰かを丸め込んだり説教したりする話は大抵面白い。
年齢とか人生経験は大槻のほうが上なんだろうし、うっすらナメてる関係性なんだよな。
完全糖質オフはしないまでも、たまに晩飯から抜くくらいはしないとなあ……と思わされる。
83話「兄弟」★★☆☆☆
沼川弟初登場。今更こんなツッコミもアレだけど、地下労働者が親族と接点を持つのって
帝愛からしたらメチャクチャリスキーなんじゃなかろうか。
それを言い出すと「一日外出」を許可するシステム自体が相当にヤバイんだけども。
84話「品券」★★★★☆
銀座のデパートで豪遊回。デパ地下の高い惣菜めっちゃ美味いんだよな……。
というのは分かるんだが、相変わらず大槻買いすぎ&食いすぎだ。
あまりの美味しさに思わず「フフ……!」って笑っちゃうシーン大好き。
85話「雀鬼」★★★★☆
酔っ払い班長麻雀回。福本ナレーションと麻雀ギャグがハマりすぎている。
「怪物 岩田の無法の荒業」のとこクソ面白くてやっぱ笑っちゃう。
冷静に考えると、北一枚押し付けたのがトスになっちゃうのメチャクチャ運悪いよな。
86話「燻者」★★★☆☆
燻ぶりキャンパー回。毎回1コマ目で「なにやってんだよw」って笑ってしまう。
この巻は宮本さんイジリが活発化しているなあ。キャンパーに限らず
「やってみたいと思ってるんだよね」的な燻ぶり趣味は多いよな。
87話「鮪頭」★★★★★
公園でマグロの頭を焼く回。ショップでスルーした焚き火台をネットで買っちゃう心理は
なんとなく分かる。「マグロの頭を調理する」という非日常的な行為の感じと、
ダラダラ雑談で過ごすユルさのバランスで絶妙で、なんかスゲー好きな話。
宮本さんの口から利根川の名前が出るの、地味に重要なポイントな気がする。
マグロほじくって食べるの楽しそうだし美味そうだよなあ。
88話「移転」★★★★☆
木村さん引っ越し回。みんなで過ごす部屋の環境が改善されるという高揚感がある。
部屋の荷解きを快く引き受けるシーンなんか好きだな。大槻のこういう性格は凄く
繊細に描写されてて「自分にメリットがあること」を確認してからじゃないと、
決して快くは引き受けないんだよな。ただの「気の良いオッサン」ではない。
■12巻収録
89話「寄生」★★★★☆
宮本宅での一人時間回。大槻の自宅一人エピソードを描くにはこれしかない導入だ。
内心で宮本さんのことを「あいつ」呼ばわりしてるのがとても良い。
しかし、紙の本を風呂場に持ち込まれたら俺だったらキレてしまいそうだ。
「晩酌しつつラジオ流しながら雀魂」は、独身中年の休日の過ごし方として正解過ぎる。
90話「決闘」★★☆☆☆
カードゲーム回。なんか、何がどうってわけでもないが、なんとなく再読時に
読み飛ばしてしまう。戦隊もの同様に、カードに心惹かれた経験がないせいかも知れない。
石和の空気の読めない笑いのシーンは好き。
91話「智歯」★★★☆☆
石和の親知らず回。「一日外出が出来ない人らが病気や怪我をしたらマジで悲惨」というの、
ギャグ時空ながらも地下労働者のおぞましい実態ではある。
そのうえで冷静に考えると、地下労働者が健康保険入ってるのワケわかんねえな……!
92話「主役」★★★☆☆
パフェ回。俺はパフェ、食べたこと無いし食べようとしたこともないかも知れない。
これ読むと、一回くらい食べてもいいかなあと思わされる。
俺なんか、アイスとフルーツ組み合わせるの苦手な感覚があるんだよな。
93話「裏技」★★☆☆☆
沼川弟&PS2(作中ではGS2)回。俺はちょうど大学生のころがPS2全盛期だったんだけど、
人生で一番ゲームしなかった時期で、ほぼ(エロ)DVD再生機になってた。
オチのしょうもなさは好き。
94話「寝巻」★★★☆☆
ロッジ泊回。えらいことが巻き起こってるが、割と思うことがあんまりない回。
しかし監視の人ら大変だろうな……。
95話「切符」★★☆☆☆
高野山回。警察官とゴネゴネ揉めるの、運転あるあるなんだろうな……。
こういう「引きずる」経験は誰しもあるので共感性は非常に高いエピソードだが、
自分のことを色々考えてしまうので再読のときは確実に読み飛ばす話でもある。
「ハンチョウvs.イチジョウ」★★★☆☆
店員側が一条である必要性はあんま無いけど、手堅くまとまった短編。
■13巻収録
96話「怪談」★★★☆☆
怪談回。「ちゃんとオチがつく怪談あんまり怖くない」は昔から思ってたなー。
昔の2ch時代の「うひゃひゃ」みたいのは割と好きだったな。
97話「不味」★★★☆☆
元パチプロの川井さんが無気力になる話。
面白く引っ張ってスパッと落とす構成は好きなんだけど、この話はオチがめっちゃ弱い。
98話「飯供」★★★★☆
ご飯のお供選手権。
こういう回になると「美味しんぼ」の「よくぞ日本人に生まれけり」を思い出す。
ルイベ漬け食べたことないんだよな……。一回食べてみたい。絶対美味いだろあんなん。
99話「昔話」★★★☆☆
昔の「今じゃ考えられない話」。オッサンになるほど共感できるテーマ。
大槻達、地下のオッサン達が昔を語る感じの妙なリアルさが良い。
つい20年前まで芸能人がバラエティ番組で万引き自慢とかしてたんだよなあ、とか
昔はいたるところがタバコ臭かったよなあ、とか色々思い出してしまう。
100話「打場」★★★☆☆
ゴルフ打ちっぱなし回。超適当なゴルフ用語トークが愉快。
教え魔おじさんはゲーム実況とかにもワラワラ湧くので、気をつけないとなと思わされる。
101話「勝確」★★★★☆
「厄介な大仕事を思いのほか早く片付けた時」を「勝ち確の日」とする話。
滅多にないことだが、この「勝利」感は確かに身に覚えがあるし、それを「現実や社会に
打ち勝ったときの幸せ」という定義も非常に妥当で納得いく。
102話「御田」★★★☆☆
牧田親子との屋台回。ただの粋な計らいではなく「タダでおでんと酒にありつけるかな」と
理由付けしているのが細かいなあと。この「大槻をいい人に描かない」という点は
かなり慎重にチューニングされていると思う。
103話「婚沼」★★★☆☆
婚活の沼にハマる木村さんの話。自分でやったことないのにこんなこと言うのもなんですが、
婚活の体験談聞くと、ホントにロクでもねえな! って気持ちになるんだよな……。
幼稚な考えかも知れないけど、個人的には結婚って「目的」にするもんじゃねえよな、と。
特別編「主人」★★★☆☆
雀魂エピソード。電車内で音出しちゃうのメチャクチャ恥ずかしいの分かる。
雀魂、たまに思い出したように遊んじゃうけど、やっぱ麻雀難しいよなあ。
■14巻収録
104話「漫道」★★☆☆☆
D班 班長の瀬戸内とのマンガ制作話。マンガ制作の過程やノウハウそのものをネタにする
「マンガ家漫画」としてのエピソード。ちゃんと完成度高いと思うのだが、やはりそもそも
ハンチョウでこの話を読みたいかと言われるとかなり微妙なライン。
あと瀬戸内さん、気弱な割に我が強いという生々しい「クリエイターのめんどくささ」があって
あんまり応援したくならないんだよな……。
105話「持込」★★★☆☆
前話の続き。初めての編集部でワクワクする感じが伝わってくるのがいい。
「行けると思った作品が通じない悔しさ」、なんだか懐かしく感じるな……。
10年以上前に商業連載をしたことがあるんですが、編集部ってメチャクチャ
居心地悪いという記憶が強くある。毎週行くのしんどかったなあ。
106話「絵心」★★★☆☆
大槻が絵を描き始める話。オッサンになると「上達」がホント貴重になるよな。
そして脳汁が出てるときに、圧倒的に上手い他人を見て冷水ぶっかけられる感じも
実にリアルで感情移入させられてしまう。
107話「突込」★★☆☆☆
全ツッコミマン高越が落ちてくる話。そこまで嫌いな訳ではないんだが、
一話でお腹いっぱいなゲストキャラではある。
108話「独働」★★☆☆☆
沼川回顧ツアー。実在の牛丼屋に似せないよう徹底された外観デザインに笑ってしまう。
店員が可哀想過ぎてシンプルに後味が悪いよ!
109話「怖観」★★★☆☆
ホラー映画鑑賞会。ホラー映画全然見ないせいか、あんまり思うことが無いな……。
創作物より、未解決事件のウィキペディアとかのほうが怖い。
110話「靴道」★★☆☆☆
ファッション系債務者佐藤の話。こちらもあんまり思うこと無い。
靴にこだわったこと、靴でテンションが上がったことが人生で一回も無いからなあ……。
最終的に革靴履くのもやめてニューバランスのスニーカーで出勤しているぜ。
111話「喫茶」★★★★☆
大槻行きつけ認定喫茶話。思えば近年、喫茶店でまったりすること自体が減った気がする。
ちょっぴりウェットな終わり方が良い。
111.5話「爆騰」★★☆☆☆
休載のお知らせ。
■15巻収録
112話「瓜男」★★★★☆
家無しスイカおじさん回。前半しんどそうだからこそ、牧田さんとダラダラする後半に
なんともいえないカタルシスがある。
113話「巨父」★★★☆☆
大槻イマジナリー息子の話。「哀れむことはない……!」と強めに釘を差すナレーションで
毎回笑ってしまう。入眠用のマイワールドは俺もあるなあ。
114話「屑連」★★☆☆☆
債務者ドラフト回。「組織において現場の人間が集めたデータ……意思……意見などが……」
「あの会議……あの苦労……あの時間はなんだったんだと思うほど……」
「上の人間によって……あっさり無下にされること……!」というナレーションがとても良い。
会社組織で仕事してると、本当にあるからなーコレ。
115話「漫悩」★★☆☆☆
瀬戸内さんマンガ道続き。本当に漫画家と編集者のエピソードならいいんだけど、
地下労働者同士でなにやってんだ感が常につきまとうな……!
あと持ち込み回でも思ったけど、瀬戸内さんの一日外出費用は誰が持ってるんだろう。
116話「遊浸」★★★☆☆
スレスピ回。元ネタのスレスパは、トロコンまでしたくらい大好きなゲームなので、
当然ガッツリ感情移入出来るが、あんまり「スレスパあるある」に踏み込むと、知らない人が
全く面白くない偏った構成になるからか、割と薄めのエピソードに留まってる感じもする。
117話「滑滑」★★★☆☆
大槻散髪エピソード。俺はある時期から無駄に美容院行く習慣がついてしまって、
未だにそれ続けてるんだけど、さすがにそろそろ近所の理容室とかでいいんじゃないかって
気がしてきている。顔剃りなんて何十年もしてもらってないかも知れないなー。
唐突に「円」とか言い出す怒涛の後半がすごいガチャガチャしてる気がする。
118話「岩男」★★★☆☆
人面岩エピソード。
「よすがだった……」あたりのナレーション、福本作品っぽい叙情があって好き。
爆破の天丼、やっぱり笑ってしまう。
119話「添物」★★★☆☆
ハンバーグの付け合せが芋だらけの回。物言わぬコンサルとかやるだけあって、
直接苦言は絶対やりたくないという拘りがあるのは大槻の好ましいところである。
しかし三連芋、俺だったら何も気にせずパクパク食い切ってそうな気もする。
特別編「良休」★★★☆☆
船の上でおやつを食べる短編。少ないページ数なのにキチッとまとまってる。
完全に個人の嗜好だけど「甘酒・茎わかめ・きなこ味のチョコ」というラインナップ、
どれも全然好きじゃないんだよな(食わず嫌いかも知れない)。
トネガワ特別編 ★★★★☆
「ただただ……ぼう……!」という仕事モードだった脳を落ち着ける時間ってなんかいなあ。
しかし休憩30分はタイトだな……。やっぱなんだかんだ一時間は休みたい。
■16巻収録
120話「職質」★★★★☆
おじさんが怪しまれないためには……回。俺も40過ぎて独り歩き散々してきて、
「怪しくないですよ顔」をしている自分に気付かされることが多々ある。
ただの真顔であっても高圧的に見えてしまったりもするから、必要以上に笑顔を
意識するようにもなった。悲しいことのようだが、意外とそれを悪く思っていない自分もいる。
このエピソード見てからカルディをちょっと意識するようになったのだが、
未だに買い物したことはない。なんかいつも混んでんだよな。
121話「作置」★★★☆☆
料理作り置き&菅さん初登場回。俺は自炊しないので、アドリブで料理をすることも、
タッパーに作り置きを詰めることも、キッチンで酒を飲むことも、全く経験が無いのだが、
それでもキッチンドランク後に外出するのがダルいのは分かる。
菅さんは今どきの読者には嫌われそうなキャラ造形かも知れないが、感じ悪く見えつつ
底もアッサリ見えているので、そこまでイヤな新キャラではないなあ。
122話「炎腹」★★★☆☆
激辛回。この作品の雰囲気を思うと、2~3巻で出てきてもおかしくなさそうなエピソード。
どう見ても鬼金棒モデルのラーメン屋で笑う。神田の鬼金棒たまに行くんだけど、
辛いの苦手なのでカラもシビも最小限にしているぜ。
123話「無垢」★★★☆☆
真面目なことなど一つもいいたくない大槻の回。石和がまったく違和感を抱いていないのが笑う。
でも確かに、時折狂ったようなことしないと正気が保てないことあるよな、大人になると。
放出量を見誤ると「40過ぎた独身男性は狂う」とか囁かれることになるのだが。
124話「歩花」★★★☆☆
お花見回。ここで菅さんが「若者代表」となってジェネレーションギャップのネタが
出来るようになった。宮本さんと牧田さんのそれぞれの価値観・人生観が垣間見えるのが良い。
125話「籠球」★★★☆☆
バスケ回。地味に「THE FIRST SLAM DUNK」見てないんだよな。
「初心者を沼に引き込みたい」ときの高揚感と慎重さが出てて楽しい。
126話「石沼」★★★★☆
石和・沼川の二人外出回。二人きりが気まずいわけじゃないけど、なんか受動的な人と
サシで行動するのキツいよな~。まあ俺が受動的だからそう思うんだろうが。
沼川のイマジナリー班長のシーンがメッチャ面白かったので満足度が高い。
127話「人知」★★☆☆☆
忘れたころに瀬戸内さんマンガ道、そして生成AI作成回。
一回やってみた飛び道具、といった様相。クリエイティブと生成AIについては
色々と思うところがあるのだが、荒れるテーマなので迂闊にコメントできないぜ。
■17巻収録
128話「古参」★★★☆☆
大槻が推し俳優に遭遇するエピソード。非常に共感性が高い素敵なエピソード。
言うことがあまりないくらいいい話。石和の無神経さが際立つ。
129話「好物」★★★★☆
チキンカツ回。俺も高校生の学食でハマって以来、チキンカツ大好きなので強く共感した。
ぶっちゃけ唐揚げより好きだし、トンカツと別ジャンルとして好きである。
食べられる店が少ないんだよな。気軽に食べようとするとセブンのサンドイッチになる。
そして、チキンカツの梅しそ巻きは俺的にはナシかなー。食ってみないと分からんけど。
130話「追跡」★★★★☆
酔って意識をなくす大槻回。明確に「黒服の監視を外れた」描写は初めてではなかろうか。
これまで悪印象の多かった菅さんの好感度がちょっと上がるという意味でも好きな話。
そういや酔って記憶なくしたことはほとんどないなー。その前に気持ち悪くなっちゃうタイプ。
131話「閉扉」★★★★★
木村さんトイレ閉じ込められ回。閉じ込められた瞬間は苦笑いとか、うたた寝して
時間感覚を失う恐怖とか異様に生々しくて、ワンシチュエーションホラーの趣がある。
これを読んでから、トイレには必ずスマホを持ち込むようになった。
俺が自宅でこの状態になったら絶対に死ぬ自信がある(誰も助けに来ないから)。
132話「背伸」★★★★☆
牧田さんの子どもと大槻の話。「菊次郎の夏」的な温かい笑いで好ましい。
無責任だからこそ子供からは「一味違う大人」に見えるという錯誤。
実際は「大人になりきれてないだけ」だったりするわけだが……。
133話「素揚」★★★★☆
揚げナス回。「揚げナスの美味さに気付いて眠れなくなる夜」という導入の剛腕さに痺れるし、
「揚げナス」ひとつをテーマにエピソードを仕立てる作者の創作力も感じられる。
確かに、たまにスーパーでパックのやつ(あれは揚げびたしだけど)買って食べると
美味さにビビる時あるんだよな。
134話「連鎖」★★★☆☆
電車で非常識な人に出くわす回。毎日、電車で通勤していると「犯罪者ってワケではないけど、
ビックリするくらい非常識な人」って結構居るんだよな……。
そして他人から受けた「負のバトン」は仕事しているともう日々感じるものであり共感性も高い。
体に残る負を善行で打ち消すというのも心情的には良く分かる話ではあるが、
この話もオチがもうメチャクチャひどくて笑ってしまう。
1日休日録ミヤモト ★★★☆☆
この話は「ダラダラ過ごす休日の罪悪感」がテーマだと思う。
一日を一生に置き換える的なやつ、俺も時折考えるけど「置き換えたところで何なんだよ」
って気持ちに最終的にはなることが多い。
「明日死ぬと思って生きなさい」的な仮定って、ぶっちゃけあんま意味ねえんだよな。
■18巻収録
135話「真剣」★★★☆☆
名物女将のいる中華料理屋。真剣佑オチのおかげで後味がいいが、
飲食店で店員さんにウダウダ言う奴、現実だとメッチャ苦手。
136話「猫沼」★★★★☆
猫カフェ回。沼川がドMなの非常に納得がいくが、都内有数のネコロードを
大槻もなんで把握してるんだ。ネコカフェ行ってみたいと思いつつ、一度も行ったことない。
オッサン一人で入るのはそれなりのハードルがある。
137話「未明」★★★★☆
大槻の朝活回。冒頭の夜中に目が覚める描写が細やかでとてもいい。
「謎のキチンと寝た感」は俺も身に覚えがあるな……。
モーニングを食べて店を出たコマの「夜明け」感が素晴らしい。
138話「各飲」★★★☆☆
ガラパゴス宅飲み回。こういう状況を経験したことがないから正直ピンとこないな……。
まあそもそも「家に友達と三人以上で集まる」というシチュエーションがもう
ここ十五年くらい無いというせいもあるが。羨ましいような、そうでもないような。
139話「櫂爺」★★☆☆☆
サンタっぽい多重債務者が降りてくる回。
非常に意味深長な言葉を残して消える寺田に、不思議な後味が残る。
140話「沼棒」★★☆☆☆
大掃除回。地上に出た時と違ってちゃんと仕事モードの宮本さんが見れる。
141話「帰路」★★★★☆
川越日帰り旅行の帰り回。旅行そのものより、行く前や帰りのほうがネタに
しやすいのかも知れない。美味そうだが「ラーメン・餃子・チャーハン」を
三種組み合わせて食べたことほとんど無いなー俺。少食というか、
「麺と米」の組み合わせが苦手なのかも知れない。
142話「結弦」★★★☆☆
菅さんの実家に泊まる回。菅を叱る宮本さんの横で気まずそうな大槻がなんか面白い。
キャラとしてだいぶ掘り下げられてきたけど、まだ異物感があるなーガースー。
■19巻収録
143話「監視」★★★☆☆
二重監視される宮本さん回。ナレーションからも「放蕩黒服」呼ばわりで笑う。
144話「幸返」★★★☆☆
木村さんの優しさにつけ込んでいるのではないか回。
大槻のある種の割り切りというか達観ぶりが光る。
145話「蛸焼」★★★★☆
たこ焼き回。大阪の本場の人ほど「チェーン店の『外カリ中トロ』は違う」って言うよな。
個人的には、「外カリ中トロ」も「ペチャうまたこ焼き」もあんま食べたことないので、
たこ焼きの良し悪しがあんま分かってない。たこ焼きで飲むの楽しそうだとは思う。
146話「時生」★★☆☆☆
イマジナリー同窓立食パーティ回。イマジナリー子育てにはそこまで思わなかったが、
子育てした人数や名前を記憶してるのは怖くない……?
SFホラー的オチがちょっと急ハンドル過ぎて困惑する。
147話「粉炒」★★★☆☆
パン粉炒め回。ハマったものを急激に食べきって一気に飽きるの分かるわ~。
食べたことないので味のイメージが全然沸かないというか、絵的にそこまで
美味しくなさそうなんだよなパン粉炒め。
148話「漢気」★★★☆☆
回転寿司屋で漢気ジャンケン回。実はこれを読むまで「勝った人が奢る」という
ルールを知らなかった。俺は回転寿司だと、結構石和に近い頼み方かも知れない。
開幕フライドポテト頼むもんな……。
149話「輸送」★★★☆☆
輸送中に目が覚めてしまう話。すごいカッコいいこと言うけど締まらない宮本さんが良い。
菅さんはこのくらいのスタンスを維持し続けないとダメだよな。
さすがに大槻達に肯定的な黒服がこれ以上増えるのも問題だし。
特別編「1日外出録マキタ」★★★★☆
出先で自由時間が出来たときの高揚感が素晴らしい。
独身の俺ですら痺れるような喜びがあるので、既婚者子持ちは尚の事だろうなあ。
何度も「牧田さんが出ると湿っぽくなる」と書いてきたが、その牧田さんが
メインのこの話は本当に超ウェットなエピソードになっている。
■20巻収録
150話「沖縄」★★★★☆
沖縄在住のドッペルゲンガー回。当たり前のように三人組ドッペルゲンガーが出てくるの
すごい展開である。また、ドッペルさん達、見た目だけで全然キャラが違うのも面白い。
「圧倒的左右対称……!」はどうしても笑ってしまう。アッサリとしたオチも良い。
151話「八一」★★★☆☆
地下竜王戦土竜杯。石和が意外と強いというのは割と納得感がある。
電車で降り遅れるシーン見るたびに「監視の黒服大変だろうな」って思う。
152話「散時」★★★★☆
コーヒー回。「あんこが合う」という認識が全く無かったので驚いた。
和菓子には緑茶と思い込んでいたかも知れない。ベストアテはカントリーマァムかなあ。
「コーヒーの良し悪しは分からないが好き」というのは強く共感出来る。
153話「擬仁」★★★★☆
医療に精通する男が地下に降りてくる話。ギャグで流してるけど地下緊急手術おっかねえ。
普通に後遺症とか残りかねないよな。アクロバティックなオチが素晴らしい完成度。
このオチを踏まえても、田沼先生よりかは北方のほうがマシというのが恐ろしい。
154話「心棒」★★★☆☆
沼川、進撃の巨人を読む回。大型スパ施設、家のまあまあ近くにあるんだけど
なんとなく一回も行ったことないなあ。一人で行くような場所じゃないような気もする。
俺は完結直前に一気読みした勢なので、比較的沼川に近いのかも知れない。
「連載を追いかける」と「単行本一気に読む」って明確に違う読書体験だよな。
155話「聖木」★★★☆☆
オッサン四人の理外のクリスマスパーティ回。仮にパーティ前提だったとしても
男だけで「All I Want For Christmas Is You」は洋楽好きのチョイスとしてどうなんだ木村さん。
156話「川母」★★★☆☆
パスタ回。自炊一切しない私は、パスタさえもレンチンで作ります。
青の洞窟があればなんとかなる。そんな俺でも「店で食べるのは別物」という感覚は
なんとなく分かるものがある。しかし元パチプロの川井さん、キャラが全然見えてこないな……。
157話「輝道」★★★☆☆
パークゴルフ回。子供の頃「パットパットゴルフ」に連れて行かれた記憶がぼんやりある。
やったらまあ楽しいだろうな~くらいの気持ちはある。
157.5話「調整」★★☆☆☆
休載告知回。さすがにもう、外出回数が異常なのは明確というか、
本作のハッキリと破綻している部分ではあるが、これはもうしょうがないよな。
■21巻収録
158話「池梟」★★☆☆☆
スマホ忘れて錯乱する宮本さん回。一日外出の時間が貴重という感覚が本当に失われているな!
半ヅキ状態でムキになるの「あるある」というほどでもなく微妙なテーマである。
159話「蚤市」★★☆☆☆
フリマ回。大槻の商才発揮シリーズ。大槻と弘樹の関わりは、今後広がりがありそうではあるが、
悪辣商売の師弟みたいになったらイヤだな……。
160話「削紙」★★★☆☆
瀬戸内さんと漫画家職場にお邪魔する回。
「実はこれまで社会人経験のない」という瀬戸内さんの納得だがイヤな
バックボーンが見えてしまった。マンガ家云々ってより「社会人経験のない人が
『仕事』を任されてパニクる」という状態がヤケに生々しい。新卒の頃を思い出す。
161話「大誕」★★☆☆☆
大槻誕生日サプライズお祝い回。祝われるの面倒だしサプライズとか超面倒なの分かる~!
「サプライズに妙にウキウキする人」っているけど、本当に陽キャ文化だなって思う。
162話「雲人」★★★☆☆
宮本さんがデカいTVを買う回。「回線業者とプロバイダ業者で責任の押し付け合い」という
リアルだがイヤなエピソードで笑ってしまった。話の内容自体にはあまり思うことはないのだが
青春時代とか若い頃に「動画」や「写真」を気軽に撮れず残せなかった世代としては、
今の若い人が羨ましいという気持ちがあるよなあ、などと思ったりもする。
163話「破面」★★☆☆☆
黒服後藤さんが登場し、ポーカーをする回。今すごいポーカーブームでもあるよなあ。
大学時代、研究室でヒマだったので良くポーカーやってたが、ドローポーカーでも
テキサスホールデムでもなくセブンカードスタッドだったな。ネットでルール調べた記憶がある。
コワモテだがヌケている後藤さん、絶妙に可愛げがありそうでない。見た目が悪いせいか。
164話「三度」★★★★☆
石和ケバブ回。ケバブ屋近所にいっぱいあるんだけど、なんとなく行ったことないんだよな。
美味そうだしちゃんと笑えるのでいいエピソード。
特別編「1日監視録クロフク」★★★☆☆
このエピソードで、監視中に見失っても意外となんとかなる仕事であることが分かる。
なんでメシのときテーブル席で横並びで食うんだよ。
本作、たまにホラーオチがあるんだが、この話は本当にじわっと後味が悪くて小気味いい。
「銀と金」の有賀っぽいビジュアルのせいだろうか。
■22巻収録
165話「夜蘭」★★★★☆
夜中に抜け出してラーメン回。一回コンビニ麺を見て「なんか違うな」ってなるのが細かい。
一蘭は、社会人一年目に先輩に連れて行ってもらった「人生初とんこつラーメン」なので
思い出が深い。まあこのトシになると胃もたれするからあんま食べられないけど。
166話「搾休」★★★☆☆
日曜の夜の憂鬱回。若い頃は「オッサンになったらこの憂鬱から解放されるんだろうか」とか
思ってたんだけど、45歳の今も日曜日はちゃんと憂鬱。それどころか不安で寝付けなくなったりする。
地下時間システムひどすぎるが、あの会長ならまあ……という感じがする。
167話「宙船」★★☆☆☆
まさかのイマジナリー息子編の続き。「イマジナリー息子」と「脳内大槻」は確かに
似た概念だなとは思ってたのだが、まさか邂逅するとは思いもよらなかった。
総合的には「何この話……?」という印象ではあるが、なんかこう作者のSF趣味が
垣間見えて興味深いところはある。
168話「鍬形」★★☆☆☆
コクワ回。俺も家にクワガタ持ち込まれるのはだいぶイヤだな……。
やっぱ石和がメインに来ると、なんともいえない後味になる。
169話「洞懐」★★★☆☆
ドーナツ10個食えるか回。正直、人生でドーナツ屋に入った経験がほぼないので、
全然イメージが沸かないが、たぶん若い頃だったとしても5個もキツいと思う。
オチが爆睡だからあんまり後味が悪くない。ゲロってたらイヤな話になってただろうなー。
170話「海亀」★★☆☆☆
水族館と水平思考クイズ回。「これが水平思考ゲームか、なるほどなあ」と納得しつつ、
エピソードとしてはあんまり面白いものでもないというか。
普通に水族館見て欲しかった感が残る。
171話「菜箸」★★☆☆☆
ストレスが限界になる宮本さん回。社会人やってると、こういうことってあるよな。
俺はよく、誰も居ない場所でモノを蹴ります。ただ怒りを放出しても何もいいことない。
いいことないけのは分かってるけど、溜められるのにも限度がある。
172話「伽羅」★★☆☆☆
帝愛マスコットキャラクター回。このエピソードだけでなく、定期的に、
このハゲあがった歯の抜けたモブ出てくるよな。話自体に思うことはあまりない。
■23巻
発売したら書き足すかも。
とりあえず一旦、こんな感じのランクでした。
5月末に書き始めて、書き終わったら6月27日になっていたぜ。
誰にとっても意味のないランク付けではあるけど「こういうやつもいるんだ、俺とは違うな」
みたいな感じで楽しんでいただけると幸いです。
ご清聴ありがとうございました。