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「真鶴(まなづる)」って駅の放送で耳にすることあるけど、そういや降りたことねえな!
……と思い立ち、なんとなく行ってみることにしました。
東海道線だから乗り換えしなくていいのが有難いぜ。

そのお散歩日記です。ちょっと短めですが、よろしくお願い致します。
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2026年8月28日、金曜日。天気は生憎の曇天。
気温はそこまで高くはないが、じんわりむわっと暑い。

当初は、8月上旬に食べ損なった「うずわ定食」を食べに伊東に再び行こうと目論んで
いたのですが、前日に特急のチケット取ろうとしたらほぼ満席状態で、
「ええ……ガラガラの電車に乗ってノンビリ旅したかったのに」とテンションが下がり
オマケに天気も激悪ということで、急遽「じゃあ真鶴行くか」となったのです。

うずわ定食、いつかリベンジしたいな……。
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伊東行きだったら朝イチ特急なのですが、真鶴ならまあいつでもいいかということで、
家でダラダラしてしまい、結局12時半に川崎駅に到着。

スマホで調べたら次の電車は真鶴に行かないようなので、12時45分まで待機することに。
たかだか10分少々でしたが、暑いので汗ダラダラになりました。
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ほんで、川崎から真鶴までは一時間少々。

「伊東に行くときの一時間半だってアッサリだったんだから、一時間ちょいなら
あっという間だろう」と考えていたんですが、これがまあ非常に長く感じました。
やっぱ特急の座席と、普通電車の座席だと疲労感が違うな……。

デカい蚊が飛び交って子供が大騒ぎしてたりして、移動中に寝ることも出来なかった。
あとボックス席が埋まっていたのも痛かった。
manaduru
正直、藤沢とか辻堂とかあたりで路線図見て「え、まだこんなに駅あるの!?」と
軽く絶望したりしました。良く考えたら小田原より遠いんだもんな……。

昔は「スマホでスレスパやってたらいつの間にか着いてた」ってことが多かったんですが、
それも出来ないぜ。スレスパ2もスマホ版出ないかなあ。
ちなみにスレスパ2はまだアセ4くらいでフラフラしてます。
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14時に真鶴駅到着。
時計を見ながら「14時……14時かあ……」としばらく呆ける。

朝出発して昼に目的地に着いたら「さあ! これからだ!」ってテンションになるが、
午後になっていると「遠くまで来ちゃったなあ」という不思議な倦怠感がある。

自分で勝手に来ておいて「どうして俺はこんなところに?」と途方に暮れる感覚。
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駅の外観をパシャリ……っておいメチャクチャピンボケしてんじゃねえか!
今どきスマホカメラでこんな撮影ヘタなことある? 別に焦る必要もない状況なのに。

とりあえず駅前の自販機で350mlのスポーツドリンクを飲んで水分を補給し、
トイレで小用をして歩き始めます。どこに行くか特に考えてないが、まあ海方面を目指そう。
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いきなり地下道があったので、ここから道路を渡る。

地方の古びた地下道には味があるな……。
一見薄汚れていそうに見えるが、駅前なのでそれなりに内部は清掃されていた。
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海方面に向かって歩き始めるが、この歩道の狭さとまあまあの交通量!
さすがにちょっと歩きづらさを感じるな。

後ろから来る車を警戒しつつ、ゆっくりと歩を進める。
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なんか古めかしい建造物を見つけて思わずパシャリ。
古民家を再利用したのかと思ったが、後で調べたら「古民家風」の無料休憩所らしい。

「中学生 高校生の居場所」「よりみちコミック」「基本17時まで」という
ボードの表示が、近隣学生の憩いの場になってるっぽくて良い。
遠出して散歩したときの、こういう地域の生活が垣間見える感じ、好き。
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海方向に向かうと、当然かも知れないがどんどん「下る」移動になっていく。

住宅街の中に、坂や階段や地下道がたくさんあった。この立体感たまらねえな!
ここに住んで暮らす人たちは足腰鍛えられそうだ。
まあ老人になってくると大変なんだろうけども。
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また地下道があったので、更に海方向に向かって進んでいく。

抜けるとどういう場所に出るのか……? というワクワク感があって楽しい。
勿論、ガラッと景色が変わるようなことはないけども。
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緩やかな下り坂。そしてわずかに潮風を感じる。

古めかしい看板にいちいちグッと来る。
平日昼間なので人気はほとんどない。まさに「散歩」って感じの気軽さだ。
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「就活はじめるなら郵便局の就活日和で!」という身も蓋もないこのノリ。

個人的には「●活」という言い回しも趣のなさはあまり好ましく思わないが、
終活はあまりに身も蓋もなくて逆に好きかも知れない。
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不動産屋を噛ませず、オーナー直販だから仲介手数料無料だぜ! という看板。
個人的には、こういう仲介屋を噛ませない交渉はトラブったら大変そうだなと少し思う。

真鶴を終の棲家に……みたいな家族が買ったりするのかしら。
単身で賃貸に住み続けてる俺は「家を買う」という経験が無いのでイマイチ感覚が分からない。
aaaaa
「このシャア・アズナブルが住もうというのだ、アムロ!」

「エゴだよ、それは!」
「真鶴が持たんときが来ているのだ!」
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そんなこんなで少し歩いたら、道の先に海が見えてきた。
駅から20分程度で海か。港町って感じだ。

ただ一瞬「あれ、もう真鶴から海方向の散策終わりでは……?」とちょっと不安になる。
一時間以上かけて来たんだから、もうちょっと色々見たい。
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真鶴港に到着。
こりゃあいかにもって港だ。釣り人の姿が沢山見える。

一瞬「平日昼間に釣りかよ」とか思ったが、冷静に考えると平日昼間に釣りでもないのに
港町をフラフラ歩いている俺のほうがよっぽど謎の存在だ。
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歩道がどんどん狭くなっていき「歩きづらくなるかもなあ」と思ったまさにそのタイミングで
海岸の遊歩道が登場。トイレの位置も記載されておりこれは有難い。

海だの山だの歩いて見つけると「なんだかんだ、トイレって至るところにあるな……」という
謎の感慨に包まれてしまう。
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おお、海だ……。

しばらく眺めて俗世間を忘れて癒されたい……と思ったが、防波堤だとこう
「雄大な自然」感がないな。などと勝手なことを思う。

もっとこう「海岸」って感じの場所に行きたい。
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ぽつぽつと、釣り人や家族連れがいるが人はそこまで多くない。

天気は変わらずの曇天だが、じわあっと蒸し暑い。
足元をカサカサッと動くフナムシが見える。
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遊歩道を抜けて、現在位置を確認する。
なるほど、駅から35分歩いてここか……。

このままどんどん真鶴岬のほうに向かって歩きたいところだが、体力的に大丈夫かな?
上り坂も多いだろうし、歩道は歩きづらいだろうし。
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しばし逡巡したが、ここで引き返してもつまらんので進むことにしました。
幸い、車の量はそう多くない。

あとはこの蒸し暑いなか、上り坂で体力が持つかの勝負。
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自然保護区らしく、人の手があんま加わってない感じの木々が味わい深い。

体力的にはもっとキツいかと思いましたが、そこまでの急勾配がないのと
まだ30分歩いただけで体力に余裕があるので意外と大丈夫でした。

こないだの伊豆のほうが遥かに辛かった。まあアレは単純に気温がバカだったせいか。
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地図で再び現在地確認。

若干疲れが出てきたのと「意外とまだまだあるな……」という気持ちが生まれ、
ここでもちょっと迷いが生じたが、最終的には持ち前のアパッチ魂で
「まあもういいか、行ったれ!」という結論に至った。
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14時50分ころ、真鶴半島自然公園に到着。
車がそこそこ停車している。

毎回こういうとき「俺が徒歩でこんな苦労して来たのに、先回りした車がたくさんある」
という全く正当性のない理不尽な感情がこみ上げる。

多分「これだけ歩いたんだから辿り着いた場所は人気が無くあってほしい」という願望が
俺の中にあるんだと思う。
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そのまま歩いていくと、見晴台についた。
おお……海だ……。

しばし呆然と眺める。
トンビだかツバメだかが颯爽と飛んでいく。

一応、いつものムダ動画も撮ってみました。
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真鶴岬と三ツ石。

近くにはなんか幕末の志士がどうこうと看板に書いてあった。
正直、真鶴岬と幕末の関連性なんて全く分かってなかったぜ。

どうやら外国対策に砲台を設置した場所らしい。
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そのまま遠巻きに海を眺める。

ここから階段を下るとカフェがあり「カフェしかないなら別にいいか」とそのまま
引き返してしまったんですが、ちゃんとその先に岬があったことに後で気付きました。

ここまで来て一番メインディッシュの真鶴岬をスルーして帰る男。
バカなのかな?
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そして何故か設置してあるブランコを撮影。
オッサン一人旅なので、さすがにこういうのに乗ったりはしない。
というか「ブランコ」って多分何十年も乗ってないな。

この位置だと「漕いでるときに絶景が見える!」ってワケでもなさそうだし、
本当になんのためのブランコなのか良く分からない。
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そして、来た道とは別ルートにて、ぐるっと迂回するように歩いて駅に戻ります。

体力的にはまあなんとかなったんですが、帰り道は、撮る気力がほとんど無かったので
写真が全然ないです! 本当にただの道だったので撮るようなものもあんま無かった。
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途中でベンチがあったので自販機で水を買ってちょっとだけ休憩。
海が見える素敵な場所だ……。
俺はタバコ吸わないですが、ここで吸ったら気持ちがいいんだろうな、多分。

とはいえ「帰りも一時間電車だし、さっさと駅に戻りたい」という気持ちが強く
3分程度休憩してすぐ移動再開しました。もう汗まみれや。
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15時50分頃、真鶴駅に到着。ざっくり二時間弱の散歩になりました。

移動にトータル二時間ちょい、散歩に二時間。
こう、自分でも「有休取ってまでやることなのか?」という疑問が心にわきおこるな……。
まあ部屋に引きこもってるよりはいいだろう、多分。

そのまま電車に乗り、汗だくなので匂わないか気にしつつ一時間揺られて
川崎にリターン致しました。なんだか行きよりは短く感じたなー。
帰宅後、歩数を確認したら14000歩くらいで、まあいい運動になったな、と思いました。

しかし、伊東リベンジ出来なかったことは若干の心残り。
どっかで必ずやってやりたいぜ。ご清聴ありがとうございました。