まつもとたかひと

漫画の感想・ゲーム日記など(原則として、ネタバレへの配慮はしていません)。

カテゴリ:感想 > 小説感想


友達に薦められて即買いし、Kindleストアで買ってiPadで読みました。
恒川光太郎氏の作品はこれが初読。

忘れないうちに感想をダーッと書いてみます。

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買ってから半年くらい本棚で寝かせてた「追想五断章」、いざ読み始めたら
手が止まらなくてスルスル読み終わっちゃいました。
感想を書きます。

割とがっつりネタバレするので、未読の方はご注意ください。

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吉田修一「犯罪小説集」を読んだ。

ガンガン映画化されている大ベストセラー作家であるが、氏の作品を読むのは初めて。
映画化作品も名作だらけらしいけど、重厚そうな印象から
ちょっと避けてた部分がある。重い映画見る体力がねえでな……。

この本も「なんで買ったのか」を上手く思い出せないくらい、
amazonで見かけてなんとなーく買った。買って良かったなー。

どの短編も読み進めるうちに、モデルになった事件が
おおよそ分かるくらい、事件の「枠組み」は現実のものに似ているが、
そこに描写が寄り掛かっているわけでは全くない。

物語というより、淡々と事実を著述するような文体で、
短編の終わりに大オチがドーン、謎解きがバーンみたいな
分かりやすいエンタメ性は薄い。

ただ、このフッと終わってしばらく考えさせられる後味は、
まさに短編の醍醐味。大人の読み物って感じで大好き。
人によってはこの後味を「モヤモヤしたまま終わってイヤ!」って
感じるかも知れねーなー。実際そういう感想をネット上でよく見かけた。

犯人の内面描写を掘り下げないところが良いなーと思う。
動機をツラツラ書かれると、どんどん安っぽくなるからなあ。

全然ダレるシーンもなく、飽きっぽい俺が最後まで
スルスルスルスル読めたので、物凄い筆力の成せる技なんだと思う。

以下、一篇ごとに感想を。ネタバレなので注意。

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フェルディナント・フォン・シーラッハの犯罪短編集、
「刑罰」読んだので感想を書いていきます。

ちなみに、同作者の短編集「犯罪」「罪悪」の感想も過去に書いてるので、
リンクも貼っておきます。

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こないだ読んだ本の感想。
正式名称は「ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789―1815」。

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米澤穂信先生の「儚い羊たちの祝宴」読んだので感想。

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フェルディナント・フォン・シーラッハの「罪悪」の感想。

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フェルディナント・フォン・シーラッハの「犯罪」の感想。

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殊能将之の「ハサミ男」の感想。
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